概要
公式プロフィール
6枚の硬質化した羽を持ち、体は黄金色に輝いている聖竜型デジモン。
"四大竜"の1種であり、腕には聖なるデジモンの証、ホーリーリングを付けているところから神聖系デジモンの一種と考えられ、ゴッドドラモンの右手の手甲には「破壊」を司る"紅炎のアモン"、左手の手甲には「再生」をつかさどる"蒼雷のウモン"という小型龍デジモンが封印されている。
必殺技は、聖なる気を炸裂させて全方位にいる相手を一瞬で薙ぎ倒す『ゴッドフレイム』。
X抗体
X抗体による影響がほとんど見られないということは、それまでに潜在能力を発揮していたということである。デジタルワールドの歴史と共に進化し続けてきたゴッドドラモンに、もはや大きな変化は見られないが、隠されていた格闘の能力が引き出された。頭部と胸部は新たな装甲へと変貌し、硬質な羽は格闘の時に身動きし易く、また盾の役割を果すため一対となった。その腕から放たれる拳の一撃『ゴッドフィスト』は、聖なる力を差し引いても、並みの究極体デジモンでは受けられずに吹き飛び“天空を翔ける豪腕の格闘竜”とまで呼ばれるようになった。
活躍
デジモンアドベンチャー:第50話に登場。
ホーリーエンジェモンが進化し、共に進化したホーリードラモンとともにミレニアモンに立ち向かう。
ゴッドフレイムを使ったほか、X抗体の技であるゴッドフィストでミレニアモンの口内を破壊する。
そしてウォーグレイモンのガイアフォースに自身の力を与え、ミレニアモンを撃破した。
ちなみにロップモンの記憶にあるミレニアモンとの戦いでの聖なるデジモンの究極体はセラフィモンとオファニモンであることが示唆されており、ゴッドドラモンとホーリードラモンへの進化は希望を高め奇跡を呼んだことによるかつてない進化であったという。
本作のかなり大きなウォーグレイモンが点で見え、クラウド大陸が爪と同じほどの巨体であるミレニアモンと大差ない大きさであった。
余談
(予言者イラスト)
初代カードでは、ホーリーエンジェモンの他、サイバードラモンやマスターティラノモンからの進化ルートも存在した。
1999年デビューとデジモン全体でも古参であり、セラフィモンがデビューする2001年以前から存在したパタモン系の究極体であり、アニメ初登場で20年越しのフラグを回収した。
ちなみに、今回は初代アニメでウォーグレイモンとメタルガルルモンがデビューした際の構図と類似性がある(参照)
聖竜型デジモンという設定からアルフォースブイドラモンが登場するまではゲーム作品ではホウオウモンと共にブイドラモン系デジモンの究極体ポジションを務めていた。
因みにかつては、四大竜デジモン中では長らくアニメ作品に登場していないデジモンでもあった。
なお、ゴッドフィストはX抗体の必殺技であり、ゲーム上の得意技は召喚である。アニメの胴体が大きい姿や格闘メインで戦うスタイルはどことなくX抗体の姿をも思わせる(エンジェモンの進化系としては徒手格闘が似合う)。
X抗体はデジモンの情報を引き出し高い潜在能力を発揮させるものなので特殊な個体ともいえるアニメでは潜在能力を高められたものだと思われる(大人の事情で言えばこれまでの出番が少なかったのもあって技が少なかったのかもしれない)。
似たような例ではオメガシャウトモンにオメガインフォースを託したオメガモン(漫画版XWでは使用もできた)、X進化をせずにX抗体の武器と思われるものを手に入れたメタルグレイモンやワーガルルモンがいる。
四大竜最大の魔力を持つとされる。
進化系統
幼年期I:ポヨモン→幼年期II:トコモン→成長期:パタモン→成熟期:エンジェモン → 完全体:ホーリーエンジェモン →究極体:ゴッドドラモン
関連タグ
その他
スサノオモン 破壊と再生を司り、神の名を冠するという共通点がある。又、それぞれの腕に赤いデジモン、蒼いデジモンが宿っている(スサノオモンは宿っている訳では無いが)という点も類似している。
エアロブイドラモン 旧進化元。現在はメガドラモン等から進化する事が多い。
ミタマモン 共に狐が竜に変化した様な姿をした聖なるデジモンであるが、狐が竜に変化する伝承も実際に存在する。
オレーグモン 金色の姿を持ち二体のスピリット型デジモンを両腕部から召喚する味方サイドのデジモン繋がり。