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ペルソナ罪と罰の編集履歴

2022-08-26 08:08:30 バージョン

ペルソナ罪と罰

ぺるそなつみとばつ

「ペルソナ -罪と罰-」とは、月刊少年ジャンプで連載されたペルソナ2のスピンオフ漫画である。全18話。作者は松枝尚嗣。

語り出されるこれは、仮面の物語の一つ。

長い時を経て、沈思の底で罅割れた、

「罪」の仮面の物語。

概要

ペルソナ2の番外編にあたる作品。

設定や舞台は珠閒瑠市だが、キャラクターは一新されている。

時系列はペルソナ2罰のちょっと前ぐらい。

タイトルの英語表記は「PERSONA -Una Substantia-」。

こちらの副題は「一つの実体」を意味する。

✳︎この場合の「実体」とは哲学用語であり、意味としては「本質」などに近い。


あらすじ

七姉妹学園に通う少年木場一実は、失踪した幼馴染清水里人を探すため、幽霊が出ると噂の廃工場を訪れる。


工場内にて里人と再開する一実であったが、様子のおかしい里人から悪魔をけしかけられ、絶体絶命のピンチに陥る。

しかし...。


さあ------ 己を信じて取れ! 我が手を


突然脳内に響く声。無我夢中で助けを乞う一実。

その瞬間、何者かが一実の窮地を救う。

それはペルソナ“ヤマ”。他ならぬ一実自身の内から湧き出た力であった。


このことをきっかけに、一実は珠閒瑠、ひいては世界の命運を左右する戦いへと巻き込まれていくこととなる...。


登場人物

廃工場組

ネンフィア・ジャポンの野望に立ち向かうペルソナ使いたち。

廃工場を隠れ家にして活動している。

「廃工場組」というのはあくまでも他称であり、正式なグループ名はない。

主人公。七姉妹学園の2年生。

人当たりの良い少年で、クラス内では人気者。

里人の真意を知るため、計都たちと共に戦う道を選ぶ。

ペルソナは「ヤマ」。


「廃工場の幽霊」の正体の一人。

廃工場組のまとめ役である、元SAT隊員の男。

ペルソナは「インドラ」。


「廃工場の幽霊」の正体の一人。

無愛想で、少々短気な女性。

ペルソナは「ビシャモンテン」。


「廃工場の幽霊」の正体の一人。

いたずら好きな少女。

ペルソナは「ヴァルナ」。


鈴音と仲良しな霜の妖精


ネンフィア・ジャポン

フランス発の化粧品メーカーの日本法人。

ネンフィア・ジャポンの若き社長。

刈り手と呼ばれるペルソナ使いたちを指揮し、ペルソナを蒐集させている。

自身もペルソナ使いであり、複数のペルソナを同時召喚できるほどの高い能力をもつ。

何故か一実を「運命の彼」と呼ぶ。


一実の幼馴染。モデル業をしている少年。

実は刈り手の一人。

耶雲の野望に協力し、その過程で一実を葬り去ろうとしている。

ペルソナは「アークエンジェル」。


刈り手の一人。

芝居がかった口調の男。

何やら裏でコソコソやっている、あまり信用できない人物。

ペルソナは「ディアブル・ド・ラプラス」。


刈り手の一人。

サングラスをかけた厳つい男。

ペルソナは「メルキセデク」。


  • ???

刈り手の一人。

計都が退官するきっかけを作った張本人。

ペルソナは「バルバトス」。


刈り手の一人。

外見のわりに、幼い口調で話す少女。

ペルソナは「ヴァルキリー」。


刈り手の一人。

目出し帽型のフードで顔を隠した若者。

ペルソナは「イシス」。


耶雲の親友にして、刈り手の一人。

複数のグリム・リーパーと融合した魔人。

最強の刈り手と目される。

ペルソナは「ハスター」。


刈り手たちに使役される悪魔。

その多くは、ペルソナ使い捜索のため、珠閒瑠市中に放たれている。

タロットカードに封印した状態で運用される。

何故か断末魔が二字熟語。


その他

  • 伊藤

一実の同級生で、ペルソナ使いではない普通の少女。

一実に気があるようだ。


悪魔が起こした怪事件への対応に追われる刑事

ペルソナ2からのゲスト出演。


計都のSAT時代の同僚。

現在は珠閒瑠カトリック教会の神父を務める。


  • 土屋真那

一実と里人が昔出会った少女。

マザーグースを好んで口ずさむ。

関連用語

人の内なる力が、神や悪魔の形をとったもの。

ペルソナ能力の素質がある者は、悪魔を視認することができる。


  • 無慈悲な刈り手(グリム・リーパー)

刈り手たちの共通装備。

とあるペルソナを、大鎌としてアイテム化したもの。

ペルソナ使いからペルソナを刈り取り、廃人化させる。

ペルソナに持たせることで、魔法攻撃力を高めることができる。

その効果たるや、合体魔法を単独で使用できるようになるほど。


  • 赤の書/黒の書

賢者フィレモンの全知識・全能力を記録した書物。

人の可能性を信じたフィレモンによって、現世に解き放たれた。

赤の書は画像、黒の書は文字という形で記されている。


  • “黒(シュバルツ)”システム

耶雲らの手によって開発された、黒の書を解放・制御するためのシステム。

グリム・リーパーで刈り取られたペルソナはこれに転送される。


  • 4つの鍵

フィレモンが造った“書”の鍵。

それぞれが四大元素に対応し、魔剣へと変化する機能を持つ。


余談

ペルソナ3をベースにした続編の構想があったことが、新装版2巻のあとがきにて明かされた。


関連タグ

月刊少年ジャンプ

ペルソナ2

ペルソナ 〜トリニティソウル〜:複数の共通点を持つ、ペルソナシリーズの非ナンバリング作品。








































語り終えられるこれは、仮面の物語の一つ。

寒い夜の果て、決意の下で選ばれた、

「罰」の仮面の物語。

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