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編集者:宇佐ヒサユキ
編集内容:作品名やキャラクターリンクの修正

概要

「逆襲のロケット団!」とは、テレビ東京系列局等で放送されているアニメポケットモンスター めざせポケモンマスター』の2023年03月10日に放送された回である。ちなみに、この回がロケット団最後のメイン回となった。

あらすじ

ムサシコジロウニャースソーナンスの元に、ロケット団本部からデリバードがやってくる。

デリバードが届けに来たのは、ロケット団が各地方でゲットしたポケモンたちだった!

懐かしい仲間達との再会を喜ぶロケット団。

そして、これまでの全てを懸けたピカチュウゲット作戦が、今、始まる―!?

ロケット団、最大最後のピカチュウゲット大作戦

ロケット団が総力を上げて立てた、最大最後のピカチュウゲット作戦はこうだ。

まず、コジロウのマネネが自分達を裏切ったので制裁を加えている……とサトシ達に思い込ませてマネネをサトシ達のところに潜り込ませ、他のロケット団のポケモン達、名付けて『ロケット団リベンジャーズ』サトシカスミタケシをピカチュウと分断させる。そして、ピカチュウだけになって油断したところをマネネが背後からピカチュウを羽交締めにし動きを封じたところをゲットする、と言うものだった。

作戦は見事に成功し、後一歩というところまで追い詰めた……のだが、マネネだけでピカチュウを抑えられる事など出来ず、すんでのところで逃してしまう。それでも、多対一でピカチュウを追い詰めていくが、そこへ(様子を見守っていたラティアスの「ゆめうつし」の知らせを受けた)サトシが合流し、更にラティアスが加勢したことで、「ねんりき」で(あくタイプのポケモンも含めて)全員まとめてぶっ飛ばされてしまい、作戦は失敗に終わってしまったのだった。

衝撃の結末

しかし、総力を上げて立てた作戦が失敗した事で、ムコニャの3人は互いに責任のなすりつけ合いをして言い争ってしまう。

そして…

ニャース「……潮時ニャ」

ムサシ「……潮時ね」

コジロウ「……潮時だな」

コジロウ「あばよ!!」

ムサシ&ニャース「フンッ!!」

言い争うのをやめたかと思ったら、なんとそのまま喧嘩別れして、三人別々の方向へ去っていってしまったのである!!!

後には、どうすれば良いか分からず、去っていくムコニャの3人を只々黙って見ている事しか出来ない、ソーナンスを含めたロケット団のポケモン達だけが残されたのだった…

ロケット団3人最後のメイン回であり、25年間の集大成となる最大最後のピカチュウゲット作戦の結末が、まさかの喧嘩別れし解散というシリアスな終わりを迎えると言う衝撃の結末に、多くのファンが驚く事となった。

とは言え、これまでも喧嘩別れしつつも最後は仲直りをしたエピソードもあった事と、あくまでロケット団のメイン回が今回で最後と言うだけなので、最終回でその後の3人を見られる可能性はあるだろう。また、この回のエンディングは前向きロケット団!」と言う、ラストのシリアスな結末とは真逆のエンディングが選ばれている。案外、このエンディングのように最後は仲直りして前向きに生きてくれるのかもしれない。

果たして、3人に待ち受ける本当の結末は…?

一方のサトシ達は、姿を現したラティアスに、ラティオス視点の異様な光景(この映画限定の技である「ゆめうつし」と思われる)を見せられるが…。

ロケット団のポケモン

今回、ロケット団がこれまでにゲットしたポケモン達が勢揃いしたが、作戦に参加したポケモン達は全員ロケット団本部に預けていたポケモン達であり、やむを得ない事情で別れる事になったアーボックマタドガスドクケイルサボネアチリーンヒドイデミミッキュ、不慮の事故で別れてしまったベロリンガウツボットの9体のポケモンは、残念ながら再会は出来ず、作戦にも参加していない。しかし、回想と言う形で登場はしているので、事実ロケット団のポケモン全員が登場する事となった。

余談

ロケット団所属のデリバードが、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』の最終回から10年ぶりに再登場を果たしている。なお、今回で「デリー」と言うニックネームが付けられている事が判明した。ちなみに、冒頭でいつものロケット団達のもとへ向かっている様子を以前に何度も関わった事があるサトシ達に見られているが、『こんなところにいるなんて珍しい』と、ロケット団のデリバードだとは気づかれていなかった。

今回の作戦の要である、「マネネがロケット団を裏切ったフリをしてサトシ達のところに潜り込む」と言う点は、かつて『ベストウイッシュ』でニャースが「任務に失敗してロケット団を追放されたフリをしてサトシ達の仲間として行動を共にする」と言う作戦と似ている。なお、ピカチュウだけはどちらの作戦でも、ロケット団のポケモンという事で何か怪しいと(特にニャースを)かなり警戒していた。

また、今回の作戦は失敗に終わったとは言え、マネネは見事な演技力でサトシ達を上手く騙し、メガヤンマモロバレルプルリルデスマスマスキッパパンプジン達はサトシ、カスミ、タケシを相手に短時間だが足止めをし(特に、マスキッパとパンプジンは、タイプ的に相性が悪いゴウカザルルチャブルを相手にしている)、ハブネークマーイーカコロモリもニャースと共にピカチュウを追い詰める、ソーナンスも一応リベンジャーズの合体攻撃がムコニャ達に誤射されたのを跳ね返し守る、そして、普段は悪知恵担当のニャースも、決着を付けると言わんばかりに今回は自ら前線に出てピカチュウと戦うなど、皆それなりに活躍をしていたのだが、ただ1匹モルペコだけがこの作戦で何一つ活躍をしておらず、終始まんぷくもようのまま木の実を食べているだけであった。もしも、ピカチュウを追い詰めている場面ではらぺこもようになり一緒に戦っていたら、ピカチュウが本当に危なかったことは想像に難くない…。とは言え、そうなっていたらロケット団も巻き添えを食らって作戦に支障をきたしていた可能性もあるので、寧ろ何もしない方がロケット団にとっては良かったのかもしれない(結局失敗はしたが)。

その後

※以下、『めざせポケモンマスター』第10話「サトシとラティオス!」および第11話「虹とポケモンマスター!」の内容に触れているので、閲覧は自己責任でお願いします。

「最大最後のピカチュウゲット作戦」の後、二人と一匹は喧嘩別れをしてそれぞれの道を歩むことを決意した。

「一人(一匹)でもロケット団の伝説になってやる!」

その決意を胸に秘め、ロケット団本部へ帰還するのだった。

そして、3人は…。

編集者:宇佐ヒサユキ
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