概要
ドラえもんカラー作品集第6巻、藤子・F・不二雄大全集第12巻に収録。
「KINTO」と書かれた缶詰に入っており、これで觔斗雲を寄せ付けて飼いならすことができる。
先ずは高山などにこれを器に盛ってセットし、やがてが寄って来て食べ始めるので、それを捕えて飼いならす。
「西遊記」のように上に乗ることができるものの、乗りこなすには練習が必要。
また、これで捕えられる觔斗雲は子供であり、親雲が取り返しに来て暴れる危険性がある。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1981年1月12日放送。
- 今回、觔斗雲は喋っており、きんとフードを見つけた際は、「美味しそうな食べ物があるぞ」などと喋って仲間を読んでいる。
- 觔斗雲を捕まえる際のび太は、間違えてドラえもんの首に投げ縄をかけてしまっている。
- のび太が觔斗雲に乗って日本中を飛び回ってしまうシーンが少しだけだが描かれている。
- ドラえもんの「残酷なようだけど、ほったらかしておこう」のセリフはカット。
- 今回、親の觔斗雲は雷雲のような黒雲としてえがかれている。
- 本編終了後のショートアニメは後ろに持っていた綿あめをのび太がパクッと食べるというもの。
水田版
- サブタイトルは「雲にのって学校へ」
- 今回、觔斗雲の子供たちは金色で描かれている。
- 今回ものび太が觔斗雲の子供に乗って、学校へ向かうつもりがあちこちへ飛び回ってしまう具体的な下りが追加されたが、大山版よりも長く描かれている。ちなみにのび太は帰宅後、觔斗雲に餌を与えている。
- のび太が觔斗雲を見せに行くと言った際、ドラえもんはのび太にきんとフードを渡している。そして、觔斗雲に乗ったのび太が見つけた時、ジャイアンはソフトクリームを食べていたが、のび太に取られてしまった。他にもしずかはピアノの稽古に遅れそうになっており、のび太に觔斗雲で送り届けてもらっている。
- のび太の觔斗雲はジャイアンが拾ったきんとフードの匂いに誘われ、のび太を連れて飛び出し、これを食べて巨大化いどこかへ飛んで行ってしまった。
- その後のび太はふたたび筋斗雲を捕まえに行ったが、捕まえた觔斗雲が雷雲だったために、乗ったものの雷で黒焦げになってしまった。