概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。ハチとサソリを合体させたようなモンスター。序盤で登場するモンスターで、仲間を呼んでくることもあるがそれ程強くはない。
さそりと名前に入っているが、別に毒は持っていないことに関してはコンプレックスを抱いているようだ。
初登場時は体色は赤と緑だったが、後に登場した際は黄色と青に変更されている。
さそりばち系のモンスター
通常モンスター
魔物の手により殺人バチに進化したさそりばちの上位種。尻尾にそなわっている毒は相手をマヒさせる効果があり、攻撃された相手をマヒ状態にさせることがある。
『ドラゴンクエストⅩ』では「アサシンアタック」も使ってくる。紅蓮のクイーンビーに呼ばれて現れる種類はステータスが高いだけでなく、約100ダメージを与えながら猛毒状態になることがある「どく刺し」や自分の命と引き換えに約100ダメージ与える上に即死させる効果がある「蜂の一刺し」を使ってくる。ミツバチが針を刺すと同時に死んでしまうことが由来だろう。
エピステーサ丘陵ではこのキラービーたちが作ったと思われる巨大ハチの巣「ハニーレイク」があり、おいしそうな蜜が池のように溜まっている。
ルッチーら遊びクラブの面々がここの蜜を温めてケーキパーティを開いたこともあった。
実際に同名のハチが存在し、アフリカナイズドミツバチの別名がそれ。攻撃性や殺傷能力が高いことで知られている。
- ハンターフライ
「ギラ」が使えるようになったさそりばち系の上位種。MPがある限り「ギラ」を唱え続けてくるというワンパターンな戦法をとる。ステータスもそんなに高くはないが、炎系の呪文はあまり効かない。
『ドラゴンクエストⅩ』では「バギ」や「ピオリム」を使いこなしマヒ攻撃もしかけてくる。
- ローヤルさそりばち
『ドラゴンクエストⅩ』のVer.6.1で追加されたさそりばちの転生モンスター。黄色と黒の体色で、脚と尾が丸くなっている。転生モンスターの中では最弱。
ローヤルとは、実際に蜜蜂が女王候補の幼虫に与える特殊な物質「ローヤルゼリー」からだろう。
- たちきりバチ
『ドラゴンクエストⅩ』の2024年の季節イベントにのみ登場した亜種。
通常のたちきりバチの他、上位種に「たちきりブラザー」「たちきりエリート」「メタルたちきりバチ」「鬼たちきりバチ」「女王たちきりバチ」が存在する。
プレイヤー側は通常の戦闘ではなく、特殊な毒矢を持って駆除にあたるシューティングゲーム方式である。
屈強なオーガをも瀕死状態にするほどの強力な毒をもつ蜜蜂らしいが、主人公は3回刺されてはじめて麻痺症状が出る(なお実在の蜂毒アレルギーは2回目にアナフィラキシーショックを起こす可能性が高い)。
ボスモンスター
- 紅蓮のクイーンビー
「聖炎の解放者」に登場するボスで、「業炎の聖塔」で鎖を守る3匹の守護者の内の一匹。キラービー達の女王である。
通常攻撃以外に「どく刺し」でダメージを与えつつ猛毒状態にしてきたり、毒になったキャラに対して「タナトスアタック」で大ダメージを与えてくる。他にも「いてつくはどう」を使ってきたりキラービーを4匹いっぺんに呼んでくる。