概要
スコットランドの中部のパースシャーの数多くの伝承に登場する水魔の一種。
その名は“毛深いもの”、“もじゃもじゃなもの”という意味を持ち、その名の通りボサボサの毛で覆われた人とも動物とも言えない姿の得体のしれない怪物ないし悪霊とされ、地域によっては悪魔と同等の存在とされる所もあるとされる。
川や湖畔、時には海などに出没して人間を襲って水中へ引きずり込む恐ろしい存在で、特に子供が良く狙われたとされている。
創作での扱い
水木しげる作品
毛むくじゃらの身体に強面の恐ろしい姿の妖怪画が描かれた。
女神転生
※メイン画像
上記の水木画の影響を受けつつ、デザイン担当の金子一馬氏によるオリジナリティとして逆さになった仮面のような顔をしており、『真・女神転生Ⅳ』では不忍池を占拠した中ボスとして登場した。
なお初期案の仮面はハロウィンのカボチャのようなデザインだった。
関連項目
河童→類似性が指摘されている