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ヨカヨカの編集履歴

2024-12-18 12:22:00 バージョン

ヨカヨカ

よかよか

日本の元競走馬、繁殖牝馬。熊本県産馬として初のJRA重賞制覇を果たした。

概要

2018年生まれの日本の競走馬

主な勝ち鞍は北九州記念(2021年)。同レースの勝利で、熊本県産馬として初のJRA重賞制覇を果たした。


プロフィール


父スクワートルスクワート(Squirtle Squirt)はアメリカ合衆国で現役生活を送り、BCスプリントなどGⅠ2勝。引退後に日本で種牡馬入りし、地方競馬重賞馬は複数輩出していたが、ヨカヨカが初のJRA重賞産駒となった。

「Squirtle」はゲーム『ポケットモンスター』に登場するゼニガメの英語名である。


母父デインヒルダンサーはアイルランドでGⅠ2勝。デインヒルの後継種牡馬として、2009年英・愛リーディングサイアーを獲得している。


祖母ハニーバンは、イギリスとアイルランドで繁殖生活を送っていた繁殖牝馬であり、半弟にジャパンカップなどGⅠ6勝のピルサドスキー、半妹に秋華賞エリザベス女王杯勝ち馬ファインモーションがいる。

2003年にデインヒルダンサーの仔を宿した状態で日本へ輸入され、翌年に日本で産んだ子がヨカヨカの母ハニーダンサーで、いわゆる持込馬である。


略歴

2018年

5月13日、熊本県の本田土寿牧場で誕生。

母であるハニーダンサーは元々、北海道浦河町大島牧場に繋養されていたが、牧場主の本田土寿氏の息子が北海道での獣医生活を終え帰郷する際に譲り受けた。


本田土寿が「ハニー(ダンサー)は筋肉隆々で重戦車みたいな体が魅力だったので、俊敏さがあるスクワートルスクワートを種付けすれば、軽いスピードもつくのではと」考えた上での配合だった。


2019年

6月、「ハニーダンサーの2018」は九州では数少ない馬のセリ市「九州1歳市場」に上場。

JRAに340万円で落札され、JRAが育成調教を行った後に馬主に売却する「JRA育成馬」としてJRA宮崎育成牧場で育成が行われた。


2020年

宮崎育成牧場で行われた「JRAブリーズアップセール」に上場。

公開調教育成馬展示会で2F23秒0、11秒0の調教1番時計をマークするなど大きな注目を集めた。

株式会社ランテック創業者の岡浩二に購入され、熊本県の方言で「いいよ、いいよ」を意味する「ヨカヨカ」と名付けられ、栗東トレーニングセンターの谷潔厩舎に預けられた。


6月13日、阪神競馬場の新馬戦(芝1200m)でデビュー。上がり3ハロン最速の末脚で1番人気モントライゼを差し切り、勝ち上がることができた。


地元九州小倉競馬場に凱旋し、フェニックス賞ひまわり賞と連勝。九州産馬の星として一挙に注目度が高まった。


11月7日、ファンタジーステークス(GⅢ)に出走し、メイケイエールの5着に敗れた。


12月、熊本県産馬としてGⅠ初挑戦となる阪神ジュベナイルフィリーズに出走したが、ソダシの5着に敗れた。


2021年

3月14日、フィリーズレビュー(GⅡ)で始動。シゲルピンクルビーの2着となり、賞金を加算しオープン馬入りを果たし桜花賞の優先出走権を確保。


4月11日、桜花賞に出走し、ソダシの17着に敗れた。この後は短距離路線に絞る。


5月29日、葵ステークスに出走し、レイハリアの2着に敗れた。


7月日、CBC賞(GⅢ)に出走し、ファストフォースの5着に敗れた。


8月22日、北九州記念(GⅢ)に出走し、逃げを打ったモズスーパーフレアをゴール板直前で差し切り勝利。熊本県生産馬としてJRA重賞初制覇を成し遂げ、小倉競馬場に集まったファンから喝采を浴びた。


その後はスプリンターズステークスを目指して調整されていたが、9月22日に左第1指節種子骨骨折が判明し、競走能力喪失と診断され引退する事となる。


10月22日、競走馬登録を抹消。


2022年

岡が所有するサンデーヒルズ(北海道新ひだか町)で繁殖牝馬となる。


繁殖成績

生年月日名前性別毛色競走成績現在
2023年3月26日ヨカオウ青鹿毛キズナ未出走若駒
2024年3月26日ヨカヨカの2024青鹿毛コントレイル未出走幼駒

関連イラスト

Go!ヨカヨカ!!ヨカヨカ


関連タグ

競走馬 21世代 熊本県

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