おなごというものはな、キノコが大好きなんだ
がせねた
2022年7月31日放送の『鎌倉殿の13人』第29話「ままならぬ玉」の迷セリフである。
三浦義村の娘かつ幼馴染でもある初に「おもしろくない」と冷たくあしらわれ、落ち込んでいた泰時に父・義時は、八重の気を引くためにしたことをドヤ顔で助言する。
義時「わかっていないな、おなごというものを」
「初は寂しいからそんなことを言うんだ」
「山ほど土産を抱えて帰ってくれば、機嫌をなおしてくれる」
「いいことを教えてやろう。おなごというものはな、大体キノコが大好きなんだ」
「いいことを聞きました!」と喜んだ泰時は、山のようにキノコに持ち帰り、初に贈ったのだが
泰時「初にあげたら、全部突き返されました」
息子からの報告に義時は「えっ!」と驚き、かたわらの比奈を見た。
正直、比奈の方も見られてもただただ困ったことだろう。
ちなみに、このとき泰時は、長持いっぱいにキノコを持って帰ってきた。ザルいっぱいだった父親に比べて明らかに量が増えているのはどういうことだろうか…
女子にキノコ好きがいるかどうかというより、(現代風にいえば)収納用カラーボックスにみっちりキノコを持って来られても困ると言えなくもないが…
若き日に義時は、妻となる八重の気を引くために、信濃からの土産にキノコを大量に持って帰り、頼朝に間違いであると諭されていたが…
頼朝の忠告を忘れた視聴者は、義時からの「下ネタ満載の比喩」と思って騒然とし、
頼朝の忠告を覚えていた視聴者は
- 「小四郎…女子はみんなきのこが好きなわけじゃないと学んだはずでしょ」
- 「小四郎 まだきのこを信じていたのか」「きのこ好き説まだ信じてたのw」
- 「キノコの件学習してなかったのか」
- 「親子でキノコで失敗する恋愛って何w」
- 「親子何代まで続くのかこのキノコ攻めは」
- 「親子二代で想い人にキノコを突き返される」
- 「北条家代々の家訓『おなごはキノコが好き』」
と義時の勘違い?をネタにしまくった。
その後も義時は全くこの考えを改めるつもりはなかったようで、第34回「理想の結婚」でも(失敗に懲りずに)二階堂行政の孫・のえにもキノコを贈り、このときはのえも贈り物を受け取っているが、直後に「キノコって嫌いなのよね」と笑いながら仲間の女性たちに分け与えている。