「貴様らぁ、折角上手く行っていたものを……！！」
概要
イリエス魔人族の1人で青肌に8本の腕を持ち、目と鼻の周辺を赤い仮面で隠しており、全体的に見ると阿修羅のような姿。人間に化ける事も出来、目元を隠す赤い仮面は健在。
犠牲者に魔獣ダイタニクス封印の分散と肩代わりをさせて魔獣の復活を目論む。
劇中での活躍
前回の鋼星獣の件でゼイハブはイリエス側にも責任があるとして「今日からダイタニクス復活が一日遅れる度に褒美の金貨を一枚減らす」という罰がイリエスに課されてしまう。
事態を重く見たイリエスはダイタニクス復活のため、ガーラガーラを差し向ける。人間に化けたガーラガーラは「先着333名まで無料」と称して「占いの館」を開き、やって来た人間から収集した手形を街外れの石切り場でダイタニクス封印を手形の持ち主に移し替える儀式を実行。
これはダイタニクスの封印が手形に反映される度にその持ち主の身体が手首から石化するというもので、偶然占いに来たハヤテと勇太も徐々に石化していく。
自身に生じた異変を受け、ハヤテは「館に何かある」と勘付き向かうものの、店内は既にもぬけの殻になっていた。だが、モークによって風の流れから居場所を突き止められたため、ハヤテ以外の4人は逸早く儀式の場へと向かう。
ハヤテも当然現場に向かおうとするが、そこへ彼に執着するシェリンダが現れ「その体では満足に戦えまい。だが手加減はしない。それが宇宙海賊の流儀だ！」と襲い掛かって来た。
一方ガーラガーラは駆けつけたグリーン以外のギンガマンとの交戦になり、伸ばした腕などで攻撃するが、ピンクと黒騎士ヒュウガの攻撃を受けた際に杖を手放し、そのまま破壊されてしまう。
杖の破壊と共に石化が解除されてしまったためにガーラガーラは激怒、怒りに任せてグリーンを除く全員に襲い掛かり、伸ばした腕で黒騎士の首をつかんだ状態で電撃を流し、転生を解除されたヒュウガに剣で止めを刺そうとするが、シェリンダを退けたグリーンの参戦によって形勢は逆転。5人揃った獣装光ギンガマンの銀河の戦光を受けて敗北する。
その直後、「イリエス魔人族はしぶといのだ！」とバルバエキスを飲んで巨大化。
超装光ギンガイオーに剣で斬り掛かり、伸ばした腕でつかんだ状態で地面に何度も叩き付けるが、ギガライノスとギガフェニックスの参戦で形勢は逆転。ブーメランの投擲とギガンティスバスターの射撃に怯んだところに銀河大獣王斬りを受けて爆散した。
余談
声優の塩屋氏はスーパー戦隊シリーズ出演はこれが初だが、
兄の塩屋浩三氏は何度か怪人の声を担当している。
人間態を演じた千田氏は、ゲルトゲルトの操る人形の声も担当した。
邪帝イリエスの右肩上部は宝玉を咥えたガーラガーラの頭部と両手になっている。
