曖昧さ回避
- VOCALOIDの鏡音レンのオリジナル曲のひとつ「Fire◎Flower」。「ProjectDIVA f」でゲームに登場。
概要
初代『スーパーマリオブラザーズ』から登場している、由緒正しきアイテム。
取得するとファイアマリオになり、手からファイアボールを投げて攻撃する事ができるようになる。
基本的に上記イラストの通り楕円を基調にした形状であるが、『スーパーマリオワールド』や『マリオストーリー』などの一部の過去作では、チューリップをモチーフにした形であった。
類似アイテムとして「アイスフラワー」、「ブーメランフラワー」、「ゴールドフラワー」などがある。
基本的にはマリオとルイージが使うが、『6つの金貨』ではワリオ、『NewスーパーマリオブラザーズWii』ではキノピオ(あお・きいろ)、『3Dワールド』ではピーチ姫やロゼッタ、『NewスーパーマリオブラザーズUデラックス』ではキノピコも使用した。
また、番外作品ではマリオがファイアフラワーを使わずに炎を出すこともある。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーではピーチ姫、ドンキーコングがファイアフラワーを使用している。
本編での効果
取ると、一部キャラを除き白を基調としたファイアマリオ(「6つの金貨」では羽根付き帽子)に変身でき、射程距離の長いファイアボールで攻撃できる。
踏みつけで倒せない敵を倒せるようになったり、敵をコインに変えたりすることができるようになるが、通用しない敵も当然ながら存在する。
大抵の場合は壁に当たると消えるが、一部作品では跳ね返る場合もある。
氷ブロックを消す事もでき、一部作品では、敵にファイアボールに当たるとコインが貰えることもある。
『スーパーマリオギャラクシー』では時間制限が設けられた。
派生作・番外作での効果
マリオカートシリーズではカップの一つとして『フラワーカップ』があるが、実際にアイテムとして初登場したのは『マリオカート7』であり、意外に遅い。
アイテムとしての効果は、放たれるファイアボールを相手に当てると小スピンを与えられ、10発攻撃するか一定時間が経つと解除する。
類似アイテムとしては、『マリオカートダブルダッシュ!!』のマリオ&ルイージ専用の『ファイアボール』があり、相手を火傷させ打たれ弱くさせられる。
『マリオ&ルイージRPGシリーズ』では『2』以降の全ての作品に登場。『2』では「ブラザーフラワー」という名称で登場している。また、強化型にあたる「ミックスフラワー」や派生種の「コピーフラワー」というアイテムも登場している。
『4』以降はルイージ専用のブラザーアタックになっている。
『ペーパーマリオシリーズ』では主に全体攻撃アイテムとして登場(『スーパーペーパーマリオ』のみ登場せず、似たような効果を持つ「ほのおさくれつ」というアイテムが登場している)。
『マリオストーリー』や『ペーパーマリオRPG』では特にコマンド入力も必要ない上序盤で入手できるアイテムであるので使い勝手はいいが、「かみなりドッカン」「キラキラおとし」など他の攻撃アイテムに比べて効果が劣る。また、デザインも前述のようにチューリップ型となっている。
『ペーパーマリオスーパーシール』以降はデザインが従来のものになり、マリオが変身しファイアボールを投げる形になったためコマンドが存在し、成功しても4発までしか投げられない。
『マリオvs.ドンキーコング2ミニミニ大行進』にもアイテムとして登場。ミニマリオが取ることでミニファイアマリオとなりファイアボールでの遠距離攻撃が可能。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは『初代スマブラ』から全作品で射撃アイテムとして登場。ファイアボールを出すわけではなくクッパの炎のように火炎放射をするアイテムとなっている。1回ボタンを押すと5発連続で発射される。ボタンを押し続けるか、ボタンを連打することで、連続的に炎を出すことができる。弾数は60。
作品によってデザインが大幅に異なり、『初代』では『スーパーマリオブラザーズ』のような顔のない赤い花で、『DX』ではパワーフラワーのような白い花びらのついた花になっている。『X』以降はメイン画像のような現在でも使われるデザインになった。
変身したキャラと容姿の差異
- マリオ:白の帽子&上着に赤いオーバーオール
- ルイージ:白の帽子&上着に緑のオーバーオール
- ワリオ:羽根付き帽子(ゲームボーイの仕様上、衣装の色が変化したことを表せなかった為の処置だと思われる)
- キノピオ:元の斑点の色をした傘に赤い斑点&赤い衣装
- ピーチ姫:赤いフリルをした白いドレス&髪型がポニーテールに(映画では髪型は変化しない)
- ロゼッタ:白いフリルをした赤いドレス&髪型がポニーテールに
- キノピコ:赤い斑点&赤いパンツ
- ドンキーコング:体毛が赤(毛先が白)&ネクタイが白に
余談
『星のカービィ3』にはこれに似た生物「ヒバナモドキ」が登場する。ヒバナではあるが発火能力などはなく、逆に氷漬けにされている。
関連イラスト
旧デザイン(チューリップ型)