データ
初出 | 第一世代 |
---|---|
英名 | Moon Stone |
野生で持っているポケモン | ピッピ(第2世代~)、ルナトーン(第3世代~)、ピィ(第4世代)、ピクシー(第5世代) |
つきのいしで進化するポケモン
概要
ポケモン初代から存在する進化アイテムの一つ。所謂「進化の石」の一種。
夜空のように黒く透き通った黒曜石のような見た目をしているが、初代ではイラストが存在しなかったため漫画家やスタッフ独自の解釈で自由に描かれていた。
- アニポケ無印ではマーブル模様の角ばった石。
- ギエピーでは白い三日月型。
- ポケスペ(第一章)では白くて三日月のクレーターが入った丸石。
- 電撃ピカチュウでは黒くて角ばっており、デザインは一番現在のものに近い。隕石から出来ているというオリジナル設定がある。
野生で持っているポケモンからも分かるように持っているポケモンは全て月や隕石が関係している。ただしブラッキーとクレセリアは全く関係ない。
入手方法
第一世代(赤緑青ピカチュウ)
初代では進化の石はタマムシデパートで2100円で買えたが、この石のみ買えなかった。
初代で入手できる個数は1セーブデータにつき5個だけ(隠しアイテム含む)のため、どのポケモンに使うか慎重に考える必要があった。
第二世代(金銀クリスタル)
ダンジョン内で数個拾えるのは前作同様だが、この頃からポケモンに「もちもの」の概念が追加され、野生のポケモンが一定の確率でアイテムを持っているという要素が登場。
お月見山に生息するピッピが8パーセントの確率で所持している他、毎週月曜深夜にお月見山で見れるピッピのダンスを見た後、その場所でいわくだきを使う事で入手が出来る。
ちなみにネットもそこまで普及しておらず情報も少なかったこの時代、ブラッキーの分類がげっこうポケモンだった事や同時期に丁度対になる「たいようのいし」と分類たいようポケモンのエーフィが登場した事もあって、任天堂の釣りにあっさり釣られてイーブイをブラッキーにしようとつきのいしを使った人は少なくないはず。
第三世代(RSE、FRLG)
ダンジョン内d(略だが、ルビーではそれ以外に入手方法がなく、1セーブデータにつき1個だけしか拾えない。そのため通信環境が無いプレイヤーはホウエン図鑑のエネコロロかプクリンのどちらかを諦めなければならない。
サファイアではダンジョン内で一個拾えるほか、野生のルナトーンから5パーセントの確率で奪う事が可能。
FRLGは赤緑のリメイクでなので当然いずれもお月見山のピッピが所持しているが確率は5パーセントに下がってしまった。
第四世代(DPt、HGSS)
ダンジョ(略だが、この頃から入手方法が多様になってくる。
DPtではテンガン山に生息するピッピから5パーセントの確率で入手できるほか、じまんのうらにわでピィを出現させればピッピ同様5パーセントの確率で奪う事が出来る。さらにクリア後にサファイアとダブルスロットする事でテンガン山にてルナトーンが出現するため、そこでも5パーセントの確率で奪う事が出来る。さらに地下通路で壁を掘ることでも入手できる。
HGSSは金銀のリメイクなので、お月(略だが、今回はピッピのダンスを見た後にいわくだきをしなくても入手可能になっている。
第五世代(BW、BW2)
ダン(略だが、今作ではアロエからも一個貰う事が出来る。
今作から登場した新要素砂煙(洞窟ダンジョンのみ)でも確率は低いが入手することが出来、さらにクリア後のジャイアントホールのほとんどのエリアでピッピとルナトーンが同時に出現するので非常に入手しやすくなっている。また、揺れる草むらでたまに出てくるピクシーも5パーセントの確率で所持している。
BW2では殿堂入り前でもジャイアントホールに行けるようになった。
基本砂煙でしか入手できない進化の石の中では入手難度がぶっちぎりで低く、第一世代とは完全に価値が逆転してしまった。入手し過ぎて大量に余ってしまった場合はセッカシティの石マニアに売りつけてしまおう。
その他、ブラックの場合は一定の条件を満たしているとつきのいしを1万円で買う事が出来る。1日1個限定となるが、初めてつきのいしが店頭に並ぶ事となった。