石神井公園駅
しゃくじいこうえんえき
概要
東京都練馬区石神井三丁目にある西武池袋線の駅。駅番号はSI10
その名の通り石神井公園の最寄り駅。
開業当初は石神井駅を名乗っていて1933年に改称。
関越自動車道の練馬IC及び東京外環自動車道の大泉ICに一番近いのでこれらの休憩所に入る前に当駅周辺を休憩所として使うドライバーも多い。
マンガ家・小説家が多く近辺に在住し、東映大泉スタジオにも近いためロケ地や舞台のモデルに使われている。
また、板橋区時代から石神井庁舎が設置されている。
当駅始発の電車が多く設定されており、当駅の下り線が高架化複々線化した際、練馬高野台駅折り返しの列車を当駅まで延長された。
その影響で利便性が飛躍的に向上した。
尚、上り線の急行・池袋始発の快速急行は当駅を過ぎると池袋駅まで停車しないので注意が必要となる。
快速・準急・地下鉄直通快速急行の次の停車駅は練馬駅となる。
尚、駅周辺はエミナードとして構成されており、高架下と南口の建物はEmioとして構成される。
西側の高架下にはイトーヨーカドー食品館などが、東側には無印良品等、南側の建物は飲食店とABC-MARTなどが入居している。
他にも駅北口の再開発ビルにはクイーンズ伊勢丹や八重洲ブックセンターなどがあり、駅の拠点としての構成がされている。
但し、本格的に本を買いたいなら池袋に出るか、隣の大泉学園駅にあるジュンク堂書店利用を推奨する。
人口や駅規模の割に駅周辺には映画館はなく、東映大泉スタジオ横のTジョイSEIBU大泉まで歩くか、豊島園駅沿いのユナイテッド・シネマとしまえん、もしくは池袋に出る必要がある。
駅の北口と南口には別々にロータリーがあり、バスもそれぞれのバスターミナルから発着している。
南口発着のバスは2021年3月27日までは商店街を通っていて1車線分の道路をすれ違いに苦労しながら走行していた。
石神井公園に向かう商店街西側の交差点には交通整理員がいてバスが交差点でぶつからないよう誘導していた。
以後は東側の拡張された道路を通るようになりスムーズに走行できるようになった。
駅が南口のみ~北口ロータリーが整備されるまでの時代は北側に向かうバスも南口から商店街を通り富士街道に出て北側に向かっており、往来にはさらに苦労した。
駅構造
島式2面4線の高架駅。
更に保谷方面には折り返し線が2線ある。
主に地下鉄直通電車の一部が当駅で折り返す。
1・4番ホームが急行線、2・3番ホームが緩行線となっている。
改札は中央改札口と西口改札の2つ存在する。
地上時代は2面3線と貨物線(及びその名残の留置線)があり、改札は当初南口があり、後に貨物駅跡に北口が増設された。ホームと改札の行き来は最初構内踏切で、後に跨線橋→地下通路と変化した。
更に昔は島式1面2線+貨物線だった時代もある。
地上時代終盤はホームの延長により東側踏切の際までホームが伸びていた。
南口の駅舎も当初は洋館風で地上時代に2度改築されている。
現在は高架下と駅前に西武の運営するショッピングモールエミオ石神井公園が営業している。
利用状況
- 2020年(令和2年)度の1日平均乗降人員は61,897人である。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 69,391人 |
2009年(平成21年)度 | 70,043人 |
2010年(平成22年)度 | 69,515人 |
2011年(平成23年)度 | 68,820人 |
2012年(平成24年)度 | 71,041人 |
2013年(平成25年)度 | 74,212人 |
2014年(平成26年)度 | 75,319人 |
2015年(平成27年)度 | 77,693人 |
2016年(平成28年)度 | 79,048人 |
2017年(平成29年)度 | 81,273人 |
2018年(平成30年)度 | 82,558人 |
2019年(令和元年)度 | 82,902人 |
2020年(令和2年)度 | 61,897人 |