概要
トルネードとは、スプラトゥーンシリーズに登場するスペシャルウェポンの一種。
発動するとプレイヤーのイカが巨大なミサイルを背負い、WiiUゲームパッドの画面に映されたマップ上の好きな場所を押すことでミサイルを発射。マップの押したのと同じ場所にミサイルが着弾し、着弾と同時にインクの竜巻を発生させるスペシャルウェポン。
オフラインモードとなる「ヒーローモード」では、敵キャラのトルネードタコプターも使用してくる。
トルネードの使い方
巨大なトルネードを発生させる派手なスペシャルだが、あまりキルには向いていない。どちらかと言うと、塗られている場所を塗り返したり、ガチエリアの制圧、ガチヤグラ、ガチホコの足止めなど、色々な場面で使用できる、意外と万能なスペシャルである。
搭載ブキ
スプラトゥーン2では
次回作『スプラトゥーン2』では登場しない。
前作でのトルネードはテレビ画面とWiiUゲームパッドによる二画面プレイを前提としており、今作からハードがニンテンドースイッチに変わったことで、二画面プレイが不可能になったのが最大の原因とみられる。
作中設定では大幅なレギュレーション変更で廃止されたらしい。
しかしヒーローモードのミステリーファイルでレギュレーション変更について述べているファイルや、ムツゴ楼に奉納されている絵馬にトルネードの絵が描かれていたりと、イカ達に廃止が惜しまれている描写がある。同様の絵はハイカラスクエアにも掲示されている。
トルネードの立ち位置はマルチミサイル、ナイスダマ、スーパーチャクチなどに置き換えられている。
ヒーローモードでもトルネードタコプターは続投しなかったが、代わりにミサイルタコプターが登場した。
追加コンテンツにて消毒済の個体のみ登場し、一度に大量のミサイルを発射する。
スプラトゥーン3では
シリーズ3作目『スプラトゥーン3』では、改造版が「トリプルトルネード」として復活を果たした。発動後、ガイド装置と呼ばれる3つの球体を投げ、球体の着弾地点にインクの竜巻を発生させるスペシャルとなっている。仕様が変わっても、インパクトと派手さは消えていない。
トリプルトルネードの使い方
発動後、ヒト移動はできるがイカ状態に変形できなくなるため、敵に分かりやすく逃げる事が出来ない。もちろんメインサブの使用も不可能。そしてガイド装置も極端に遠方まで投げられる訳ではない。発動後は自身の位置がバレやすいので注意。
また、トルネードそのものの殺傷力は高いが範囲が狭く、取り合えず投げれば有利になる訳ではない。煙幕として使用後接敵して攻撃したり、味方に合わせて発動したい。もしくは、敵の支配するガチエリアや、敵の乗るガチヤグラに投げてもGOOD。敵のナイスダマやカニタンク、グレートバリアを始めとしたスペシャルへの対抗にも使える。出来るだけ相手が遠くにいる時に使おう。
投げ方の工夫として、3つが間隔を置いて着弾するようにしたり、高台を囲んで逃がさないように配置したり、タイミングを合わせて同時に着弾するようにしたりすることも可能。
一方、避ける側は着弾音を聞き分けて早急に退避すること。ダメージの蓄積は予想以上に速く、掠っただけでもやられることがある。甘えずにしっかり回避したい。
ちなみに時間内に投げ切れなかった場合、トルネードミサイルが着弾することはない。どこへ飛んでいったのだろうか?
搭載ブキ
サーモンランNEXTWAVEでは
使用できるスペシャルの一つとして登場。インクの竜巻はシャケや装甲を貫通するため、カタパッド、バクダン、タワーなどの装甲持ちのシャケでも楽々処理できる。
また、ハシラも側面にくっつければ全自動で薙ぎ払ってくれる。
難点として、オカシラシャケにはあまり効かない点と、ガイド装置が思ったより遠くへ飛ぶので海ポチャを多発してしまう点。注意して使おう。
外部出演
マリオカート8デラックスにて、スプラトゥーンとのコラボレーションの一環でATVタイプのフレームの1つとしてスプラバギーとともに実装された。
性能については最高速と滑りにくさが高く、逆に加速性能とハンドリングが低い感じである。
さらに注目するべき点は、ブーストすると排気ガスの代わりにインクを噴射し、原作のトルネードのSEが鳴る。
CPUではもちろんインクリングが搭乗する。
長い間ワルハナがインターネット対戦の大半を占めて存在が薄かったが、コース追加パスの第4弾以降、マリオやルイージ、ピーチ姫などを搭乗させる人が増え、2023年5月現在、完全に環境と化す。
余談
打ち上げるミサイルは鉛筆の形状をしており、投擲するガイド装置は鉛筆削りである。
上空から鉛筆ミサイルを鉛筆削りに打ち込み、回転させて削る事でトルネードを発生させている。