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愛城恋太郎の編集履歴

2023-11-13 00:55:57 バージョン

愛城恋太郎

あいじょうれんたろう

『愛城恋太郎』とは漫画作品『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の主人公のことである。

プロフィール

所属お花の蜜大学附属高等学校(高等部1-4)
誕生日5月1日
星座牡牛座
年齢16歳
一人称
CV加藤渉/天海由梨奈(0歳児)

※:133話にて判明した。

由来は恋の語呂合わせと思われる。


概要

顔も頭も悪くなく、スポーツもできて男女問わず人望があるのに何故か中学時代までは100人に振られ続けてきた。(しかも内容は「いい人なのは分かってるし、友達としてはいいんだけど恋人として見ようとするのは何故か生理的に無理」というあまりに酷いモノ)

中学卒業と共に人生で100回目の失恋を経験し、縁結びの神様に神頼みしたところ、そこで神様から運命の人の設定ミスその揺り戻しで高校に上がると100人の運命の人が現れるお前と結ばれなかった女性は死ぬというふざけたことを告げられ、高校入学と同時に花園羽香里院田唐音に一目ぼれされたことから、100人の彼女を幸せにするために奔走するようになる。


容姿

長くも短くもない黒髪で中肉中背の青年で、太めかつバーコード風の眉毛が特徴的。

中学校時代は詰襟学ラン服であった。

没個性な外見ではあるが、言い方を変えれば普通にイケメンである。


性格

誠実真面目な性格で、男女問わずに人望の厚い人格者。また、鈍感ではなくむしろ人の気持ちによく気づく方である。

まだ16歳なので人生経験に乏しく不器用なところもあるが、賢しい小細工を良しとせず真っ正面から人と向き合える気持ちのいい性分をしている。


多数の彼女がいることから一見すると単なる女好きのようにも見えるが、彼女たち一人一人への愛は本物で、彼女たちの愛の為ならば全力で体を張り、危機が迫れば命を懸けるし、人生を賭けてでも彼女を助けることに躊躇いが無い、真の漢

そもそも周囲の女の子たちからの好意に気づいていない・基本的に本命しか見ていないといった、他作品の一級フラグ建築士にたびたび見られる鈍感なキャラではないのである。

全員平等に愛せなければ腹を切るという誓いを立てており、運命の人のためならピンクの四つ葉のクローバーを夜を徹して探し、徹夜で一冊の本を音声読み上げアプリに打ち込む気概を見せる。彼女達のために粉骨砕身尽くすことが己の人生と化している無私の超人である。

その為、彼女たちからも多数の彼女がいるという事に最初こそショックを受けるものの、彼の真摯な態度から恋太郎の彼女の一人に加わることを受け入れ、彼女たち同士でもお互いに助け合い、恋太郎の行動に共感して手助けする。


彼女の事を大事にする余り、貞操観念は異常な程にしっかりしている為、彼女達とは結婚か少なくとも両者が成人を迎えるまでは手を出さないと決めている。その為、今現在の恋人としての営みはキスで留めている。しかし、性欲が全くないわけではなく健全な精神鋼のような理性で抑え込んでいる。その事から鋼の健全術師と称された。しかし、流石に限界もあるようで一度だけ羽香里に本気で迫られた際にはちゃんとテントが張っていた。


基本的には唐音と並んでこの作品のツッコミ役だが、彼女たちへの愛が爆発する時にはボケに回ることが多い(その際には彼女たちの方も恋太郎の愛に感動してリアクションを取るため、ツッコミが存在しなくなる)。


なんせ肝心の彼女達が


という面子であり、そんな彼女達1人1人を本気で愛しきれている時点で彼の脅威の精神力が窺える。

念のため言うが、100人中26人の時点でこの濃さである。

量が量な上、全員ベクトルの違う狂人であるため、読者からは「それぞれ単体であればともかくなっても嬉しくないし、羨ましくも思えないハーレム」と評されている。

なんせ常人なら命に関わりかねない危険な趣味を持っている彼女が多数存在する。

実際にとあるヒロインが彼をマッサージしたところ日頃の激務によりアトムのようにこわばった筋肉になっていたし、何人かのヒロインがピクニックに出かけた際には向かった山中に潜む変質者たちを相手に戦い排除したりもしていた。正直、よく過労死しないなと思う。


運命の人

恋愛の神様によって恋太郎と結ばれる運命にある100人の女性たち。

恋太郎と運命の人が目を合わせると、両者の間に電撃が走ったような衝撃が訪れる。

簡単に言えば、恋太郎と女性がお互いに一目ぼれすれば運命の人だと分る。

しかし、作中で明示されているわけではないが、どうやらこの一目ぼれにはいくつか条件があるようで、恋太郎と女性との間に面識があったり、目の前に運命の人がいたとしても気づかないこともある。

それ故に、余りにもぶっ飛んだ形で恋に落ちる人もいる


ちなみに、恋太郎は自分の恋人にならなければ相手が死ぬことを担保にする様な事は一度もしておらず、コミュ力オンリーでオトしている、というか全員その事を未だに知らない。

彼女達の幸せを守るためなら全てを犠牲に出来る、そういう漢なのである。


能力

彼女が絡むと明らかに人類の限界を超えるスペックを示す。

デートスポットを探して徒歩で日本一周し、橋が怖いと言えば彼女を乗せてウミガメの如く遠泳し、凶暴な野生動物と決闘し、空中に飛散した液体を一滴も残らず吸い上げるなどなどなど。

感覚の鋭さも超人的であり、缶バッジが誰のイラストのものか触覚だけで正確に区別したり、装ってくれた彼女によって白米の味に違いを感じたりと彼女が絡むと非常に正確に第六感を働かせることが出来る。

肉体も頑強……というか回復力が凄まじく、どつかれて全身粉砕骨折したり新薬の実験台になったりしても早々に回復している。


アニメOPでは忘れ物を取りに帰る道すがら、目にも止まらぬ早業で黒焦げの楠莉の身だしなみを整え凪乃をお姫様抱っこしながらバスと並走し彼女が口にねじ込んできた大量の食品、薬品、果ては缶に入ったままのお茶やお弁当箱を丸ごと嚥下するなど、その超人ぶりをいかんなく発揮して視聴者の度肝を抜いた。


作中での活躍

通算100回目の失恋から縁結びの神社に神頼みに行き、そこで賽銭箱の中から現れた縁結びの神様によって高校になって突然100人の運命の人ができることになることを告げられ、高校に入学した直後に花園羽香里院田唐音と言う二人の美少女に告白される。

余りの幸運に喜ぶものの、どちらか一人に絞れなかった恋太郎は再び縁結びの神様の元に訪れ、そこで、運命の人がいるだけでも人生で一番の幸運を使っている為、運命の人と結ばれない人間は不幸な目に遭った挙句に死ぬことになると言う衝撃的な事実を告げられる。


最初は、どちらか一人と付き合い、その裏でもう一人の方とも付き合うという事を考えたものの、告白する事の勇気を踏みにじる行いを良しとはできなかったから、自分の前に訪れる100人の運命の人をすべて受け入れ、全員平等に愛し幸せにすると決めた。


しかし、上記の通り彼女になる女性たちは全員が全員、普通の恋愛系作品であれば1作品丸々使って関係を深めていき、最後の最後に結ばれてゴールレベルのバックグラウンド持ちな上、キャラ立ちしているとかそういう次元ではないくらいにキャラが濃く彼自身の愛の深さも割と狂気に近いレベルで深い

それ故に作中では愛しか知らない化け物愛の狂戦士とまで呼ばれており、読者の好感度が高いながらもこの漫画の狂人の一人として認識されている。


その為、彼女たちの為に身心や命を張るという事実には嘘偽りはなく、彼女たちを楽しませるためにはどんな些細なことでも心を配り、誰か一人に少しでも危険が迫る気配があるのなら奇行も辞さないなど、我が身を顧みなさすぎる行為も目立つ。

その一方で、恋人の応援があれば、疲労や不調も無縁の体力(実際は応援されている間だけ不感症になるだけなので事後に倒れる)を見せたり、極度の恥ずかしがり屋の愛々が注目されないために、校内新聞の回収などを涼しい顔でやり遂げるときは割と怖い。


また、自分・他人問わず大切な人を蔑ろにしたり傷つけたりするような人物には割とエグいレベルで容赦がない。特に彼女を馬鹿にされた際には普段の温厚な彼からは想像出来ないほどの激昂っぷりを見せ、場合によっては放火や殺人も厭わなくなる

特に37話では、見開きを使って当時九人いた彼女たち全員分の愛を読者が読むのを諦めるレベルで囁くと言うぶっ飛んだ展開から、読者の腹筋を破壊すると同時に、そこはかとない恐怖を与えた。


呼称

彼女の名前呼ばれ名呼び名
花園羽香里恋太郎君羽香里
院田唐音恋太郎唐音
好本静恋太郎君静ちゃん
栄逢凪乃愛城恋太郎凪乃
薬膳楠莉恋太郎楠莉先輩
花園羽々里恋太郎ちゃん羽々里さん
原賀胡桃恋太郎先輩胡桃
銘戸芽衣恋太郎様芽衣さん
須藤育恋太郎
美杉美々美恋太郎君美々美先輩
華暮愛々恋太郎君愛々ちゃん
伊院知与恋太郎さん知与ちゃん
ナディー恋太郎ボーイナディー先生
優敷山女恋太郎サン山女ちゃん
茂見紅葉恋太郎さん紅葉ちゃん
薬膳ヤク恋太郎ヤクさん
土呂瀞騎士華恋太郎/パパ騎士華先輩
毛樽井亜愛子衣恋太郎っちあー子
中二詩人恋太郎詩人
女井戸妹恋太郎さん
盆能寺百八恋太郎百八先生
灰尾凛恋太郎先輩凛ちゃん
一二三数恋太郎
火保エイラ恋太郎君エイラさん
猫成珠恋太郎タマ
才奇姫歌恋太郎





余談

名前の由来は「愛情」から。彼女達への愛情が限界突破している彼には相応しい名前である。


両親は教師をしており、普通の人で普通の家とのこと。しかし現状未登場のため断言できないが、いとこの伊院知与の父親の奇行や、そもそも本作のモブや1話限りのゲストキャラ含めた登場人物らの濃さを考えると、恋太郎を始めとした作中人物らの認識と比較した『読者の価値観』で考える「普通」なのかは不明。


関連イラスト

家族の恋太郎 | Rentarou's Familyセンシティブな作品

キッツ。。。ッ!!100カノ人気投票に立ち向かう愛城恋太郎


関連タグ

君のことが大大大大大好きな100人の彼女 主人公


































頑張って頑張って頑張って それでも恋は叶わなくて 誰からも愛してもらえず 必要としてもらえず

「お前はいらない」「お前じゃない」と それはまるで自分という存在そのものが否定されているようで


ああ こんな事なら 人を好きになる気持ちなんて 愛されたいと願う心なんて 俺には無ければよかったのに…………








知られざる内面

単行本第1巻書き下ろしにて恋太郎ファミリーと出会うまでの彼の内面が描かれている。

生後8ヶ月で告白し振られてからというもの、彼は様々な方法で自分を磨き想いを寄せた女性一人一人に真摯に向き合い続けた。

しかしそれでも誰一人として彼の事を愛してくれず、そのたびに恋太郎は本気かつ全力で愛を向けられるという美徳気質が逆に災いし、何度も深く傷ついてきた。(しかも上述通りフラれるときの台詞は決まって「恋人としては絶対にあり得ない」と断じられるモノで、運命の反りが合わないのが理由であるため、恋太郎本人に一切の落ち度がない)

そしていつしか彼の心中には自己嫌悪と劣等感が積み重なっていったようで、もし彼女達と出会えていなければ彼の精神はいずれ限界を迎えていただろうという事が示唆されている。

物語中では「愛しか知らない化け物」と称される恋太郎だが、運命の道筋によっては「愛を知らない化け物」となっていた可能性も十分にあり得るのである

この事を考えると、先述した彼の言動も意味合いが変わってくるだろう。


劇中では恋太郎と出会えた事で明るい人生を歩み始めることができた彼女達も多いが恋太郎も彼女達と出会えた事で救われたのかもしれない


恋太郎「ーーー皆ありがとう……っ………大好きっ!」

羽香里&唐音&静「「「そんなの……私達のセリフーーーー」」」

「です!」「よっ!」『であった』

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