曖昧さ回避
- 舞踊家、踊り手、ダンサーの別称。
- RPGなどのTVゲームで、キャラの職業(ジョブ)の一つ。『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』が代表的。
- 既存のキャラに、踊り子風の衣装を着けさせたイラストに付けられるタグ。
- JR東日本が東京駅~伊豆急下田駅・修善寺駅間で運行する特急列車の愛称。川端康成の小説「伊豆の踊子」に由来する→踊り子(列車)
- 村下孝蔵のアルバム初恋の3曲目に収録されている曲。
1の解説
(例):ベリーダンサー
ダンサーとしての「踊り子」は、主に舞踊のパフォーマンスを生業とする人、特に女性のことを指す。東西問わず酒の席等での催し物に重宝され、肌の露出が多い扇情的な衣装を身にまとうことが多い。
2の解説
ファンタジー作品では、職業(ジョブ)の一種として扱われることが多い。役割としては、仲間を踊りで鼓舞して能力を上げたり、敵を妖艶な踊りで惑わしたり、特別な舞を舞って神霊の類を召喚したりと、サポーター向けの職業となることが多い。
主なゲームの「踊り子」
『ドラゴンクエストⅣ』のマーニャを嚆矢とするが、マーニャ自身は攻撃型の魔法使いであり、この時点では踊りそのものを活かした能力は皆無であった。
やがて『ドラゴンクエストⅥ』で転職システムが復活すると、「さそうおどり」や「ふしぎなおどり」などのダンス系の「とくぎ」を習得可能になり、さらに上級職「スーパースター」になるとベホマラーと同等の回復力を持つ全体回復技「ハッスルダンス」まで獲得したことで、一気に地位を向上させた。また【すばやさ】のステータスが上がりやすく、先手を打って行動できるという強みもある。
以後も、強力な上級職になるため通過する必要がある場合が多く、転職システムがない場合でも女性キャラクターが踊り子を想起させる「とくぎ」を習得するのが通例となっている。
「ファイナルファンタジー」(FF)シリーズより。
味方を鼓舞する華麗な舞いだけでなく体術・武術の使い手であるとされる事が多い。
登場作品は『FF5』、『FF11』、『FF14』および外伝作品等。
FF5では装備できるものは極めて限られていてHPは低いが、凄まじい倍率の攻撃アビリティが
あるために工夫次第では凄まじい火力を叩き出すというジョブ。
FF11及びFF14では武術の側面も持つ伝統舞踊「クリークタンツ」の習得者。味方にBuffを与えたり、
ある程度回復・補助等の支援もできる中衛アタッカーという立ち位置。
FF11における踊り子のNPCとしてはリリゼットが有名…だが、もう1人
「ファイアーエムブレム」(FE)シリーズより。
主に仲間を再移動させることができるサポート特化型のクラス。
踊り子は女性用クラスで男性には同じ役割のバード・吟遊詩人としてで登場する。
風花雪月では白鷺杯の優勝景品でクラスチェンジできるのだが…代表生徒の魅力さえあれば優勝できるためファイアーエムブレム初の男性の踊り子が誕生する。
「IdentityV」よりマルガレータ・ツェレ。