サガークベルト
さがーくべると
サガーク 「HEN SHIN」
概要
ファンガイアが造った、王を守護するヘビ型メカ生命体「サガーク」のベルト状態。
両端の「シルヴァテンタクル」から「ホールディングベルト」を展開して適格者の腰に巻き付いた形態で、ここからジャコーダーの前端を右手側にある「ジャコーダースロット」に押し込むとそれに呼応してサガークが覚醒エネルギーを送り込み、適格者を仮面ライダーサガに変身させる。
中心(背面)の青い円盤は「マンダテーブル」というサガークが活動するための生体エンジンであり、同時に変身や必殺技の際に生じる余剰な魔皇力のエネルギーを回転して分散させるスラビライザーの役割も兼ねている。
コミュニケーション器官でもあるため手で触れてサガークと意思疎通を図る事も可能。
口の「サガークジョー」にウェイクアップフエッスルをセットして吹かせるとジャコーダーの後端に全開放した魔皇力が送り込まれ、必殺技「スネーキングデスブレイク」が使用可能になる。
吹かせ易いようサガークは上を向いているので視点を下げると当然目が逢う。
使用するフエッスルが1つだけであるためか、キバットベルトやイクサベルトと異なりフエッスロットが存在せず、ウェイクアップフエッスルはどこからともなく取り出す。
サガークそのものがベルトになっているため変身を維持したままサガークが離れるのは不可能で、「シルヴァテンタクル」は資格者がファンガイアの王であるかを判別するため現在の王である登太牙以外が変身する事は出来なかったりと、「最初の鎧」と言う事もありキバット族に比べると融通が利かない。
玩具
2008年9月27日に「変身ベルト&武器 DXサガークベルト」という独特な商品名で発売。
専用武器のジャコーダーと専用のウェイクアップフエッスルが付属するが、設定に準じてフエッスロットが存在しないためフエッスルの紛失に注意。
電源をONにすると変身待機音が鳴り始め、ジャコーダーを挿し込んでから引き抜くことで変身音が鳴る。
ウェイクアップフエッスルをセットしてから、ジャコーダーを挿し込み引き抜くことで必殺技音声が鳴る。
変身&必殺技遊び以外では円盤部分を回す事で全21種のセリフと効果音が鳴る。
余談
- 「シルヴァテンタクル」は左右4本、合計8本の脚を2つに揃えたものらしく、よく見ると脚と脚の隙間めいた造詣がある。パンチ力:0.8t=800kgという設定まである(ちなみに電王 プラットフォームのパンチ力は1t)。…蛇モチーフ?
- 言い方を変えると"両腕を広げて腰に抱き着き見上げている"と言う事になる。かわいいと思いません?
- 第47話で太牙がキバットバットⅡ世に気に入られ(※)仮面ライダーダークキバに変身したため、以降TV本編でサガークベルトで変身する事は無くなった。※仮面ライダー図鑑では「強引に奪取」「真夜から強奪」という記載がある。
- 本編の実質的後日談を描いた『仮面ライダーキバ ファイナルステージ』で再びサガに変身している。
- 当代キングである太牙が本来用いるべき鎧はダークキバであり、サガを使っていたのは母親の真夜がダークキバを封印していて使えなかったが故の代用なので、あるべき位置に収まったとも言える。ただしサガークは王を守る存在であり、太牙の幼少期=ダークキバが封印される前から一緒にいたので期間はともかく(ダークキバに至るまでの過程として)"サガの鎧を使う"こと自体は想定内と思われる。