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デバイス(魔法少女リリカルなのはの編集履歴

2022-04-28 00:51:31 バージョン

デバイス(魔法少女リリカルなのは

でばいす

「魔法少女リリカルなのは」シリーズに登場するアイテム。

概要

なのはの世界における魔導師や騎士の魔法補助のために作られた杖などの総称。

簡単に言えば「魔法の杖」である。


魔法プログラムをたくさん保存するハードディスクのような役割がメイン。

デバイスが呪文を肩代わりしたり発動を高速化してくれたり補助をしてくれているおかげで、魔導師たちはいろんな魔法をすばやく展開できるのである。


携帯しやすいカード型やアクセサリー型などの形状が多い待機形態と魔法を発動する稼動形態があり、稼動形態に関しては状況に合わせて設計された2~4の形状がある。

起動すると物理的にはありえない変形を行うことが多いが、フェイトのの天井が一瞬で消えたり現れたりする機能が例に挙がるようにミッドチルダなどでは案外ポピュラーな技術と考えられる。


現代のコンピュータと同様に高性能なものはやはり高額であるようだ。


デバイスの種類

インテリジェントデバイス

高町なのはの使用するレイジングハートフェイト・テスタロッサの使用するバルディッシュなどが該当するデバイス。

AIが搭載されており、自分で考えて自分を持ち主に合わせて微調整したり魔法の発動をサポートしたり、しまいには多少の損傷は持ち主の魔力で修復したり(自動修復機能)自分の判断でバリアを発動し持ち主を守る(オートガード)など柔軟性が高いデバイス。

AIのおかげか質疑応答などおしゃべりが出来るのも特徴。後述のユニゾンデバイスほどではないが個性があるようで、堅苦しい性格だったレイジングハートやマッハキャリバーのように持ち主に影響を受けてゆくことも多い。


上記の柔軟性ゆえか質実剛健なストレージデバイスやアームドデバイスに比べて繊細(現に白兵戦仕様だったバルディッシュがアームドデバイスであるレヴァンティンに大破させられたことからもわかる)で、組み立てるにもとても高価であることで一般的ではないことが明かされている。


彼ら?にも意思がある故に扱いは難しいといわれているのが通例で、使用者の意思や技量が足りないとデバイスに振り回される情けない魔導師になってしまうという(現時点でこのデバイスを持つ人物たちに振り回されているような者はいない)。

しかし意思疎通が出来れば本来のスペック以上の能力を発揮する無限の可能性がある。


作中に登場するインテリジェントデバイス

作中ではハイブリッド・インテリジェント型デバイスと言われている。

インテリジェントデバイスではあるが、カメラ型で観測・撮影など非戦闘行為に特化している。


ストレージデバイス

物語の中では主要人物で使用者が少ないのでいかんせん影が薄いが、時空管理局では武装局員に支給されるデバイスもこれでありもっとも一般的なデバイスである。

自分で考えて自分を微調整させて成長を図るインテリジェントデバイスとは違い、AIを搭載していないため意思がなく所有者が覚えた魔法プログラムを記録・保存する記憶媒体としての道具に徹している。中にはデュランダルのように簡易AIが搭載されているなどの理由で単純な応答が可能なものもいる。

先述したようにこのデバイスには意思がなく、逆に言えば余計な機能がないので実直でその分処理が早いのが特徴。

これに記録された魔法プログラムは所有者である魔導師が選んで決定しなければならないので、優れた魔導師ならば素早く確実な魔法の発動を可能とするなど純粋に魔導師の実力が出やすいのも大きな特徴である。


インテリジェントデバイスやアームドデバイスと違い、ほとんどが待機形態と稼動形態の2種類の形態しか確認されていない。

クロノが所有しているデバイスや武装局員が携帯しているデバイスが一般的な例と考えていいだろう。


作中に登場するストレージデバイス

A'sに登場するオリジナル。ストレージ機能はその一部でしかないが一応記述。

  • 夜天の書(使用者:八神はやて)

StrikerSから登場した夜天の魔導書のデザインを基に新規に作られたもの。

はやてと共用だったようだが、データが増加してしまったことにより分割し彼女専用になった。

  • 紫天の書(使用者:闇統べる王)
  • アンカーガン(使用者:ティアナ・ランスター)

ティアナがクロスミラージュを受け取るまで陸士官学校時代より以前からずっと使っていたもの。

ティアナお手製とも言われている。

宝石にデバイスとしての必要最低限の機能が加えられたもの。


アームドデバイス

対人戦闘に特化し徒手空拳や武器による近接格闘で相手に直接魔力を叩き込むのが特徴であるベルカ式魔法で主に使用されるデバイス。

ミッド式でよく使われるデバイスとは違い上記の理由ゆえに武器の形をしているものが多く武器としての機能を重視されており、その反面ミッド式のデバイスに比べて魔法発動に関する補助能力は若干劣っている。

A'sにおける最初の戦闘でグラーフアイゼンとレヴァンティンがレイジングハートとバルディッシュを一方的に追い詰めるなど繊細なインテリジェントデバイスに比べて堅牢な描写が多いことから、武器としての機能は十分高いことがわかる。

大きな特徴は多くのアームドデバイスがベルカが生み出した魔力の弾薬を炸裂させて一時的に爆発的な魔力を得る「カートリッジシステム」を搭載しているところである。StS以降のようにミッド式にも普及したカートリッジシステムだが、ミッド式が魔力総量の底上げを目的にしているのに対しベルカ式はデバイス変形と瞬間的な攻撃力の強化を目的としている。


ヴォルケンリッターのアームドデバイスは質疑応答を可能としているがAIを搭載しているかは不明だがグラーフアイゼンやレヴァンティンの口調には個性があるのがわかる。


作中に登場するアームドデバイス

強力なサポート能力に特化しているゆえかカートリッジシステムを搭載していない。

A'sに登場し彼女が使用した「杖」のデザインや機能を基に作られた非人格型アームドデバイス。

しかし彼女の大規模魔法に耐えうる発動媒体、堅牢な砲身として作られているだけなので変型機構もストレージ機能も意思も持たない。

元々はクイント・ナカジマが両手で装備していたもの。非人格型。変型機構は存在しないと思われる。

使用者に合わせてサイズが変わり使用者が指定する色彩に変化するオートパーソナライズ機能がある。クイント、スバル、ギンガそれぞれ色が違うのはそのため。

AIが搭載されていることがわかっており、陽気でおしゃべり。

非人格型。

非人格式だが機械的な応答は出来る模様。

シリーズで初めて登場したミッドチルダ式アームドデバイスである。


ユニゾンデバイス

「融合型デバイス」、「融合騎」とも呼ばれる。

古代ベルカ発祥のデバイスで簡単に言えば意思を持つインテリジェントデバイスを極端にしたもの。

姿と意思を持っており、状況に合わせて使用者と融合(ユニゾン)して魔力の補助などを行うことで魔力や感応速度などの能力を向上することが出来る。


ここまで強力な可能性を秘めたデバイスが量産されなかったのには理由がある。

融合するには使用する人間側にも適正が必要で、さらに使用者に合わせた微調整などの手間がある。

デバイスは姿も意思もありはっきりした自己があるため融合の際にデバイス自身が使用者を乗っ取ってしまう「融合事故」の危険性が危惧され、実際に事故も起こったことから量産されることはなかった。


使用者が制御できているかどうかは使用者とユニゾンデバイスのどちらの見た目に近いかで判別が出来る。使用者が制御できていないいわゆる融合事故になった場合はユニゾンデバイスの見た目になっている。

ただし、正しく制御できている状態でも髪や瞳の色が変わる(シグナムは騎士甲冑の色も変わっている)。


ユニゾンデバイスは製作者のことを「マイスター」、使用者のことを「ロード」と呼ぶ。


作中に登場するユニゾンデバイス

本来は夜天の魔導書の機能の一部だが一応記述。

はやてが一から作ったユニゾンデバイス。

レプリカでない数少ない古代ベルカの本物の純粋な融合騎。


ブーストデバイス

StrikerSから登場したデバイス。

魔力射出と射出制御に特化しているのが特徴。

この特徴はキャロのように後衛が遠いところにいる味方を助けるための補助魔法を確実に届かせる機能。

ブースト系の魔法は召喚獣など対象に向けて使うことが多いことから召喚魔法と相性がいいので、全体的に稀少である召喚士の使用者が多いようだ。

形状は手の甲に宝玉がついた両手に装着するグローブ型。

召喚士がそもそも稀少であるためにシリーズの中でも使用者が2人しかおらず情報も少ない。


作中に登場するブーストデバイス

なのはさんのバリアジャケットのグローブのように指先が見えているタイプ。

母・メガーヌが使っていたもの。指先まで覆われているタイプ。


ヴァリアントザッパー

アミタキリエ姉妹が使う武器で、銃、剣、大剣に変形する。どの次元世界にも属さず、尚且つ未来の世界であるエルトリアの技術で作られたものなので厳密にはなのはたちが扱うデバイスとは別物。


制作方法

デバイスを作るには当然ながら専門技術が必要で、製作と管理が出来る「デバイスマイスター」という資格が存在する。


劇中ではシャリオ・フィニーノが所有しているとわかっているが、A'sでレイジングハートとバルディッシュの修理とカートリッジシステムの搭載を行った技術官であるマリエル・アテンザもこの資格を持っていると考えられる。


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