概要
石橋守騎手22年目の中央平地GⅠ初制覇・史上4頭目の天皇賞春秋(同一年)制覇でGⅠ4勝のメイショウサムソンが代表格でサムソン世代と言える。
ディープインパクトの05世代とウオッカの07世代の間世代で、抜きん出た名馬はいなかったが世代的な層の厚さや総合力では引けを取らなかった。
サンデーサイレンス産駒の最終世代。
89世代の例からも間の世代は大抵は悲惨な事になるのだが、雑草魂でそれを覆した世代。代表的な馬達も実際デビュー前は評価が低かったり安い馬が多かった。
サムソンの他はヒシアマゾンの甥で国内外問わず活躍したアドマイヤムーンや牝馬2冠カワカミプリンセス、そのカワカミプリンセスのライバルで後の女傑アーモンドアイの母であるフサイチパンドラ、中山巧者の有馬記念馬マツリダゴッホ、フジキセキ産駒ながらマル外として入り高松宮記念連覇のキンシャサノキセキ、2歳女王で後に大逃げでエ女王杯2着の波乱を引き起こしたテイエムプリキュアなどが名を連ねている。
海外馬は米国のディスクリートキャットやヘニーヒューズが日本へ輸入され産駒が活躍している。他に米国はバーナーディニが活躍した。牝馬戦線ではジンジャーパンチがGⅠ6勝を挙げる活躍。
欧州では凱旋門賞でディープインパクトを倒したレイルリンクがこの世代。
勝利したG1
2-3歳
朝日杯 | フサイチリシャール |
---|---|
阪神JF | テイエムプリキュア |
皐月賞 | メイショウサムソン |
日本ダービー | メイショウサムソン |
菊花賞 | ソングオブウインド |
桜花賞 | キストゥヘヴン |
オークス | カワカミプリンセス |
秋華賞 | カワカミプリンセス |
NHKマイル | ロジック |
古馬
短距離 |
|
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マイル | |
中距離 |
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長距離 |
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牝馬限定 |
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グランプリ |
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ダート | |
海外 |
代表的な競走馬
馬名 | 性別 | 主な勝利レース |
---|---|---|
メイショウサムソン | 牡 | 天皇賞(春)/天皇賞(秋) |
アドマイヤムーン | 牡 | 宝塚記念/ジャパンカップ |
カワカミプリンセス | 牝 | オークス/秋華賞 |
フサイチパンドラ | 牝 | エリザベス女王杯 |
テイエムプリキュア | 牝 | 阪神JF |
マツリダゴッホ | 牡 | 有馬記念 |
キンシャサノキセキ | 牡 | 高松宮記念(2連覇) |
マイネルキッツ | 牡 | 天皇賞(春) |
ソングオブウインド | 牡 | 菊花賞 |
アドマイヤジュピタ | ||
ファイングレイン | ||
フサイチリシャール | 牡 | 朝日杯FS |
アロンダイト | ||
ブルーメンブラット | 牝 | マイルCS |
コイウタ | 牝 | ヴィクトリアマイル |
サクラメガワンダー | ||
ドリームパスポート | ||
スーパーホーネット | ||
トウショウシロッコ | ||
アドマイヤキッス | 牝 | |
キストゥヘヴン | 牝 | 桜花賞 |
アサヒライジング | ||
ヤマトマリオン | 牝 | フローラステークス/東海ステークス |
海外馬
種牡馬成績
種牡馬はキンカメ・ハーツ・ディープという大物がいた前2世代ほど目立ってはいないが、アドマイヤムーンはハクサンムーンやファインニードルなどのG1級スプリンターを送り出している。ヘニーヒューズはダートで活躍。
種牡馬 | 代表産駒 |
---|---|
フサイチリシャール | |
アドマイヤムーン | |
ヘニーヒューズ | |
マツリダゴッホ | |
キンシャサノキセキ | |
バーナーディニ | |
ディスクリートキャット |