「失礼ね!あたしは充分魅力的たい!」
演:いとうあいこ
概要
アバレンジャーの紅一点でアバレイエローに変身する女性。
男勝りな性格で、普段は標準語だが博多弁になることがある。
趣味はメカいじりで、かつてはアイドルだったが趣味に専念するため引退した過去を持つ。劇中では恐竜やの秘密基地や爆弾などの装備を設計したり、別次元のテクノロジーで作られたダイノブレスを改造するなど、たかがアマチュアと侮れない腕前を見せている。乗り物から撮影機器、果ては恐竜家具に至るまで守備範囲は広い。更に、3人の中でも銃器の扱いに優れているらしく、デカレンジャーVSアバレンジャーではデカブルーから武器を借り受けた他、ジャスミン&ウメコと共に浴衣姿に、第35話では女性警官などに変装するなど高い変装能力もといコスプレ力を誇る。
東京へはカスタマイズされたマウンテンバイクに乗ってやって来た。そのライディングテクニックたるや、人混みをすり抜け、階段でもバランス感覚を保ち続けた挙句、スクーターで突進して来たひったくりを逆に横転させた程で、ライドラプターに騎乗した際でも遺憾無く発揮されている。ちなみに嫌いな食べ物は納豆とピーマン。
第4話では趣味で身に着けていた防弾チョッキのお陰でトリノイド・ハッカラスナイパーの狙撃から命拾いするという死ぬ死ぬ詐欺をやってのけた。(しかしここで真に驚くべきことはアバレンオーの肩から落下したにも関わらず無傷だったということだろう。お前は人間じゃねえ!!)
チーム内に2人も敬語キャラがいる中で、らんるも仲間に対して「さん」付けし、割と丁重に接している。心優しい性格だが、それ故に初期の幸人の不遜な態度を快く思っておらず、突っかかることが多々あった。
アスカに想いを寄せ、誰よりも彼とマホロの幸せを願い続けており、最終決戦で彼女が放った言葉が一時は死を受け入れようとした二人を現世に踏みとどまらせるきっかけとなった。
エヴォリアンとの戦いが終わった後はレーサーになった。
らんるの発明品
名称 | 登場話 | 備考 |
---|---|---|
タテガミランチャー誘導装置 | 第3話 | 強力な誘導電波を放ち、バクダンデライオンのタテガミランチャーを誘導する。 |
発光するトランク | 第11話 | フラッシュを発する事でテンサイキックの洗脳を解く |
サーチビーム | 第22話 | ダイノブレスを改造。ボタンからエヴォリアンを探知するビームを放つ |
らんらんチェンジシステム | 第27話 | 人格交換システム…と言う名のただのホースで効果はない。 |
特製電撃ビリビリセット | 第25話 | アバレンオーの体内電気「ダイノトロン」を増幅して発射する為の装置。敵に特製電撃ビリビリアンテナを付ける事でホログラムを見せる「バーチャル映像モード」を搭載 |
ペイントビーム | 第28話 | アバレイザーに搭載。着弾すると透明化した敵を着色するビームを放つ |
超小型爆弾 | 第35話 | 物体にセットして一定の時間が経つと爆発する爆弾 |
この他にも彼女の持つダイノブレスには特殊な機能がいくつも備わっており、光のロープの射出機能(第35話)やダイノレイザーの発射機構(VSハリケンジャー)を披露している。
余談
名前の由来はジュラ紀から。
スーパー戦隊にはイエローはカレー好き(実際は2作品のみだが)というものがあるがらんる等がカレーをよく食べるのは基地がカレー屋だからである。
城ヶ崎千里/メガイエロー以来6作ぶりのイエローヒロインであり、戦隊イエローが紅一点になるのは何気にこれが初(その次はゲキレンジャー、中盤までのゴーオンジャー、ゴーバスターズ、ルパンレンジャー、ドンブラザーズと続く)。
ちなみにアイドル時代にダンスを指導していたという設定の「タケウチ先生」はガオレンジャーからハリケンジャーでイエローを演じ続けた竹内康博先生が演じている。もしかしたら先輩イエローから後輩イエローへのバトンタッチも兼ねていたのかもしれない。
のちにいとうあいこ氏は「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」でジングウジ・アヤ役を演じる。
第38話から暗いグレーのレッグウォーマーを付けるようになっている。(一見、ハイソックスのように見えるが同話の冒頭で白いつま先が見える。)
関連イラスト
関連タグ
プテラレンジャー キョウリュウゴールド:モチーフが同じ戦隊ヒロイン&ヒーロー。プテラレンジャーは初代恐竜戦隊ヒロインのためらんるは2代目。
キレンジャー:同じく九州弁を話す戦隊イエロー、ただしこちらは普段から使用する
イエローレーサー:メカいじりが得意なイエローヒロイン繋がり。アマチュアのらんると違ってこちらはプロである。