説明
商品名は『モビルフォースガンガル』、発売元は東京マルイ。
ガンプラブーム時に多く登場した便乗商品、要はパチモンの一種で、元は『超メカモデルシリーズ』として売られていたキットをガンダム風に彩色して名前をそれっぽく変えた代物である。
この東京マルイと聞いてガンガルを思い浮かべるかエアガンを思い浮かべるかで世代や嗜好がばれる。
大型画像掲示板群のふたば☆ちゃんねるでは、影響を受けたヒギョパムなる二次創作キャラが作られた。
『仮面ライダーストロンガー』の同名キャラについてはこちら。
ラインナップ
※カッコ内は元ネタとなったガンダム側のモビルスーツ及びモビルアーマー。
- ガンガル(ガンダム)
- 強化新型ガンガル
左腕がドリルへとパワーアップ
- 量産型ズク(ザクII )
- 強化改良型ズク(シャア専用ザクII)
左腕がペンチへとパワーアップ
「新型」または「現行型」なるラインナップは存在しない。元はゴッドバード(勇者ライディーン)のパチモンであり、パッケージと中身は完全に別物である(ゴッドバードなので直立さえ不可能)。
- ジドム(ドム)
同じなのは色だけで、姿は日本一有名な怪獣…もとい恐竜型。結果的に後のジェノザウラーを先取りした形に。
こちらも色が同じなだけの犬型メカ(元々は『超犬リープ』か『フレンダー』のパチモノ)。一部のファンはふざけて「バクゥのご先祖様」とも。
- ザイック(ズゴック)
色だけ同じなサイ型。
他作品への登場
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 - 単行本106巻で「本物より有名なパチモン」として登場。
- ケロロ軍曹 - 原作では実名で登場したが、アニメ版では「ダンガル」となっている。これはガンガルはあくまで他社が版権を有しているためなのだが、アニメケロロの製作者はよりによってガンダムシリーズの権利者であるサンライズであり、原作アニメ共にガンダムシリーズの機体や登場人物等が実名で登場しながらもガンガルは権利上の都合で使用できない、即ちパクられた側がパクった側の版権に引っかかるという奇妙な構図になっている。
- げんしけん - 著作権の関係上、アニメ版のみ(原作では許諾を得て「ガンダム」が登場する)。
- 猿ロック
- アウトブレイク・カンパニー
- コミックボンボン - 最終号に掲載されたあおきけいの4コマ漫画に出演
余談
- アニメ「ナイツ&マジック」ではこのロボが元ネタと思われるプラモ『ガーンガル』が登場している。ポージングから背景はガンガルとほぼ同じだが、外見はグレードアップしている。
- ゲーム「ワイルドアームズ2」ではガンガルというNPCが登場し、ズクとゲルグという子分を従えている。