ガロウ(ワンパンマン)
がろう
「よく見とけ!怪人が勝つ瞬間を!!!」
概要
幼少期の体験からヒーローという存在に対して複雑な思いを抱き、人間でありながら怪人を自称して「ヒーロー狩り」に明け暮れている青年。
シルバーファングの元で「流水岩砕拳」を学んでいたこともあり、ファングからも一目置かれていたが後にトラブルを起こし破門された。
流水岩砕拳の他にも様々な流派の知識を有し、格闘以外の戦闘に対する造詣も深く、その実力はS級ヒーローにも匹敵する(ただし作中のヒーロー、怪人は級や災害レベル内でもかなりピンキリの実力差がある)。
加えて天才的な格闘センスを持っており、真綿が水を吸うように経験を力に変え、死線を潜り抜けるたびに実力を飛躍的に伸ばしていく。
「悪」運も強く、S級ヒーローであるタンクトップマスターや金属バット、A級ヒーローバネヒゲ等の実力者との戦闘も、結果的には勝利したが、第三者の介入や相手の技に関する情報が無ければ勝敗が逆転していた可能性もあり、ガロウ自身もそれを認めている。
実際、超合金クロビカリをはじめ、災害レベル「竜」クラスを単独で打破できるS級上位ヒーローならば、ガロウと早く会敵していれば・本気で戦っていればその異常な成長速度が発揮される前に倒すことも不可能ではなかった。
しかし既の所で最悪の状況を避けつづけ、再び相まみえた時にはガロウは成長とその経験を活かして撃破している。
ONE氏によれば、「若い狼」のようなイメージとのこと。
アニメ版の名前呼びも「太郎」の発音ではなく「餓狼」の発音になるよう意識されている。リメイク版にて、スーパーファイトに出場した際に狼の被り物をしていたこともこれに由来している。
来歴
上記の通り、かつてはシルバーファングの道場でも桁違いの腕前を持っており、一番弟子として知られていた。初めて道場に姿を現した時点で「セラミック製の瓦を数十枚容易く割る」という規格外のポテンシャルを見せており、ニガムシたちを驚愕させていた。
このことから、いじめられっ子だった頃から自力で強くなっていったことがうかがえる。
人間怪人として
ヒーロー協会の呼び出しに応じた犯罪者たちの中にその姿を現す。そこで自身を「怪人」と宣言。さらにはヒーロー協会へ宣戦布告を呈し、その場に居合わせたA級上位ヒーロー他犯罪者たちを感撫無きまでに打ちのめし、怪人として指名手配を受ける。
そして、S級ヒーローであるタンクトップマスターと舎弟のタンクトッパーズ、さらに無免ライダーへの勝利を皮切りに、彼の「ヒーロー狩り」は本格的に始動。
A級等上位ランカーを集中的に狩り始め、「鬼サイボーグ」ことジェノスと激突。
しかし、ヒーロー協会の依頼を受けた元師匠であるバングにより制裁を受ける。
幼少期
ガロウは当時、今とは異なりおとなしい少年であった。そんな彼をヒーローごっこへ誘ったのがクラスの人気者のたっちゃん。
ガロウは弱いものいじめが好きなたっちゃんから無理やり怪人役を与えられ、その名目のもとヒーロー役のたっちゃんからいじめを受ける。
それに抗議して騒動を起こし、自分に非はないと主張するも日陰者のガロウを他の生徒も教師も全く信用しなかった。
これがきっかけで、彼はヒーローに憧れた自分を封じ込めてしまった。さらに自らを子ども向けの特撮番組における敵役に重ね、「悪はヒーローに必ず倒される」その理不尽な構造に怒りを抱くようになる。多数派から人気のある者が勝つために配置された、弱者であり悪役、怪人こそが自分の立場であり、ヒーロー達は正義を笠に着て暴力を振るう偽善者であり、偽善などではない絶対的正義に基づく、心から弱者を救いたい「本物のヒーロー」など存在しないと思い込むようになる。
だからこそ彼は、「本物のヒーロー」に会うことを心の中でどこか期待しつつ、理不尽さを壊せない「偽者のヒーロー」を狩る人間怪人を目指すようになった。
作中での葛藤
自身の執念に基づき抵抗を続けるガロウであったが、そこへ何者かの横やりが入りその危機を脱する。
ヒーロー狩りとしての評判を踏まえて怪人協会からスカウトを受けるが、怪人観の違いから決裂。
たまたま出会ったブサイクな子供を助けたのち、災害レベル鬼クラスの怪人達と交戦することになる。しかし多対一で分が悪く敗北し瀕死の重傷を負って意識を失っていたが、目覚めた後は驚異的な回復力で復活。
その体ですぐさま怪人協会のアジトに乗り込み、攫われた少年の救出を試みた。
そしてS級ヒーローや災害レベル「竜」の怪人たちとの度重なる死闘の末、覚醒。
外見は悪魔のような姿に変貌し、人間だった頃の面影はもはやどこにもない。
その力たるや怪人協会の最大戦力の一角である黄金精子を秒殺し、消耗していたとはいえヒーロー協会のS級ヒーロー達を無傷で一掃する程。
さらにはガロウ自身が救出したブサイクな子供の殺害を宣言。それを阻止しようとするヒーローを返り討ちにしていく。
そしてついに、サイタマと対峙する。
自身を「怪人のコスプレ」と述べるサイタマを挑発し油断していたが、彼がとてつもない実力者であることを自覚し戦闘へ。
序盤こそ体術の経験差で一方的な攻勢を見せ、優位であるかのように進めていた。
しかし、サイタマが本気を出している訳がなく、有利に立っているという自身の認識が誤っていたことを自覚していく。
圧倒され劣勢に陥るが、それでもサイタマを倒そうと自分の実力をすべて出し切る。それでも敵わない彼は、絶対悪の怪人を目指し、数回に渡る変身を繰り返し必死に足掻く。
が、最終的にはなす術もなく完敗。
その様な状況でもボロボロの姿で立ち上がり、自身の抹殺を主張するアマイマスク達ヒーローの前で絶対悪について持論を語る。「ヒーローの作る偽物の平和が悪を産む」「生きる余裕すら生まれない絶対悪の存在こそ真の世界平和を実現する」と。
そして、圧倒的な強さで自分を追い詰めたサイタマに「なぜお前は使命感を持って戦っている俺を倒す」「お前はなぜヒーローをやっているのか」を問う。
「趣味」
サイタマの返答は、あり得ない程適当なものであった。激しく動揺するガロウは何度もサイタマに問いただす。しかしサイタマは「自分にとってヒーローは趣味」の一点張りであり、それに愕然としたガロウは叫ぶ。
「そんなのヒーローじゃない!!」
そんなガロウを見たサイタマは、彼への疑問が晴れる。
「手加減してヒーローを殺さない」、「子供を殺す気がない」などの行動、更に彼が明確に「正義とはなにか、ヒーローとはなにか」、という考えを確立している、そしてなにより理想のヒーロー像を持っていることを踏まえて、彼の本心を見抜く。
彼が、ガロウが本当になりたかったものは怪人ではなくヒーローであった。
戦いの後
サイタマが彼を「怪人のコスプレ」と称した理由は、彼のヒーロー願望から来る怪人性の無さであった為、彼をずっと近所迷惑な「人間」として見なしていたのであった。
それを踏まえてお前の怪人は妥協の趣味、自分のヒーローは本気の趣味であると改めて主張され、さらに絶対悪にしても目指す前からハードルを下げていたお前には負ける気がしないと自負される。
そして「次」はどうするんだと活を入れられるが、戦いに敗れその上自身の妥協を指摘された彼の心は完全に折れ、生きる意志を失ってしまう。
そのため処刑を強行しようとするアマイマスク達に抵抗する意志は見せず、かつての師バングが振るった元愛弟子を殺せない愛のこもった拳に討たれることに満足するかのような表情すら見せていた…。
しかし、そこにガロウが怪人から救った少年が止めに入り、ガロウこそ「本物のヒーロー」だと主張。処刑を阻止しようとアマイ達相手に必死でしがみつく。ここで彼は自分が何者かに気付き生気を取り戻す。
自分が絶対悪の怪人になるために奮闘してきた行動こそ己の持つヒーロー像を実現したものであり、怪人になってまで救いたかった一番の弱者、かつての幼き頃の自分のような存在の目には本物のヒーローに見えているということ。
その瞬間、彼は一瞬にしてその場から姿を消した。
本心では「自分もヒーローになりたい」、しかし「自分にはなれない」と卑屈になっていた青年はサイタマとの戦いと問いかけ、自分が救った一人の「公園で突っつかれる不細工なガキ」によって自分の真の思いに気付き「次」を得た。
戦闘能力
「悪を執行する」
天才的な格闘センスを持ち、ヒーロー協会のヒーローを襲撃する「ヒーロー狩り」を通して、幾多のヒーローを打ち破ってきた。幾度となく瀕死の重傷を負いながらも、強靭な肉体と根性で生き延びる等生命力も高い。
戦いの中で未知の相手にも適応し、その技術を会得したり、取り入れたりしている。驚異的な速度で成長、ヒーロー達や怪人協会の怪人との交戦を経て、実力を上げ続けている。
リメイク版では、災害レベル「鬼」怪人たちの合体攻撃を捌いた時にスティンガーの槍を想起する、ギョロギョロの超重力に金属バットの気合いを模して耐えるといった、戦闘中にかつて戦った強敵たちの技を思い起こすといった演出も追加されている。
- 流水岩砕拳
シルバーファングことバングに師事し身につけた拳法。かつての師の顔が浮かぶという理由から使用をためらっていたが、タンクトップマスターとの戦いで危機に陥った際に使用。劣勢を跳ね返して逆転勝利を収めた。また、ガロウの相手の技や動きを真似る技能も、力の本質を理解し体現する流水の勁を汲んだものである。
- 旋風鉄斬拳
ボンブとの戦闘で彼から盗んだ拳法。習得したその日の晩には早速使いこなすようになる。
- 交牙竜殺拳
バングとボンブとの戦いを通して身につけた、流水岩砕拳と旋風鉄斬拳で繰り出す連携奥義。左で流水岩砕拳を、右で旋風鉄斬拳を繰り出すことで、単身での使用を可能とした。流水岩砕拳単体では突破できなかった超合金クロビカリの肉体の防御を攻略した。
覚醒ガロウ
数々の死闘を経てリミッターを突破し、絶対悪を掲げる事で完全な怪人へと覚醒した姿。人間の頃の面影は影を潜め、まるで悪魔のような見た目となる。その強さは戦慄のタツマキやアトミック侍を始めとしたS級ヒーロー達ですら束になっても太刀打ちできず、サイタマすら感心させる程の戦闘力とタフネスを誇る。
村田版では、シルバーファングと渡り合い、白金精子の速度をも上回り、ムカデ仙人の巨大且つ強固な外殻を打ち砕き尚も進化を続ける。サイタマとの戦いで、怒りに反応し身体が変異しより怪人らしい体躯となり、翼が生える、腕が4本になるなど怪人化が進行している。
- 怪害神殺拳
あらゆる流派の武術を自己流に昇華した拳。
S級ヒーロー達の攻撃はもちろん、サイタマの連続普通のパンチすら捌いてみせた。
村田版における流れ(ネタバレ注意)
本来サイタマとの戦いの後、自身の成そうとしているのは絶対悪であると主張するが、こちらでは『絶対悪の怪人』になると決心したことで怪人化している。
そして、明確に分岐するのは黒い精子らとヒーロー達の戦闘。
本来彼が黄金精子を討伐して終わるのだが、一連の戦いで黄金精子が白金精子として生誕、彼をぶっ飛ばした辺りで閃光のフラッシュとサイタマ達が乱入し、閃光のフラッシュ、白金精子、ガロウの三つ巴の超高速戦闘が繰り広げられる(サイタマはボロボロのジェノスの元に向かった)
早々に閃光のフラッシュをKOしたのちに白金精子を撃破するも、直後ムカデ仙人及びエビル天然水が海水を取り込んだエビル海洋水の襲撃を受ける
金属バットと共闘し、以前敗北した怪人王オロチよりも遥かに巨大なムカデ仙人を瓦割りの要領で真っ二つにして撃破、エビル海洋水はサイタマがぶっ飛ばし無力化したことで遂にサイタマと対面し、死闘を繰り広げる事になる
当初サイタマは戦う気がなかったが、背後から襲いかかった事で咄嗟の裏拳を放たれてしまいクリーンヒットし、その衝撃でサイタマが「何度も遭遇していたなんか強いハゲ」であることを思い出す。
何としてもサイタマを越えようとする執念がガロウの身体を一回り大きくしたが、そこでタレオと再会
「おじさんは自分にとってヒーローである」事を告げられ「もう怪人の振りはやめて」と涙ながらに説得されるが断固として拒否、怪人として勝つところを見せると意気込むも、場所を変えようとしたサイタマに吹き飛ばされ、またサイタマはタレオに「あいつを倒すんじゃなく止めて欲しいんだな?」と確認し、やる気を出した事でサイタマvsガロウが本格的に始動する。
村田版vsサイタマ
しかし、タレオが怖がらず話しかけた事、悪事から足を洗うよう説得されていた事でその善性を見抜かれており絶対悪を目指す理由が「平和のため」である事を察され「(タレオの願いを)組んでやれ」と説かれるもやはり拒否
腕を増やしたり翼を生やしたりと様々なアプローチで攻撃を仕掛けるもののサイタマには傷一つ付けることができなかった。
また、その攻撃の最中に
- 吹き飛ばしたビルの下敷きになっていたらしきシェルターの中に閉じ込められていた人達が脱出出来るようになったて感謝される
- 噴火直後の火山の山頂がぶっ飛んだ事で、溶岩流の流れが変わり麓の村が助かる
- 地球の正反対で海に墜落していた修学旅行生たちの真下の地面が押し出され隆起する
と、意図せず大勢の人が助かっており、気づいたサイタマに「さすが人助けが上手いな」と揶揄われ「そのつもりがなくても結果オーライになる感じがキングに似てる」と、ガロウは不服そうだったが、評価される事にもなる。
また、ムカデ仙人の言っていた「神に仇なす忌むべき拳」が自分ではなくサイタマである事に気付き、そのあまりにも理不尽な強さで過去のトラウマを想起、必死に食らいつくも無情の拳で吹き飛ばされてしまう。
覚醒、そして…
そして吹き飛ばされている途中バングに語りかけられるもその正体を看破し腕を叩いて拒絶、が
「握らずとも、わずかでも触れたな?」
力を半ば押し付けられる形になったが、謎の存在から得た力で核分裂拳、借勁による連続普通のパンチ、ガンマ線バーストと叩き込み、サイタマを吹き飛ばす事に成功する。
その後集まっていたヒーローの目の前に現れ、上記の力を与えられた流れを説明し、自分が正気であることと、悪を執行する事を宣言する(胸中でタレオに別れを告げていた)
その場にいたものの殆どは、ガロウがその場にいるだけで撒き散らされている宇宙線による急性放射線被曝により、既に皆殺しになっており、一部のものがギリギリ意識を繋いでいる状態で、無論マトモに戦闘できる状況ではなかった。
そのまま蹂躙劇が始まるという一触即発の事態にブラストが乱入、今のガロウが正気でないことと、存在するだけで周りに災厄をもたらしている事を告げられるが意に介さず、自身が「不吉な未来 災害レベル"神"」であると自称する。
そしてシルバーファングがフラフラなまま立ちはだかったところで、上半身のみのジェノスが特攻をかけ作った一瞬の隙をついたブラストの牽制の次元砲から強制転移→重力拳→強制転移の無限ループにハメられ異次元に追放された。
しかし即座に帰還しブラストの技に更に核分裂を乗せた核分裂重力拳を披露、ブラストがそれらを上空に流している隙に倒れていたジェノスを捕獲しサイタマに本気を出させる、それだけのためにジェノスを殺害し、その首級としてコアを強奪
vs本気のサイタマ
その余波は地球を破壊しかねないほどのものだったがブラストの努力により双方をギリギリ地球外まで弾き出す事に成功するが、あまりのエネルギーで転送途中にゲートが壊れてしまい、充分な距離が取れなかった
また、その時の衝撃の炸裂とブラストとその仲間の必死のベクトル操作により木星の衛星に着弾する
何とかして地球に戻ろうとするもサイタマに「そういうのはお前をぶっ飛ばしてから」と宣戦布告を受ける。その上で、「片手で十分」と挑発されブラストからコピーした亜空間ゲートを駆使して縦横無尽に攻撃を仕掛けるも、マジちゃぶ台返し、巻き上がった地盤を利用した全方位マジ殴り等、数々のマジシリーズを連続して叩き込まれたことで、同じ力で返して上回る覚悟を決める。
しかし逆に同じ技をやり返された挙句、ここにきてサイタマが急成長を開始、追い抜くはずがドンドンと差を引き離されていってしまう。
万事窮したところで太陽を視認、地球の位置を把握した事でサイタマを反対方向へ吹き飛ばした後に置き去りにして逃げる形での決着を付けようとするが、放屁により追いつかれ、地球に叩きつけられてしまう。
数々の技を破られ、成長速度でも突き放され、最後の手段すらも無効化された事で打つ手を無くしてしまい完全に心が折れトドメを懇願するも「殺さないで止めてくれってのがあのガキの遺言だから」と言われ、タレオの死体を視認した事でついに正気に戻り、自分がしてきた事を自覚する。
打ち倒すべき不吉な未来
サイタマに勝てなかった事で絶対悪になる道も閉ざされ、かと言ってサイタマからトドメを刺されなかったことで悪として散ることもできず、守りたかった物も守れなかったと絶望
「守りたかったのではなく縋っていた」と看破され、反論しようとするも、ガロウにとってのタレオがサイタマにとってジェノスであった事に気が付き、贖罪のためにサイタマに自身の真似をさせる事で「自身の上を行くサイタマの性質を利用して、神の手を借りず神の力を会得させる」という手段を取る。
勝手に力を与えようとした事で神に力を没収され、塩の柱にされるが、真似を続行させることでサイタマの時間を逆行させる事に成功する。
その結果成長したサイタマの拳が、ヒーロー達の前に現れた瞬間のガロウに直撃、事が起きる前に全ての力を失う事となる。
その後、意識を失っていたタレオの目の前に未来のガロウが幻影(または霊魂)として現れ、弱体化した現在のガロウの元に向かわせる。
以降の流れはONE版とほぼ同一であるが、明確にヒーローを志したONE版とは異なり、まだ悪を諦めては居なかったが、いつもの秘密の修行場である滝で修行しているところをバングに発見される。
そして、引退したバングと共に各地で犯した犯罪に対する自供と反省、ヒーロー狩りの被害者への謝罪行脚をしながら更生する道を模索している。
なおバングは自身の後継者としてガロウをヒーロー協会に紹介する気である模様。
道場では、裁判所の更正プログラムの一環で下っ端として奉公している。
余談
- 第3回原作版人気投票では5位を獲得。その際描かれたONE氏によるイラストにて、ガロウはヒーローではなく怪人を狩っており、彼の考えに変化が見てとれる。
- ガロウとキングは、共にサイタマから「意図しないのに良い結果を生む部分が似ている」「ヒーロー的な勘が良い」と評価を受けており、二人ともサイタマへのアンチテーゼであることが描写されている。
- 他にも、サイタマはキングとの会話にて「自分がヒーローという概念を名乗りだした」事と「ガロウが怪人を名乗りだした」ことも「どこか似ている」と述べていた。
- 確かにガロウによって怪人協会や裏社会に大きなダメージを与えたものの、ガロウが「ヒーロー狩り」を行ったことによって多数の怪人被害を防げなかったことも作中で実際に言及されている。そのため、彼の今後の贖罪に注目が集まることだと思われる。
- 村田版にて、野獣戦隊ガウレンジャーのガウイエロー役の「キーロ」という女優がガロウのタイプの女性と語られている。彼女は母親に似ているが、実母と異なり「優しそう」とのこと。
- リメイク版のシルバーファングの若いころの姿はガロウとの類似性が象徴されており、髪型も似ており、殺人拳を使い、道場破りを繰り返し、力に溺れた危険人物だった、などの点が似ている。
ボロスとの強さの議論
災害レベル竜以上でありサイタマがマジシリーズを使うほどのガロウとボロスだが、その二人はどちらが強いかでよく議論になる。
- ONE氏はニコニコ生放送にて「ガロウとボロスはどっちだろうな?前までは絶対ボロスの方が強かったけど、 今のガロウはもうほぼパーフェクト怪人みたいなところがあるんで。わかんないですね。いい勝負…いい勝負するところで、接近戦だったらガロウの方が強いんじゃないかなとは思いますね。 接近戦ていうかパンチとかキックとか、そういうのはだいたい避けられるっていう…」と言葉を濁した。
- 原作者が悩むほど両者の実力は拮抗しているようで、2人の戦闘スタイルは対照的である。
- ボロスは体内の莫大なエネルギーを駆使した圧倒的なパワーとスピード、光線攻撃などで戦う。第2回原作人気投票のゲリュガンシュプ曰く「サイタマがいなければ10日あれば地球を更地にできるほど」とのこと。
- ガロウは優れた格闘能力と怪人化した肉体で戦う。技のトレースや行動予測など、天才的な戦闘センスを有し、怪人化によりそれらを底上げする。
- しかし、村田版における「宇宙的恐怖モード」のガロウは明らかに前者を上回っている。ただし、「宇宙的恐怖モード」における戦闘力は「神」によって与えられたものであり、ガロウ本人の純粋な力量とは異なる。