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11世代の編集履歴

2022-01-08 18:53:51 バージョン

11世代

にせんじゅういちせだい

日本の競走馬で2008年生まれの世代、11年クラシック世代。

概要

2008年に生まれ、2011年に3歳を迎えた世代。


97世代99世代04世代と並び、中央平地GⅠ22勝を挙げ歴代7位タイの世代。

そして何より、日本史上最強クラスの名馬が2頭同時に存在したという凄まじい世代でもある。


史上7頭目の牡馬クラシック3冠馬・史上2頭目の父内国産牡馬クラシック3冠馬のオルフェーヴル、史上初のスプリントGI3連覇を達成し、凱旋門賞以上の鬼門とも言われていた香港スプリントを日本馬として史上初めて制し翌年も連覇したスプリント王ロードカナロアという2枚看板が代表的。このためか年度代表馬が2頭いる珍しい世代となった。


ディープインパクトの初年度産駒世代でもあり、マルセリーナが桜花賞でディープ産駒初のGⅠ勝利を達成。続いてリアルインパクトが3歳で安田記念を勝っている。


一般的にクラシック3冠馬が出現する世代はレベルが低いとも言われやすいが、オルフェーヴルが出走していた3冠レースに出走した馬のうちサダムパテックトーセンラーベルシャザールなどが後にGI馬になっている。


またオルフェーヴルとロードカナロアは18世代の代表馬であるアーモンドアイラッキーライラックの父馬でもあり、種牡馬としてのポテンシャルを示す好例となっている。


海外では、ガリレオ産駒で14戦無敗・GI10勝と凄まじい成績を出した歴史的名馬フランケルがこの世代。ドイツ調教馬として2頭目の凱旋門賞制覇を果たしたデインドリームや、JRAGⅠでは現状最後の海外調教馬優勝となっているエアロヴェロシティも同期にあたる。


種牡馬成績

ロードカナロア、オルフェーヴル、リアルインパクト、グランプリボス、トーセンラーなどが種牡馬入り。

ロードカナロアは歴史的名牝アーモンドアイが代表産駒だが他はダノンスマッシュをはじめマイル以下の短距離馬が多く、ダートでもレッドルゼルが交流G1を勝っている。オルフェーヴルは芝でG1を4勝の女傑ラッキーライラックや皐月賞馬エポカドーロ、ダートでBCディスタフ勝ちのマルシュロレーヌが出た他、障害重賞馬も出た。


勝利した古馬G1

芝短距離スノードラゴン/ロードカナロア
芝マイルサダムパテック/ダノンシャーク/トーセンラー/リアルインパクト
芝中距離オルフェーヴル
芝長距離
牝馬限定ホエールキャプチャ
ダートベルシャザール
海外アドマイヤラクティ/ロードカナロア

代表的な競走馬


関連タグ

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