概要
アニメ『Go!プリンセスプリキュア』の天ノ川きらら(キュアトゥインクル)と海藤みなみ(キュアマーメイド)とのカップリングタグ。
年下、奔放なきららのやんちゃ攻めに対して、年上、真面目な生徒会長キャラのみなみが受け…の様相を呈しつつある。
第5話にて先輩のことを自然に「みなみん」と呼ぶことにしたきららと、それを自然に受け入れたみなみのかけあいから期待度急上昇。このシーンはきららの人に対するスタンスの再認識・みなみの見返り美人炸裂と、二人の魅力がうまく引き出されている。
ただ、みなみもきららもはるかをきっかけにプリキュア仲間になったため、はるかを抜きにしたこの二人だけの関係というものが描かれることは本編では極めて少ない。それゆえにファンの妄想が加速しやすいカップリングでもある。
最終回間際の44話でようやくみなみときららの二人だけの絆のあり方をメインに扱う話となった。
この時に描かれた「はるか抜きの二人」の関係は、プリキュアシリーズでも珍しい「自立した女性同士の友情」を描いたことで、きらみなのカップリング好き以外からも注目を集めたようだ。
プライド高くそして遠回りから
お互いに自分の領域に関することに対しては高い意識を持って、自分でやり遂げようとする性格を持つみなみと、目標に向かい突き進み行動していくきらら。
44話ではきららは生徒会の職務中のみなみを非常事態だとちょっとした嘘を吐き、みなみを引っ張り出す。そしてみなみはきららに対して良くないと諭す。しかしそれはきららが思い悩んでいるみなみを誰よりも早く気付き、みなみを思ってサプライズのおもてなしをするために多少強引に引っ張り出したのである。つまりみなみの悩みを逸早く解決してあげたいと思い行動した行動力のあるきららであった。しかしみなみは「あなたには関係のないことよ!」と言い放つ。それに対してきららは「私はさ、皆に応援して貰って、いっぱい力を貰ったの。だから、私も力になりたいなって思うわけ。」とあっけらかんと答える。そして暖かいお茶を飲み出し和解する。
みなみが感情的に相手を怒る様子が描かれるのはこれが初めてのこと。はるかやトワがここにいたら、彼女たちに気を使ってみなみはこんな様子を見せなかっただろう。みなみの本音を引き出させるだけの挑発はきららだからこそ出来たことだ。そしてそれをあたかも予想通りの対応として気にも留めないきららのマイペースさもまた印象的。
この様にお互いがお互いにプライドが高い面があり、素直に接近するよりも少し遠回りから交わり出す様子に大きいお友達は気を揉みながら「うんうんわかる~!」と見てしまう・・・そんな雰囲気の二人である。
ベタベタしない大人の優しい距離感
44話ではこの時は二人ともはるかを前にするのとは全く違った顔… 例えて言うなら「子供を寝かしつけた後の夫婦の会話」みたいな味わい深さを見せており、大きいお友達に強い印象を与えた。
二人ともある程度周りを見てどういう人間関係の立ち回りをすれば良いのかが分かる性格の二人なので、燃え上がる様な物は無いけれど、だからこそ分かって察して振る舞えるそんな大人の優しい距離感!
この前話の43話できららは夢のために春には学園を去りパリに旅立つ決意をしている。もう今のような腐れ縁は続けられない。相手が「自分とは交わらない違う道」を歩みことを受け入れつつ、それでも何よりも大切な友人として思うことができる。それは二人にとっては当たり前のこと。だから、必要以上に相手を求めもせず、避けもしない。ズッ友なんて安っぽい確認の儀式は二人には不要なのだ。
冬の浜辺で二人で温かいお茶を飲みながら海を見るという絶妙な距離感に、大きいお友達は愛おしい気持ちで「うんうんそうだよね~!」と見ていられる・・・そんな雰囲気の二人である。
余談
ドラマティックな美しさを、すべての大きいお友達へ。
きららとみなみの二人の関係ははるみなやきらトワの様なアニメチックな雰囲気というよりは、むしろドラマティックな美しい雰囲気の関係に近い!(言い切っちゃった・・・。)
このドラマティックであり魅惑的な美しさを、すべての大きいお友達へ。
そんな女の子の友情関係なのである。
きらみなはまさにドラマティック!
その雰囲気に大きいお友達はドラマティック!に酔いしれたのである・・・。
ちなみにゆいちゃんは『ドラマティックな美しさを、すべての女性へ。』の広告に出ていた様である・・・。
あれ?それアニメが違わね・・・?
関連タグ
Go!プリンセスプリキュア Go!プリンセスプリキュアカップリング
みのロラ:キャラクターデザイン、後輩の黄キュアと紫キュアのカップリングで、「トロピカル〜ジュ!プリキュア」の一之瀬みのりとローラのカップリング。イメージカラーが全く同じ組み合わせ。