ギファードレックス!
ギファードレックス!
概要
仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスがアルティメットリバイとアルティメットバイスに変身するための強化用バイスタンプ。
御子柴朱美/ギフデモスからもたらされた「ギフを倒すには、ギフの力が必要」という情報をもとに、これまでのリバイス形態で採用されてきたティラノサウルスに加えて、ギフの細胞をインジェクションすることでその遺伝子情報を内包するスタンプとして、ジョージ・狩崎の手で開発された。
朱美の死に伴い、五十嵐元太が自らに移植されたギフの細胞を提供することを申告。狩崎真澄・ジョージ父子による大手術である程度の量の細胞を確保するも、元太が危険な状態となったことで駆けつけた五十嵐一輝が元太を犠牲にしてまで最強のバイスタンプを得たくないと、バイスタンプが入っていた容器を破壊して手術を中断する。その後力の源ヘ回帰しようとしたのか突如細胞の宿主であるギフの元へ飛来しようとするも、リバイスがかろうじて追い付き、どうにか2つに分割させたことで未完成のままではあるが正常に起動させることができた。
外見
ティラノサウルスの上顎を模したサイドN、下顎を模したサイドSの2つを組み合わせることで、ティラノの頭部を模った形状となっている。
なおサイドSにもよく見るとうっすら目の造形が見られ、見方によっては上顎同士でくっついているようにも見える。
変身する際は両サイドに分割され、2基のリバイスドライバーにそれぞれをセット(サイドNが一輝、サイドSがバイス用)することで変身を遂げる。
なおサイドNの鼻にあたる部分に付加されたカバーを展開することで連結器「レックスノーズカプラー」が出現、これをサイドSの先端と直列に再連結することでリミックスロッドという形態となり、アルティメットリバイ、バイスをファイナルリミックス形態とし超必殺技を発動する。
余談
- 二つのバイスタンプが合体する、バイスタンプ全体がティラノサウルスの頭部の形になっている等、狩崎がこれまで制作してきた強化用バイスタンプの要素が詰め込まれた様な特徴を持つ。
- 「ギファード(Giffard)」という名称は、悪魔の始祖である「ギフ(Giff)」に「~の人」という意味の接尾語である「-ard」を付けた造語と思われる。
- 意味は直訳で「ギフの人」、そこから転じて「ギフの末裔」となるので、まさしくギフの細胞を持つライダーの究極の進化形に相応しいと言えよう。
- 語尾に「-ard」と付く単語は「bastard(嫌な奴)」、「drunkard(酔っ払い)」、「dullard(馬鹿)」と言う具合にお世辞にも良い言葉とは言えない物ばかりで、忌まわしい「ギフの末裔」を意味する「Giffard」とも親和性は十分高いが、そんな単語を最強形態の名に頂くのはまさしく「悪魔を以て悪魔を制する」と言うリバイスのコンセプトの極みと呼ぶに相応しい。
- 意味は直訳で「ギフの人」、そこから転じて「ギフの末裔」となるので、まさしくギフの細胞を持つライダーの究極の進化形に相応しいと言えよう。
- 正常に作動しているものの、まだ未完成であるため、リジェクション反応を突破しギフの細胞のデータを完全に内包することが出来る余地もあり、まだまだ進化する可能性を秘めていると言える。
- 2人が荒ぶるバイスタンプを両端から引っ張って力づくで分離させる形で起動した為、2年前の似たような前例を連想した視聴者も多かった模様。
関連タグ
リバイス(仮面ライダー) 仮面ライダーリバイ 仮面ライダーバイス
NSマグフォン、ジオウライドウォッチⅡ:同じく分割して使用する強化アイテム。前者は磁力を用いた形態に変身するという共通点がある。
T2ガイアメモリ:対象に強く引き寄せられて飛んでいく繋がり。だがギファードレックスバイスタンプの場合は回帰に近い。
オムニフォースワンダーライドブック:前作に登場した、同じく未完成ながら強大な力を発揮するアイテム。こちらは未完成になった理由に主人公が絡み、後にアップデート版が登場した。
ゴリライズ:上記の通り一部視聴者は2人が荒ぶるバイスタンプを両端から引っ張って分割しようとする様を見て連想した模様(ただしあちらは脳筋による力技だが、こちらは結果的にそんな描写になっただけである)。
荒れるぜ!止めてみな!!:荒ぶるバイスタンプを2人で分割して止める様はまさにこれ。奇しくもネタも恐竜繫がり。
刃王剣十聖刃←ギファードレックスバイスタンプ