プロフィール
概要
とある星界で育った、アクアの息子。
母親同様、素晴らしいまでの歌の才能があると同時に、絵心も備えている。
また自分の天馬を大切にしており、よく空の散歩をしている。
穏やかで心優しい性格だが、ややマイペースで気分屋なところもある。
前髪で顔半分が隠れている特徴的な髪形をしている。これは自分を庇い死んでしまった世話係が最後に整えてくれた髪形。本人的には短いさっぱりした感じが好きだが、彼らのためにそのままにしている。
時折頭の中に白夜とも暗夜とも異なる、行ったことがない抽象的で不思議な光景が浮かんでくるという(おそらくアクアの故郷)。
基本的に子供が父親依存の今作において、カンナ♂同様母親依存で生まれてくる。
アクアの結婚相手の候補の都合上、他の子供ユニットの誰かと必ず兄弟になることから、該当ユニットとの絆支援が必ず発生する。
絆会話は、支援会話のない相手ならばさらに追加され、もともとある場合は兄弟のものに置き換えられる。当然だが、異性同士であっても結婚は出来なくなる。
大抵は兄になるが、次期王位継承者であるシノノメやジークベルトと兄弟になる時は弟になる。
なお、彼と女版マイユニット(カムイ)を結婚させた際に生まれたカンナ♂は彼の妹と結婚できない。
同様に、彼の妹と男版マイユニットとの間に生まれたカンナ♀はシグレと結婚できない。
これは覚醒で見逃されていた叔姪婚(3親等である甥と叔母、姪と伯父の結婚)を避けるためである。
ルート | きょうだい | 父親候補者(きょうだい候補者) |
---|---|---|
共通 | 弟 | ジョーカー(ディーア) |
共通 | 妹 | 男性版マイユニット(カンナ)、スズカゼ(ミドリコ)、サイラス(ゾフィー) |
白夜 | 兄 | リョウマ(シノノメ) |
白夜 | 弟 | タクミ(キサラギ)、サイゾウ(グレイ)、ヒナタ(ヒサメ) |
白夜 | 妹 | アサマ(ミタマ)、ツバキ(マトイ)、ツクヨミ(シャラ)、ニシキ(キヌ) |
暗夜 | 兄 | マークス(ジークベルト) |
暗夜 | 弟 | レオン(フォレオ)、ハロルド(ルッツ)、ブノワ(イグニス) |
暗夜 | 妹 | ラズワルド(ソレイユ)、オーディン(オフェリア)、ゼロ(エポニーヌ)、フランネル(ベロア) |
また「髪の色は母親依存」が適用されているため、髪の色も水色で固定される。
つまり覚醒の主人公の娘同様、見た目が完全に固定される唯一の子世代である。
余談であるが声優である細谷佳正は前作の男マイユニット(ルフレ)を演じており、彼の髪型にはシグレと同じ片目を隠した仕様のものも存在する。
DLCの「絆の白夜祭」では人気投票の子世代の上位二名ではないにもかかわらず、特別枠として専用イラストが描かれた(子世代の上位者が2人とも暗夜王国側のキャラクターなので、白夜王国を選んだプレイヤーへの配慮のためだと思われる)。なお他の子世代はイラストの髪色を統一するため髪を染めており、シグレは前述の通り染める必要はないのだが記念にこの時だけ藍色に染めてもらっている。
泡沫の記憶編
子世代が主役のDLC「泡沫の記憶編」では、キーパーソンの役割を担う。当初はどの仲間たちの前にも姿を現さず、アクアから四番目の歌を継承していた。そしてハイドラの罠にかかり、互いに敵と認識していた他の子世代たちの前に現れて、自分たちの世界の秘密と真の敵のことを教えた。
他の子世代たちは、それぞれ別々の「白夜王国編」「暗夜王国編」の世界から連れて来られたが、シグレだけはハイドラに敗北した「透魔王国編」の世界の出身であり、他の仲間たちが全員死んでしまい白夜も暗夜も滅びてしまった中、彼だけは母アクアに庇われ生き延びた。しかしハイドラは自分の世界を手にしただけでは飽き足らず、今度は他の異世界へ星界を通じて侵略を始めていってしまい、ハイドラの暴走を今度こそ止めるために、星界の崩壊に紛れて自分のいる世界に来てしまった他の子世代たちを助け、仲間に加わった。
この「泡沫の記憶編」ではカンナが主人公から夜刀神を受け継ぎ、シノノメやジークベルト達がそれぞれの父親から神器を受け継いでいるようにシグレはアクアのペンダントを受け継いでおり、立ち絵もペンダントをかけたものになっている。
またアクアやハイドラによれば、その容姿や歌声は初代透魔王リュウレイに瓜二つであり、アクアを遥かに凌ぐ潜在力を秘めているという。
アクアの支援の特性上、シグレにはカンナ♂以外の子世代たちの誰かと兄弟/兄妹であり、かつカンナ♂と父子関係である可能性もあるため「泡沫の記憶編」に登場する其々が異なる世界から来た子世代がアクアの子供、ないし孫ということもありえる(※「泡沫の記憶編」では子世代は皆、父親や元ネタとなったキャラクターと同じ間の色になっているためシグレ以外のアクアの子供が不明な状態)。
ハイドラとの決戦直前にカンナたちに真相を話すと、自分の命を犠牲にしてハイドラを倒すためカンナたちを城の外に転移させる。この透魔竜を止める歌には代償が二通りあり、一つは術者の命もう一つはそれに匹敵する多くの「人間の記憶」である。シグレは仲間たちからこの戦いで出会った仲間たちとの記憶を奪ってしまうことを申し訳なく思い、自分ひとりが犠牲になろうとしたが、オフェリアとソレイユが持っていた転移の水晶を使い戻ってきたカンナたちから自分たちの記憶よりもシグレを助けたいと頼まれる。彼らの決意を受け取り全員でハイドラとの最終決戦に挑む。
この終章は子世代22人全員で出撃しシグレかカンナが倒されるとゲームオーバーとなる。なおこの章に限り普段は倒されても撤退扱いとなるカジュアルモードでも倒されると死亡扱いとなるクラシックモードになっており、他の子世代が一人でも死亡するとクリアしても非常に後味が悪いエンディングになってしまい報酬も貰えないため、全員生存での完全クリアを目指して欲しい。
終章のBGM「在るべき路の果てに」は各ルートの終章BGM「全ての路の果てに」のシグレVerとなっており、実際にシグレ役の細谷佳正が歌っており、一部はアクアとのコーラスになっている。また、完全クリア後のエンディングに流れる「if~ひとり思う~」もシグレが歌うものになっている。ゲーム内の資料館で聞くことはできないが、どちらもサントラには収録されている。
余談だが、DLC『泡沫の記憶』の各章ではすべて、冒頭に『これは私の覚えている~』といったナレーションが入るが、これを語っているのはシグレであると考えられる。
(尤も文面だけだとハイドラだという可能性も考えられなくもないが…)
ハイドラを長きの呪いから解き放つとかつてアクアから言われていたとおりペンダントを泉に沈める(アクアとシグレの支援会話Aを参照)。このシーンはゲームの起動画面につながっている。
ユニット性能
初期兵種は前述の通り天馬武者。アクアの別素養を受け継いだ形となる。
なお、さすがに歌姫の資質は引き継げないため、別素養はロッドナイトとなっている。
初期能力は両親の能力によって、成長限界も両親によって、成長傾向は父親によって変動する。シグレ自身は力と技の伸びが良い方。父親抜きで考えてもアクアほど成長傾向は偏っていない。
固有スキルは、自身のHPを下回る状態になっている周囲2マスの味方のHPを10%回復する「チューニング」。ちなみに応援コマンドである。
自動発動であるアクアの専用スキルと違い任意で発動できるものの、その状況がかなり制限されているため、使うのは難しい。
ちなみに子世代では唯一「良成長」をつける術がない。
一方で唯一の母親依存である事が幸いして、普通はなかなか受け継げない妖狐・ガルーのスキルを受け継げる可能性がある。
しかし有用なのは「獣特効」位。他はあまり安定しない。
ヒーローズ
深藍のシンガー シグレ
属性 | 青 |
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兵種 | 魔道/歩行 |
武器 | 舞踏祭の楽譜+ |
補助 | 歌う |
B | 大地静水の舞い3 |
C | 青魔の技量3 |
2017年10月から最初に超英雄で実装。舞踏祭のシンガーという設定の超英雄。ifの子世代では最初の実装で、衣装は暗夜編のムービーでアクアが着ていた黒い衣装がモチーフになっている。
ifでは実現しなかったアクアと同じ味方を再行動させる「歌う」コマンドを持ち、「大地静水の舞」により「歌う」で再行動させた味方の守備と魔防を強化できる。武器の「舞踏祭の楽譜」は生の息吹3の効果。
青空に描く思い シグレ
属性 | 青 |
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兵種 | 槍/飛行 |
武器 | 倭鉾+→蒼穹の細槍(専用) |
奥義 | 夕陽 |
A | 飛燕の構え3 |
C | 飛盾の紋章3 |
2018年4月からやっと通常版が登場。舞踏祭版とステータスを比べると魔防以外は上がった。
倭刀の槍版である倭鉾を装備しており、ダメージの増えない夕陽のダメージを上乗せしている。しかしこれといった個性が少ないので別武器に変える手もある。
2022年3月のアップデートで専用武器「蒼穹の細槍」が登場。自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると攻撃速さ+5かつ固定ダメージ+7の効果で必ず固定ダメージは与えられるが奥義の固定ダメージは消えた。特殊錬成効果は応援か移動系補助スキルを使用するかされた場合は自分とその味方に攻撃速さ+6かつHP10回復。もう一つの効果は敵のHPが75%以上の時は戦闘中、攻撃速さ+5。原作スキルの「チューニング」を意識した効果で自分と味方の補助と戦闘強化を行える個性を得た。