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しおづけ(ポケモン)の編集履歴

2023/01/29 23:23:07 版

編集者:White.inc

編集内容:エンペルトに対する効果について、現時点では不確定であることを明記。

データ

初出第9世代
タイプ いわ
威力40
命中100
PP15
分類物理
直接攻撃
範囲単体
効果相手を「しおづけ状態」にして、毎ターンダメージを与える。「しおづけ状態」のダメージは相手がはがねタイプみずタイプだと大きくなる

概要

ポケモンSV』で初登場した、ジオヅムやその進化形であるキョジオーンの専用技。

身体から大量のを噴き出して相手に浴びせ、塩漬けにして苦しめる。彼ら特有の力により、浴びせた塩は即岩塩のクリスタルに結合し、相手の身体に纏わりつく。

これ自体の威力は弱いが、相手を「しおづけ状態」にする唯一無二の追加効果がある。

「しおづけ」にされたポケモンは、ターン毎にHPが最大値の1/8ずつ削られていく。たとえジオヅムらが倒れても、交代しない限りは永続的に効果が続くと、これだけでもかなり優秀。

加えて何とみずタイプはがねタイプはスリップダメージが倍増する特徴があり、急いで交代しなければ恐ろしい勢いでHPが減っていく。

前者は浸透圧の関係でナメクジの如く水分を奪われ、後者は塩分でを促されてしまうのだろう。

ストーリーでもヌシポケモンであるミミズズテツノワダチヘイラッシャなどには特に効果的。上から倒されるという心配も特性のがんじょうで防ぐことでレベル差を覆す事も可能。

なお、このスリップダメージ付与は追加効果扱いであるため、持ち物の「おんみつマント」や特性の「りんぷん」には無効化されてしまう点に注意。もっとも、「りんぷん」持ちは虫タイプばかりなため普通に岩技として倒せるのだが。

また、みがわりを貼られる前でしおづけ状態にすればみがわりを置かれてもダメージを継続的に与えられるが、しおづけ状態にする前ではみがわりに注意したい。素の威力が低めなため、場合によってはこちらが起点にされかねない。

なお理論上は特性「マジックガード」でも無効化可能と思われるが、同作にはそちらが所有ポケモンごと撤廃されている為、キョジオーンにとってはこの上ない追い風と言える。

余談

現時点でポケモンSVにはエンペルトが参戦していないため、みず・はがね複合のポケモンがこの技を受けた際のダメージ量を知ることはできない。

仮に通常のタイプ相性と同じように効果が重複した場合、脅威の1/2ダメージになる。

技自体のダメージにより2n+1調整も意味がないため、次のターンに手を打たなければ萎びて錆びた塩漬けのペンギンと化してしまうだろう。

塩は塩でも「しおみず」という以前からある技の方には、みずタイプ・はがねタイプを苦しめる効果はない。ポケモン界の塩がみずタイプ・はがねタイプに効くわけではなく、みずタイプ・はがねタイプに効く特殊な塩でも使っているのだろうか。

コジオ一族は単いわタイプでみず・はがねには弱いため、同タイプのウソッキー同様に生存戦略の一環としてみず・はがねに効く技を習得した可能性はある。

植物も塩害に弱い種が多いが、意外にもくさタイプに対するスリップダメージは普通。マングローブ等の塩生植物もいるからだろうか。

とは言ってもルンパッパナットレイ

『対戦でのしぶとさに定評のある相手』にはこぞって効果がありキョジオーンが『対耐久型』という独特の地位を確立出来たのも裏付ける。

後、ナメクジっぽいポケモンに使ってもスリップダメージは普通。例えばヌメラ一族とか『SV』に居ないがアギルダーとか。

ただヒスイヌメルゴンははがねタイプを併せ持つカタツムリ、トリトドンはウミウシだがみずタイプなのでダメージ倍増。先程挙げたアギルダーに加えマグカルゴはスリップダメージはともかく技そのものが抜群で入る。

『弱点になりえるナメクジもいるしそうでないナメクジもいる』ということか(後者はテラスタル無しだと普通のヌメルゴンぐらいだが)。

また、クラゲにはこぞって効果抜群であり耐久自慢のドククラゲブルンゲルをこぞって干上がらせる事が出来る。

ただし、いくら乾燥に弱い生態と言ってもきのこポケモンには通常効果かつどれもくさタイプなのでキョジオーンが先に倒される事になるので注意。

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