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バイオレンス・ドーパント

ばいおれんすどーぱんと

バイオレンス・ドーパントとは、仮面ライダーW第13-14話と劇場版第2作「運命のガイアメモリ」に登場したドーパントである。

「若菜姫、これが俺からのプレゼントだ!」

概要

「ミスター・クエスチョン」を名乗る人物がバイオレンスメモリを左手の甲に挿して変身したドーパント怪力であらゆる建造物を破壊し、園咲若菜ラジオ番組妨害を行った。

その名と外見に恥じず腕力で敵を圧倒する接近戦が得意。バイオレンスボールと呼ばれる球状の戦闘形態に変形出来、左腕で地面を叩く事で高速移動できる。また、無数の礫を放って攻撃することが可能。

戦闘力は非常に高く、幹部クラスのクレイドール・ドーパントをバラバラに粉砕してしまったほど(クレイドールは後に自前の再生能力で復活している)。

外見

頭部にが存在せず、が剥き出しのがある。筋肉が隆起した身体に鉄板が刺さっている。左手は鉄球状で、全身球状のバイオレンスボールに変形しても左腕がそのままの状態になっている。

客演

劇場版 仮面ライダーW FOREVER A to Z / 運命のガイアメモリ

T2ガイアメモリのひとつ、T2アイスエイジメモリで変身したT2アイスエイジ・ドーパントが登場。

T2アイスエイジ・ドーパントと主に暴れていたが、ルナジョーカーマキシマムドライブ「ジョーカーストレンジ」で倒された。

中の人はウォッチャマンであった。

仮面ライダーウィザード

魔宝石の世界の住人として登場。本来ならドーパントに死は無いが、メモリの残留思念が残ったのだろうか……?

世界からの脱出を図る少年少女に襲い掛かるも、少年の願いを聞き届けて世界を越えて駆け付けた葛葉紘汰の変身した仮面ライダー鎧武に切り裂かれ、他の怪人諸共爆発四散した。

仮面ライダージオウ

EP47より登場。ダブルライドウォッチが壊れた事でダブルの歴史が解放され、他の世界の怪人達と共にジオウ世界に出現した。

続くEP48ではウォズギンガファイナリーと対決するも、超ギンガエクスプロージョンを喰らってマスカレイド・ドーパントダスタードと共に撃破された。

memory_of_heroez

CV:三上哲

黒幕によって再生させられたドーパントの一体。

自我は有しておらず、文字通りの暴力の塊のようなヤツ。

廃棄物処理施設を訪れたオーズの前に現れたが、撃破され、廃棄されたガイアメモリに紛れていたルナメモリを回収された。

風都探偵

61話に登場。メモリ密売組織ORIGINの幹部でもある王道学習塾の主要講師4名が変身する。生体コネクタの位置は4名ともTV版と同様左手の甲にある。塾長の指示で塾に監禁していたある少女をアジトである山小屋に連れていくも、翔太郎の指示で動いたときめが乗っていたワゴン車にスパイダーショックをはりつけられ、居場所が特定されてしまい変身する。

なお4名とも''暴力''の記憶を持つ怪人に変身したことから翔太郎に「暴力教師」と揶揄されている。しかし様々な戦いを経て強化されたダブルとアクセルの敵ではなく(近くに防衛対象の少女がいたので思うように力を出せなかったのもあると思われる)、サイクロンジョーカーのジョーカーエクストリームによってまとめてメモリブレイクされ、4名とも逮捕された。

正体(ネタバレ注意)

「どいてよそこ!これは僕と彼女だけの問題!」

CV/人間態:三好博道(オキシジェン)

バイオレンスメモリのユーザーにしてミスターQの正体は若菜のマネージャー・上尾強。

フィリップの推理と若菜本人にしか分からない細かい状況も把握していたことで若菜に正体を感づかれた。

正体が発覚したことでバイオレンスボールに変身して若菜を連れ去るも仮面ライダーダブルに阻止され、激しい追跡戦を繰り広げた後、最期はルナトリガーのトリガースタッグバーストで倒され、メモリブレイク後は正気に戻ったのか若菜に謝罪しながら気絶した。

黒幕(更にネタバレ注意)

事件の真犯人は、若菜の先輩タレントである佐伯素子(演:中丸シオン)。若菜の人気が疎ましくなった佐伯はガイアメモリを自ら購入し、上尾を唆して使用させていたのである。

若菜はクレイドールに変身して佐伯を追い詰めるも、かつて幼い来人に言われた言葉を思い出し、止めを刺さずに立ち去る。

命拾いした佐伯は早速若菜の正体を世間に晒そうとするが、最期は園咲霧彦ことナスカ・ドーパントによって口封じのために始末された。

余談

後編でその正体が解き明かされたドーパントの中では珍しく正体発覚前の声が加工されていない。その分、口調やキャラクターの違いによって簡単には分からないようになっている。

人間態を演じた三好博道氏は、お笑いコンビ「オキシジェン」でボケを担当している芸人である。

「暴力」をモチーフとしたドーパントであるが、三好氏は高校時代に柔道部に所属しており、さらに当時のオキシジェンの芸風は三好氏によるプロレス技などの派手な格闘技を用いたコントがメインだったため、ある意味では演者とドーパントの特性が一致したキャスティングといえる。

しかしWに出演した翌年、コント中の大怪我がきっかけでこれらの芸風を封印することとなったため、現在オキシジェンとしてのネタはシンプルな漫才がメインとなっている。

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