宝崎市に住む魔法少女。過去に魔女との戦いで苦戦していたところ、黒いフードの魔法少女に救われた。
自分への自信のなさから体面を取り繕う癖があり、挙動不審に見えることがある。
今の目標は「ひとりで生きる」こと。
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 宝崎市 |
学校 | 宝崎市立第一中学校 |
年齢/学年 | 不明 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 不明 |
固有魔法 | 不明 |
ソウルジェムの形状/色/位置 | 球状/珊瑚色/ケープを結ぶリボン |
武器 | 弓矢 |
キャラクターデザイン | 劇団イヌカレー(泥犬) |
声優 | 城内由茄子 |
概要
アニメオリジナルの新人魔法少女。髪型は黒のショートボブで、前髪はぱっつんかつメカクレ。第二期「覚醒前夜」の6話及び7話では黒江のドッペルが彼女を模した存在を発現させ、自身を見捨てた黒江に精神的な揺さぶりをかけ、8話ではいろは達チームみかづき荘に近づこうとする黒江に「お前はいろは達とは違うから彼女達の中に入れない」「何故物語に加わろうとするの?あのまま忘れられていれば良かったのにね」と言い、飲み込んでいく。
第三期「浅き夢の暁」の3話でにおける黒江の回想でようやく本人が登場。白猫を助けようと肉焼きの魔女の結界に落ち、そこで黒江と出会う。
戦いでは逃げ惑う事しかできなかったものの、黒江のお陰で魔女が逃げて命拾いし、猫も無事避難。助けてくれた黒江に感謝しつつ、勝手に彼女のテリトリーに入った事とその理由を謝罪し、自身のソウルジェムが濁っていた為にグリーフシードをねだるも手持ちが無いと断られてしまう。
黒江と共に今後の魔法少女としての活動を頑張ろうと誓うも、お互い名前も連絡先も聞かずに別れて以降彼女と再会する事は無かったという。
その後アプリ版の黒江の魔法少女ストーリーに登場し、アニメと同じように活躍する。
魔法少女として
衣装はいろはに似た白いケープを被っており、両腕に黒いミトンを装着。
ゲーム上の性能
2023年2月10日~2月20日の間に行われるイベント「バレンタインメッセージ~思い出は淡いくろ色~」で入手可能。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×0 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★3 | Lv.60 | 15,371 | 4,279 | 4,133 |
★4 | Lv.80 | 15,371 | 4,279 | 4,133 |
コネクト「お互い頑張りましょう」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | MP回復[Ⅱ] & Accele MPUP[Ⅱ] |
★4 | MP回復[Ⅲ] & Accele MPUP[Ⅲ] |
黒江にコネクトするともう一回MPが回復する。
マギア「私なりの全力です」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | 敵単体にダメージ[Ⅲ]& Accele MPUP(味自/3T) & MP獲得量UP(味全/2T) |
★4 | 敵単体にダメージ[Ⅳ]& Accele MPUP(味自/3T) & MP獲得量UP(味全/2T) |
ドッペル「」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 |
専用メモリア「名前も知らない救世主
この駅に来るたび、私は黒いフードのあの人を思い出す
弱い私を助けてくれた心優しい魔法少女を…
いつかまた会えたら…なんて、今でもときどき夢に見るのは
次こそ名前を聞いて、あの日の感謝を伝えたいから
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | くろ |
イラストレーター | 都筑己 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.40 |
「モラールアップ・サークル[Ⅰ]」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | MP獲得料UP[Ⅰ](味全/3T) | 10 |
限界突破 |
活躍
魔法少女ストーリー
第1話「ひとりで生きると決めたから」
弱かった自分が今でも生き延びているのは「そっくりさん事件」を始めとする様々な出来事と出会いが重なったため。
そっくりさん事件とはくろが今よりも弱く、一人で生きる事に執着していた頃の話。
弱っていた魔女を倒したところ、魔法少女から「また助けてもらえたからチームを組んで欲しい」とお願いされたもののくろ自身はその子と面識は無く、一人で生きると決めているからとしてグリーフシードを渡し、去っていく。
人違いされる事自体は特徴の少ない自分に何度かあったものの、先の人違いは何度も続いていった。
魔女に苦戦していると環いろはに助けられ、以前学校で掃除を押し付けられていたのを見た事もあり、いろはがかつて自分と同じ学校に通っていた事を知る。
今のいろはは実家に帰ってきており、魔女との戦いでは縄張り争いを避けるべく他の子の手伝いに留めていた。
事件の真相は自分といろはの魔法少女衣装が似ていた事からの誤解だったようであり、更にくろはフード付きローブの怪しい集団にも間違われていたと明かす。
その後はいろはもくろだと誤解されたので、いろはの提案で宝崎から出るまでの間で一緒に行動する事に。
その過程でいろはの境遇や人となりを知ると同時に、自身が何故一人で生きようと思ったのかを思い出すべく過去を振り返る。
「私、弱いので…」
第2話「過去が作った曖昧な私」
くろはごく普通の一般家庭で育ち、苦手な事が多くても両親から個性だと認めてもらえていたものの、それが原因で没個性かつ何かに注ぐ情熱も無い人間に育っていった。
何となくで生きる事が許されていたが両親の仕事の関係で引越し、小学校の知り合いがいない中学に進学すると学校に馴染めなかった。
そして何となくでは生き抜けない環境だと気づき取り繕ってはみたものの、上手くいかず浮いてしまう。
それによってパシリや引き立て役など良いように利用され、魔法少女になってチームに入っても役に立てなくて抜けたり、取り繕うほどに利用され(仲間に入れてくれた子に感謝はしているが)る事に息苦しさを感じていた。
そしていろはに自身の過去と仲間というものが自身に程遠いものだとしてこれ以上自身が傷つかないよう一人で生きる事を告げた。
しかしいろはからは貴女にもいつか信じられて期待もできる人が現れると言われ、くろもいろはの印象が昔と変わったと評価する。
「とんでもないことになってしまいました」
第3話「いつかまた会えたなら」
そしていろはから彼女の来歴を聞き、今のいろはがあるのはその過程での「出会い」が理由だとし、今後の新たな出会いを拒むのはもったいないと言われ、自身の未来を保留にする。
いろはから何か学べるなら少し身を任せても良いと思い、魔女退治に付き合う。
いろはのアドバイスを受けて敵と距離を置くほうが良い事に気づくも、仲間を作るより先に自分自身が強くなる必要性にも気づき、一人で生きようとする理由は誰かに利用されず、自分に期待できるよう自分の力で生きれるようになるため、自分が弱いままだと仲間を失うためだと悟った。
そして改めていろはに一人で生きる事を告げ、いろはからは再会を望まれた。
ここまでの話を他の魔法少女にし、以降も自身は多少の改善しかされず仲間は出来なかったものの、ある程度一人で生きられるようになったし調整屋を始めとする戦友が増えたので無理に仲間を作る必要は無くなった事を告げ、その魔法少女にも今の自分のようになれると言った瞬間黒江の魔力を感じ、いろはと黒江との再会を願った。
「また会えたら嬉しいです」
イベントストーリー
調整屋としての活動拠点を宝崎市に移したピュエラケアと出会う。
リヴィア&ヨヅルから魔女について尋ねられ、月出里から調整屋の宣伝をされるもいずれも「一人で生きていくから」と突っぱねる。
実は過去に月出里と面識があり、ソウルジェムが濁っているのに肉焼きの魔女に挑もうとしたところ月出里に固有魔法をかけられ、以降黒江との再会の期待材料として魔女を守ってきた。(魔女を守らないといけないと思っていた理由は本人も真相が明かされるまで理由はわからずにいた。)
その際魔女を守りながら他の魔法少女や一般人にも被害が出ないようにしており、皮肉にも魔法少女としての実力が身についていた。
真相に気づいた月出里によって姿を現し、彼女に魔法を解かれたことで魔女を守る心理的な枷もなくなり鍛えられた実力を発揮して魔女を一撃で倒した。
後日唯一客として調整屋を訪れ、月出里の魔法を「苦手な事に立ち向かわせ、自身の可能性に気づかせてくれる素敵な魔法」と評価し、月出里から調整を受け、彼女の名前を聞き、自身の名前も明かす。
以前黒江に助けてもらった事に感謝を告げるべく彼女を探し、百江なぎさが原因で大量発生したお菓子の魔女に苦戦する黒江に加勢する形で黒江と再会。
犯罪に手を染めてしまったジョンという男性がユゥに命を狙われている事を知り、何とか救おうとするもジョンはユゥに殺害されてしまった。
その後なぎさと共に黒江が連れて行かれたというシィの拠点に駆けつけたが、黒江は自身のドッペルが暴走し、くろも巻き込まれてしまう。
自己嫌悪に陥る黒江を説得し、共に脱出を望むも悪戦苦闘。その時いろはがくろの身体を借り、黒江と共闘した事で難を逃れた。
ユゥとシィの件はなぎさから「二人は失踪したので、なぎさが責任を持って管理する」と言われ、
「魔法少女はまず自分の為に生きるものなので、他者の事は心に余裕がある人に任せるべき。あまり人助けに躍起にならず、ちょっとチーズを分けるぐらいが丁度良い」と諭された。
関連イラスト
関連タグ
環いろは…上記の魔法少女ストーリーにて魔法少女衣装が似ているので誤解される