データ
別名: | 迷子珍獣 |
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身長: | 33センチ |
体重: | 5キロ |
声優 | 河島順子 |
ウルトラマンダイナ 第11話「幻の遊星」他に登場
アスカ・シンがメラニー遊星から連れ帰った小型の怪獣。単純に「羽が生えてるから」という理由で、この名が付けられた。スーパーGUTSのマスコット的存在となる。
名前の由来となった背中の羽根で飛行できるほか、目から自身の記憶を映像化して投影したり、敵の弱点を透視することができる。「パムー」という鳴き声を発する。
性格も極めて大人しく、人懐っこい。特にアスカとは出会った際の経緯もあり、彼から弟のようにかわいがられた。
小学2年生程度の知能があり、自分でホームページ「パムパムネット」を開設し、全国的な人気者となる。生活習慣は人間とあまり変わらず、ピーナッツが大好物。
47話で明かされたその正体は、ムーキットという名のファビラス星の生物。その星の住人であるファビラス星人から「平和を招く神」として崇められていた存在であったが、ファビラス星の惑星衝突の際にそのほとんどが死滅してしまったという。同話の事件が解決した後は、星人たちと共に宇宙を旅することとなった。
その後、OV「帰ってきたハネジロー」にて一度だけ地球へ戻っている。
ちなみに、声を担当した河島順子さんは声優ではなく『ウルトラマンダイナ』のスタッフの1人で、スクリプターを担当していた方である(2018年9月に急逝された)。
映画『超時空の大決戦』
玩具屋の人形という形で登場している。
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』
物語のラストで、8兄弟の戦いから数年後、赤い靴の少女が連れていた。マドカ・ダイゴとハヤタ・レナの娘、ヒカリの遊び友達となる。記事によるとペット用ロボットだったらしい。
TV版ウルトラマンダイナの世界(ネオ・フロンティアスペース)に登場していた個体との関連性は、不明。
『ウルトラマンクロニクルD』
第3話でマルゥルの家に勝手に上がり込んで家主である彼に追い回されていたがデバンが彼の解説(OV「帰ってきたハネジロー」での活躍紹介)をして受け入れられた。
実はモコと共に旅行中であり、一時的に泊めてほしいとのことである。マルゥルも増える滞在者に頭を抱えながら引き受けることになった。
ハネジローが登場するのは『超ウルトラ8兄弟』から数えて実に14年ぶりの再登場となる。
ウルトラ怪獣擬人化計画
円谷プロ公認(!)の企画で美少女化されたハネジロー。
デザインを担当したのは、ガタノゾーア、キリエロイド、ブルトン、レイキュバスもデザインした娘太丸氏。
小学2年生程度の知能を持つという設定からか、背中に翼のついたランドセルを背負っており、容姿もかなり幼い。目の周りの特徴的な模様は眼鏡という形で表現されている。一方、体の黄色い体毛もしっかり再現されており、原典のイメージを崩さずよくまとまったデザインになっていると言えるだろう。
漫画版
32話で登場。
パソコン等の電子機器の扱いが得意で、原典同様自作のホームページも開設している(音声が鳴るなどかなり凝った作りになっている)。
基本的に「パムパム」としか言わないが、片言ながらきちんと喋ることもできる。
また、悪戯好きなところもあり、マグマ星人の胸の弾力に病みつきになり、トランポリン替わりにして遊んだ挙句、その様子を写真に撮ってザンドリアスとバキシムに見せつけたりもしていた。
この一件でマグマ星人のことをすっかり気に入ったらしく、最終的に彼女のスマホに連絡先を登録し、その後は仲良くなった模様。
アニメ版
本編には未登場であったが、劇場版『怪獣娘(黒)』で登場。
ペギラ、ライブキング、レイキュバスと共に、GIRLS本部に潜入してきたブラック指令にじゃれついており、彼女の腕に噛みついていた。
ウルトラマン超闘士激伝新章
第1話や第2話のモブ観客として登場。その回で登場したのは…。
余談
- 第11話の脚本では「パム」と言う名称であったが、商標登録の都合と言う理由で変更された。
- TVシリーズにおけるハネジローとの別れは、初期から既に想定されていた。当初は「戦争にハネジローが利用されていた」と言う展開が考えられていたものの、「多数のハネジローを登場させることはできない」と言う理由で廃案となり、結果として第47話の展開となった。
- なお、人形劇「ウルトラP」(TV未登場分)では兄弟としてハネタロー、ハネサブローが登場。また、ハネジローのダーク版として「ハネダーク」も登場。
関連タグ
メトロン星人マルゥル、デバン:前作におけるマスコットキャラ2人で前述のウルトラマンクロニクルDではMCも兼任している。デバンもハネジロー同様ネットによる活動を行なっている(こちらはYouTuberではあるが)。マルゥルも職業柄機械には強いと言う共通点がある。