データ
他の言語では
英語 | Mr. Rime |
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進化
マネネ→ガラルバリヤード(ものまね習得)→バリコオル(Lv42)
概要
ガラルバリヤードがガラルの寒冷地の環境に適応した結果、通常種にはない進化を獲得したもの。
第4世代以降、対の存在と呼ばれたウソッキーを差し置き、リージョンフォーム限定ながら、まさかの進化を獲得した。
ピエロやパントマイマーがモチーフの通常のバリヤードに対し、こちらはコメディアンがモチーフとなっている様子。
口髭を蓄え、頭部にシルクハットを思わせる部位を持つその特徴的な風貌から、おそらくはイギリス出身の喜劇王チャップリンがモデルになっているものと思われる。
英語名のMr.Rimeも、「霜」を意味する英単語(Rime)の他に、チャップリンの代表作の1つである『ライムライト(Lime Light)』が由来になっている可能性がある。
氷でできたステッキを常に持ち歩いており、それを振りながら軽やかなステップやタップダンスを披露する。そのユーモラスな動きから皆の人気者だという(モデルとなったチャップリンもダンスが上手かったことで有名なので、それに因んでいると思われる)。
進化前のマネネはバリコオルの華麗なステップを真似して己の腕を磨くようだ。
お腹の顔のような模様からサイコパワーを放出する。この模様には表情があり、バリコオルの動きに合わせて豊かに変化する。逆に頭部は瞬きする以外ほぼ一切表情が変化しないため、専らお腹の顔から表情を読み取ることになる。目として機能しているかは怪しいが一応瞬きもする。ちなみに白い口っぽく見える部分も感情に合わせて動く。
バリヤード同様英語名にMr.が含まれており、かつ進化前に比べて男性的な見た目になっているが、当然ながらメスも存在している。ポケモン世界にはよくあることである。
ゲームにおける性能
尖りきった原種バリヤードと比較すると、壊滅的だったHPとこうげきが大きく上昇しバランスのとれた配分になった。
しかしガラルバリヤードの時は「100」という剣盾でも高めな数値であったすばやさが、進化すると激戦区からは一歩引いた「70」にまで低下してしまうのが大きな難点。
相手に先制される機会が増えるのに対し、耐性が乏しい上に弱点が6つもある自身のタイプが足を引っ張ってしまう。強化されたとはいえ依然として並程度しかない物理耐久も心許なく、受けには向かないと言える。
一方でそれなりに上昇した耐久とやたら多い弱点はじゃくてんほけんと相性が良く、ダイマックスで強引に耐えさえすれば反撃の氷技は追加効果で天候が霰になるのでがんじょうやタスキにも強い。はがねタイプに対して攻守ともに辛いのは相変わらずだが。
速度に関してはこだわりスカーフを巻いても最速ドラパルトを抜けないので、アタッカーとして運用する場合も使いどころは慎重に選びたい。
やたらと上昇したこうげきは、残念ながらメリット以上にデメリットが大きい。エスパータイプであるが故に「ふいうち」や「イカサマ」に弱くなってしまうのは大きな問題である。
個性として、場に出たとき敵味方全体のリフレクター・ひかりのかべ・オーロラベールの効果を打ち消す新特性「バリアフリー」を持つ。
本人もリフレクターやひかりのかべを覚えるが、発動するのは場に出た時のみであるため、そのあとに壁を張っても特性で解除されることは無い。これを利用して残りターン数を気にせず壁を張り直せる利点はあるが、何度も壁を貼り治せる程ターンを持て余す暇なゲームでもないので基本的には相手の壁を除去する事。
本来の言葉の意味からすればバリアフリーなのに地上(まきびしやステルスロック等)は平坦に出来ないとはこれいかに。
第4世代か第5世代から送ったマネネをバリコオルまで進化させる事によりマーク無しのバリコオルになる。これは剣盾の追加ポケモンでバリコオルだけである。(リージョンフォームを含めればガラルマタドガスも当てはまる)