略称は「ミューガン」、「MGG」など
※注:無印を「1」とし、増量版を「○.5」とします。「2」以降の増量も同じ。
概要
基本ルール/判定
音モンスターと呼ばれるモンスターが奥から飛んでくると同時にマーカーと呼ばれる円が現れる。
円が一周するとちょうど音モンスターと重なる形になり、
この時にマーカーの中心で音モンスターを打つと「PERFECT」になる。
後はタイミング又はマーカーの中心からずれるほど「GREAT」→「GOOD」→「BAD」→「MISS」になる。
MISS以下の判定を出すと音モンスターを倒せず画面外に逃げられる(「ESCAPE」判定になる)。
「2」ではマーカーが八角に変更され、また、ジャストのタイミング直前(0.5拍前、ライン位置は方角で言えば北西の角と重なる)と同時に音モンスターが口を開く仕様となっている。
「上に向かって撃て!」
画面中央に銃のマークが表示されたら銃口を上に向けトリガーを引く。
「1(・1.5)」では白い線が上に向かっていくので銃口と重なった所がPERFECT。
「2」では銃に八角マーカーがついており、一周すれば(これもラインが上に来た所で)PERFECT。
……とは言え実は照準が画面から外れている事が条件であり、下に向かって撃ってもこめかみを撃っても協力プレイの相方を撃っても銃口のセンサーを手で覆い隠しても(タイミングが合えば)PERFECTになる。
基本は一発。
1.5では「only my railgun」(原曲はfripside/とある科学の超電磁砲)のみラストで3連発撃つ形式になった。
2では5連発や、マーカーが並んで表示されるなどこちらにも凝っている模様。
チャンスタイム
「まとめてやっつけろ!」
音モンスターが並んで現れる。ここではリズム判定はなく、単純にガンシューとして音モンスターを全滅させる事が条件。
全滅できなくても音モンスターの撃破率に応じてゲージが回復し、得点が増える。
が!
全滅させただけでは判定は最高でも「Cool」になり、ボーナスもまぁまぁな所。
実はサウンドイーターにも判定があり、数発撃って「BREAK」させるのが100%(Excellent)の条件である。
「1」では通常通り一発ずつしか撃てず、ガンシューに慣れてない人はExcellentがとりにくかったが、
「1.5」ではトリガー引きっぱなしで連射が可能になった為、Excellentがとりやすくなった。
「2」では並ぶ形式が変更され、円を描くようにくるくる廻るなど、配置パターンが増えた。
超むずかしい/VERY HARDではランダムに飛んでくるため、Excellentをとるのも超むずかしくなる。
また、一部の超むずかしい/VERY HARDではチャンスタイムが存在しない楽曲もある。
On The Beat!!
「2」から導入されたシステム。
チャンスタイム時にBPMの4分打ちに合わせて撃てば「On The Beat!!」となり、1匹に対するボーナス点が増えるシステム。
ただし、(チャンスタイムの)時間も限られてるのでExcellentを逃す場合がある。
とはいえ、On The Beat!!成立時のボーナス点が大きいので、
ハイスコアを目指す場合は避けて通れないシステムである。
※ 注意 :ただ、BPMに合わせるだけでなく、アンプの動きに合わせてショットしないとボーナス点が加算されない模様。
基本ルールのその他
pop'n musicやbeatmaniaIIDXや太鼓の達人のようなノルマ形式であり、ゲージが無くなっても最後までプレイできる。
曲終了時に75%(ゲージ20目盛中15目盛以上)を保持できればクリア。達してないと失敗となる。
1曲目ではVERY HARD(1.5以前は『超むずかしい』)は選択できない。
したがって、1曲目からVERY HARDをプレイするにはヒミツコマンド
(サブボタン3回→トリガー1回→サブボタン3回→トリガー1回)
を入力する必要がある。
なお、VERY HARDは失敗するとゲームオーバーになるが、それ以外の難易度では規定曲数をプレイするまでゲームオーバーにならない親切設計。
「1」・「1.5」は(多分)音ゲー初の漢字にふりがな表記がしてあった。(但し、プレイ画面などは除く)
ちなみにonly my railgunの『超電磁砲』はしっかりと「れーるがん」と表記してあった。
「2」は開発画面の時点では存在したが、製品版ではふりがなはなくなった。
「2」からはプレイ画面下部に難易度表記もされるようになった。
更に下部のアンプの動きはBPMの4分打ちに該当する。「トイレの神様」(原曲は植村花菜)はのんびりと動き、初音ミクの消失(暴走P)では激しく動く。
これはチャンスタイムのOn The Beat!!に関連する。
ちなみに……
トイレの神様はBPM108、初音ミクの消失はBPM240。
とは言っても曲始めのカウントでBPMが解るようなもの。
ただ、BPMの表記はされていない。
その他
よく、コナミの「jubeat」と似てると言われるが、コンセプトからすれば、任天堂の「押忍!闘え!応援団」に近い。
1無印では「ファミリー向け」で開発が進められていたが、版権曲の「Shangli-La」(原曲は電気グルーヴ)を除き、全てが女性ボーカルかインストと言う事、また、
かなりの数の深夜アニメ曲が収録され、コアユーザー以外の収集は出来なかった…
と同時に「音ゲーならぬオタゲー」と皮肉られることに……
1.5(増量)では「天体観測」(原曲はBUMP OF CHICKEN)・「キセキ」(原曲はGReeeeN)など、男性ボーカルも収録、また、「アンパンマンのマーチ」・「もりのくまさん」などお子様向けの曲も増え、ここからミューガンに触れる人も増えてきた。
また、太鼓の達人(ナムコ)では、「ニンジャウォーリアーズ」の『Duddy Mulk』を収録していた。(他タイトー曲も多々収録されていた。)
その為か逆版として
「THE iDOLM@STER」の『GO MY WAY!!』を収録している。こちらは「2」の前触れか?千早ソロ。
2では「エージェント夜を往く」が収録された。亜美真美ソロ。もちろん「とかち」
削除されていた「GO MY WAY!!」はひみつ曲2で復活。VERY HARDも追加された。ただし、千早ソロから“やよいソロ”に変更されている。やっぱり「れぅ」
また、2では太鼓の達人から「さいたま2000」が収録されている。
太鼓の達人の2012年4月17日のアップデートで「Extreme MGG★★★」「ミュージック・リボルバー」が配信される事が判明。
これにて、漸く両社のコラボレーションが成立した事になる。
ちなみに、Extreme MGG★★★をクリアすると着せ替え衣装の「ミューズポリスC」。ミュージック・リボルバーをクリアすると「ミューズポリスM」が手に入る。
ちなみに、Cはシアン、Mはマゼンタの事。
1.5から「初音ミク」というジャンルが設立された。
殆どがタイトーオリジナルだか、唯一ニコニコ動画から「恋スルVOC@LOID」が収録されている。(ここまでは1.5のみ。)
ちなみに、全音ゲーの中で『初音ミクによる製作会社オリジナル曲』があるのはこのミューガンのみである。
※1:ProjectDIVAは除く。
※2:『太鼓の達人』にも「feat. 初音ミク」があるが全て版権である。(ナムコオリジナルはまだない。)
2ではジャンルが「初音ミク他」に変更され、ミクの曲が増えたほか、鏡音リン、巡音ルカの楽曲も収録された。
そして何よりも驚かせてくれたのが、全音ゲーで唯一の
『東方projectのアレンジ楽曲』の収録である。
まずはIOSYSの『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』から始まる。
そして、ZUNTATAがアレンジした、『東方音銃夢(とうほうおんがんむ)』(原曲:「U.N.オーエンは彼女なのか?」)も収録。
タイトー側も『ZUN様から収録の許可を得ております』と記載されている。
2ではさらに楽曲が増え、「チルノのパーフェクトさんすう教室」「Bad Apple!! feat.nomico」が追加収録された。
ファンから「もう(ZUNTATAの)東方アレンジはないのか?」という声に応え、AOU2011にて『東方散楽祭(とうほうさんがくさい)』を発表。
そして2月25日に一般筐体でも解禁された。
上記はネクロファンタジアのアレンジであり、変拍子の効いた難しい譜面になっている。
そして、ついにタイトーがやって下さったのが、 チャンスタイム。
円を描き周りに徐々に広がってゆく。おわかりいただけだろうか
紫奥義「弾幕結界」の再現である。
余談だが、これらの東方アレンジ(ZUNTATAは除く。)はカヴァー疑惑が出ている。
(一部サウンドと声に違和感がある,サブにボーカリストやサークル名の表記がないことから。)
元々同人ゲームであり、収録も困難と思われたが、“ZUNは元タイトー社員であったこと。(サウンドチームではなく、グラフィッカーだが)”
やるなぁ、タイトー。
一部の提供曲にはアーティスト名が表記されている。それ以外のライセンス楽曲はカヴァーとなり、タイトー社員か、外部者による演奏(打ち込み音源)やボーカルとなる。
ずっとみつめていて/DJ UTO vs. Starving Trancer feat. 森永真由美/---
絶望ビリー※/マキシマム ザ ホルモン/DEATH NOTEより
GO MY WAY!!/唄:如月千早(CV:今井麻美)/THE IDOLM@STERより(1.5)
⇒GO MY WAY!!/唄:高槻やよい(CV:仁後真耶子)/THE IDOLM@STERより(2)
スーパーマリオブラザーズメドレー/Licensed by Nintendo/---
ゼルダの伝説メドレー/Licensed by Nintendo/---
エージェント夜を往く/唄:双海亜美/真美(CV:下田麻美)/THE IDOLM@STERより
Twister-Original ver-/Licensed by SQUARE ENIX/「すばらしきこのせかい」より
ときめき☆メリーゴーランド/ZQN☆(寺本來可、内村史子、内田真礼、山本希望)/ぎゃる☆がんより
レッツゴー!陰陽師/矢部野彦麿&琴姫With坊主ダンサーズ/新豪血寺一族-煩悩解放-
ブラック★ロックシューター/ryo(supercell)/feat. 初音ミク
みくみくにしてあげる♪【してやんよ】/ika_mo/feat. 初音ミク
恋スルVOC@LOID/OSTERproject/feat. 初音ミク
Just Be Friends/DixieFlatline/feat. 巡音ルカ
Shooting Star/浜渦正志 唄:Mina/---
Crowded space/Sampling Masters MEGA/---
ミュージック・リボルバー/世阿弥/---
ピ・ピ・ピミュージック/エイプリルズ/---
※KONAMIのGuitarFreaks・DrumManiaにも提供してあり、こちらはクリップでPVが鑑賞できる。ロングバージョン。
「2」は、1、1.5と打って変わって、キャラクターやサウンドイーターが一新された。
ファンシーな感じから、ヒップホップなギクシャクした感じに。
キャラクター
1
- 左:猫野たま (CV:坂本梓馬)
ボーイッシュな感じだが、れっきとした女の子である。つまり漢女である。一人称も「ボク」だから余計に間違われる。
- 右:宇佐木もも (CV:小島めぐみ)
超ロングな髪とツインテールが特徴。
- 左:ミルク
もものパートナー。
- 右:ブラック
たまのパートナー。
1.5
- 音羽ねね (CV:堀江由衣)
ミューズ星でリポーターをしているとの事。ちゃっかり持ち歌も持ってます。
2
- 下:シアン (CV:神谷浩史)
初の公式男。クールで冷酷な性格だが、誰よりも正義感が強い。
- 上:マゼンタ (CV:今井麻美)
天真爛漫でゴーゴーな性格。
※ちなみに、ゲージが少ないとブラックは「頑張るにゃ!」ミルクは
【未確認】、シアンは「大丈夫か?」と応援や心配されるのだが、マゼンタに限っては「何やってんのよ!!」と怒られてしまう……
関連イラスト
関連タグ
シューティングーム/シューティング ガンシューティング/ガンシュー