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東アジア共和国の編集履歴

2024-02-14 02:55:59 バージョン

東アジア共和国

ひがしあじあきょうわこく

ガンダムSEEDシリーズに登場する国家。

概要

地球連合を構成する国家の1つで中国韓国北朝鮮モンゴル日本(北海道ユーラシア連邦の領土)等で構成している。

膨大な人口を有する国たちにより構成されていることから、その人口に支えられた工業力が強みになっている。


動向

C.E.38年、ジョージ・グレンによる新型天秤型コロニー構想(後のプラント)を受け、大西洋連邦、ユーラシア連邦とともに出資を行い、プラントの理事国となる。


C.E.70年2月7日、大西洋連邦による地球連合の設立に際して、ユーラシア連邦・南アフリカ統一機構・南アメリカ合衆国・赤道連合・スカンジナビア王国とともに呼応・加盟する。


C.E.70年6月14日、管理下にあったL4宙域の資源衛星「新星」にて地球連合軍ザフトが攻防戦を開始する。この攻防戦は1か月後となる7月12日に地球連合軍が「新星」を放棄する形で決着したため、ザフト(プラント)に「新星」を奪われることとなった。なお、この「新星」は軍事要塞化され「ボアズ」と改名、プラントのあるL5宙域まで移送された。


C.E.71年1月15日、太平洋・北回帰戦線が活発化したことでザフトからマスドライバー施設を有するカオシュン宇宙港へ攻撃を受ける。地球連合軍は防衛戦闘を繰り広げるが、ザフトの降下作戦もあり、同年1月23日にカオシュン宇宙港は陥落し、ザフトの占領下に置かれる(『SEED』PHASE-1序盤にキラが見ていたニュースはコレ)。これがC.E.70年4月1日から敢行されていた「オペレーション・ウロボロス」による最初の宇宙港陥落となった。


C.E.71年5月5日から8日にかけてザフトが敢行した「オペレーション・スピットブレイク」に対する大西洋連邦の友軍と政敵を巻き込んだ自爆作戦と、それによる連合内での主導権の拡大に際して、ユーラシア連邦ともに不快感を表明する。


C.E.71年5月29日、地球連合首脳会議にてブルーコスモスの盟主であり国防産業理事でもあるムルタ・アズラエルがマスドライバー獲得のためにオーブ連合首長国への攻撃(侵攻)を示唆した際、上記の経緯もあってユーラシア連邦ともに反対する。このため、C.E.71年6月15日に敢行された「オーブ解放作戦」は唯一賛同した大西洋連邦のみで行うこととなった。


C.E.73年10月3日ブレイク・ザ・ワールドにより、上海北京、ゴビ砂漠へユニウスセブンの破片が落下し、壊滅的な打撃を受けた。また、海岸に近い北京に至っては津波により地図から消滅した


C.E.73年12月、地球連合内の反ロゴス陣営としてプラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルのロゴス討伐宣言に呼応し、ザフトと共に対ロゴス同盟軍を構成、ロゴスメンバー及びブルーコスモス派が立て篭もるヘブンズベースに武装解除と匿っているロゴスメンバーの引渡しを求めた(「オペレーション・ラグナロク(ヘブンズベース攻防戦)」)。


関連施設・組織

カオシュン宇宙港(カオシュン基地)

台湾高雄市にある地球連合軍の基地。

マスドライバーのある施設の1つであり、地球連合軍のビクトリア宇宙港、パナマ宇宙港同様の大規模な宇宙港で月面のプトレマイオス基地に対する補給路の一つ。上述の経緯により陥落、ザフトにより占領されたが、C.E.73年3月10日のユニウス条約締結によりプラントから返還された。この際、連合側はC.E.71年7月24日の第二次カサブランカ沖海戦にて奪取したイベリア半島のジブラルタル基地をプラントへ差し出した。


余談

作中で登場するマスドライバー施設には「ポルタ・パナマ」「ハビリス」「カグヤ」と固有名称が付いている中、唯一名称が判明していない。


フジヤマ社

地球連合軍のミサイルやそれに搭載されるセンサーなどを開発している企業。正式な表記は「FUJIYAMA」と表記され、これは「FUture Japan Industrial Yield And MAnufacturing」の頭文字となる。

共同開発という形でFXet-565 コスモグラスパーの開発にも携わっている他、初期GAT-Xシリーズ開発の際には同企業から技術者が非公式に出向する形でビーム兵器開発にも携わった。

コスモグラスパーをはじめとするモビルアーマー開発をメインとしていたため、モビルスーツ開発では他社に遅れていたが、地球連合第81独立機動軍ファントムペイン主導のMS開発計画「アクタイオン・プロジェクト」に技術協力という立場で参加してデータやノウハウを獲得、さらに上述の「オーブ解放作戦」により難民となったモルゲンレーテ社の技術者を受け入れることにより、連合における軍事産業の中核企業となるべく生まれ変わろうとし、その足掛かりとなるコンセプトモデルとしてGAT-FJ108 ライゴウを開発、それに付随する形で「アナザーストライカーパック」と呼ばれる新たなストライカーパックを3種類ほど開発した。また、ライゴウの実戦試験の際、ザフトより亡命してきたパイロットを監視付きで用いている。


開発兵器


余談

  • カオシュン宇宙港と同じくザフトに奪われた「新星」(後のボアズ)だが、こちらはC.E.71年9月23日のボアズ攻略戦にてピースメーカー隊の核攻撃により粉々となったためユニウス条約に従って返還されることはなかった。
    • C.E.75年にはその残骸の一部が旧クライン派の秘密格納庫として使われ、核動力に改修されたMSが秘匿されていた。
    • 仮に返還されたとしても、プラントの眼前まで移動させられているため軍事緩衝地帯となる他なかった。

  • コズミック・イラにおける地球の三大国家の一角ではあるものの、大西洋連邦やユーラシア連邦と比較して非常に影が薄く、前述の通り出てくる度に何らかの被害を被っていることが多い。しかし、その分だけ矢面に立って致命的な被害は受けていないため、C.E.74年以降は国力の低下により独立運動が盛んとなった大西洋連邦やユーラシア連邦と比較すると国勢自体は安定しており、第2次連合・プラント大戦では連合内でも率先して反ロゴス・反ブルーコスモスを掲げたこともあり第2次連合・プラント大戦における陰の勝者となっている。
    • 大西洋連邦の「ポルタ・パナマ」はC.E.71年5月25日のパナマ攻略戦にて失われ、「ハビリス」は南アフリカ統一機構所有なため、地球の三大国家の中で唯一自国のマスドライバー施設を失わなかった国でもある。

関連タグ

地球連合(ガンダムSEED) 大西洋連邦 ユーラシア連邦


地球連合軍(ガンダムSEED) 地球連合製のMS・MA・戦艦


アクタイオン・プロジェクト ライゴウガンダム

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