ブエナビスタ
ぶえなびすた
競走馬 ブエナビスタ
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ヒーロー列伝No.69
「まだ見ぬ絶景を求めて」
生まれてきた瞬間から勝利を宿命づけられた良血。
その期待に応えターフに放つ圧倒的な存在感。
歴史を彩ってきた女王たちの系譜に、
新たな物語が刻まれる。
「絶景」と名づけられた才媛よ、
強さを極め、美しさを誇れ。
戦歴
デビュー戦となる新馬戦は1番人気3着。1着のアンライバルドは後に皐月賞優勝、2着リーチザクラウンは日本ダービー2着、4着スリーロールスは菊花賞優勝。このレースは後に伝説の新馬戦と呼ばれるようになる。
ブエナビスタは次の未勝利戦で勝利、3戦目に阪神ジュベナイルフィリーズに出走し勝利、初GI級競走を勝利で飾る。母ビワハイジと母子2代で同レース制覇。JRA賞最優秀2歳牝馬受賞。
3歳時は牝馬クラシックに挑み、春は桜花賞、優駿牝馬の2冠を獲得。世界最高峰のレース、凱旋門賞に登録するが出走せず、牝馬三冠をかけて秋華賞に挑むが、桜花賞、オークスで2着のレッドディザイアにハナ差及ばず2位入線。ブロードストリートの進路を妨害したとして3着降着という結果に終わる。エリザベス女王杯では、クィーンスプマンテとテイエムプリキュアの大逃げの前に3着に敗れる。有馬記念は単勝1番人気に推されるがドリームジャーニーの2着に敗れる。同年のJRA賞最優秀3歳牝馬受賞。
4歳時は京都記念を勝利後ドバイに渡り、ドバイシーマクラシックで2着。帰国後のヴィクトリアマイルで勝利、ファン投票1位に選ばれた宝塚記念はナカヤマフェスタの2着。休養後、秋の天皇賞に挑み完勝。続くジャパンカップでも1位入線するが、進路妨害のため2着降着と再び降着の憂き目にあう。有馬記念は単勝1番人気に推されるがヴィクトワールピサの2着に敗れる。同年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬、年度代表馬受賞。
5歳時はドバイワールドカップから始動、8着。ヴィクトリアマイルは1番人気2着。宝塚記念1番人気2着。天皇賞1番人気4着。ジャパンカップ2番人気1着。有馬記念2番人気7着。同年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬受賞。
史上5頭目の4年連続GI制覇、史上3頭目の4年連続JRA賞受賞なども達成している。
兄にアドマイヤジャパンとアドマイヤオーラ、弟にトーセンレーヴ、妹にジョワドヴィーヴィルとサングレアルがいて、母ビワハイジは6兄弟重賞制覇達成している。
2012年シーズンから繁殖入り。