概要
おっちょこちょい節(おっちょこちょい ‐)とは、江戸時代~明治時代の流行歌・端唄。歌詞の1節「猫じゃ猫じゃ」としても知られる。
いわゆる「笑い話」な唄いようで、曲調を模した改変(替え歌・揶揄)や、落語・出囃子へ昇華など、様々な派生となって現在まで親しまれる娯楽作品。
間抜け話を唄う
唄の大要は「言い訳をする相手へ、そんな訳ないと論破する」という感じ。そして反論の「猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが~」から続く語り節が面白可笑しさを誘う。
この「猫じゃ猫じゃ~」は「○○のせいだと言うが~」と意訳でき、これで言い換えが行える余地から、間抜け・体たらくな事柄の揶揄へ引用される例もある。
参考:江戸当時の民衆歌謡、端唄の「猫じゃ猫じゃ」の流行は文政とい…:東京新聞 TOKYO Web
江戸明治以降は、お座敷など和の娯楽における演目の一環として語り継がれている。それと「猫に騙された」と謳う様に由来してか、猫関連の歴史・伝承で引用される字句として知る機会もある。
これらの背景から、猫好きや歴史に精通するといった方々には、馴染みある娯楽文化かもしれませんね。
関連動画
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