概要
ドラゴンクエストⅩの遊び人職業クエストに登場するウェディの青年。
身に着けているパーティーサングラスのような眼鏡は専用グラフィックとなっておりプレイヤー側は入手不可。
「遊びクラブ」というサークルのリーダーを務めており、「人々に遊びの楽しさを伝えたい」という彼なりの信念をもって全力で遊び人をやっている。
しかし、お堅い職業のペアレンツからは理解が得られず「定職につけ」と度々圧をかけられており家族仲は険悪。
DQ10における遊び人は絶景スポットでイタ映え(※イタ=まちかど掲示板のこと)写真を狙ったり、蜂蜜風呂でケーキパーティーを開いたりと現実でいうYouTuberのような活動をしており、掲示板に掲載された写真へのおひねりを活動資金にしている模様。
どうやら少年少女たちの将来なりたい職業ランキングで3位になったらしい。
一方で戦闘ではプレイヤーの意思に反したきまぐれ行動を取るなど、従来のDQの遊び人のイメージを踏襲しつつ現代風にアレンジされたものとなっている。
ちなみに、彼に最初に話しかけた際に「遊び人という職業は昔からあったが役立たずなので最近では忘れられていた」といった旨の台詞を言う。
これは、ドラゴンクエストシリーズの遊び人が、『Ⅲ』や『Ⅵ』では存在していたものの『Ⅶ』以降は削除されていた…というメタ発言にもなっている。
関連キャラクター
遊びクラブのメンバー
いつからか遊びクラブにいた謎のロボット。ずっと昔から遊び人をやっているためパイセンと呼ばれている。
写真を取り込んでまちかど掲示板にアップする機能を持っている。
しかしその正体は…。
ゴランゾ
オガ男。屈強なオーガに似合わず陽気なチャラ男だが、労魔デスワークの仕業で労働に目覚め、グレン城の武器鍛冶ギルドで働き始める。
ピンキー
大きなリボンと口紅をつけたコギャルプク子。似たようなキャラクターとして魔窟アラモンドに登場するピコがいる。
次々とデスワークの力で人が変わり始めるメンバーに影響されて遊び人をやめたいと言い始めてしまう。
その他
ミヤビ
ルッチーの友人の遊び人エル子。
イタ映え女王の異名をもつインフルエンサーであったが、労魔デスワークの仕業で労働に目覚め、故郷のツスクルの村で農作業に精を出し始める。
デスワーク事件が解決した後は遊び人と農業を兼業でやるようになった。
ウィーブ
ルッチーの友人のモヒカンヘアーの人間男性。
離島にある「遊びハウス」への船を出してくれる。
トーチル、カーネラ
ルッチーの両親。ドルワーム王国の賢者であり、いい歳して遊び惚けている息子に度々説教をしている。
しかしかつては揃って伝説と称されるほどの遊び人であり、バナナの皮を踏んで転んだ時のショックで悟りを開き、以降賢者に転職した。
「遊び人が悟りを開いて賢者になる」という設定は『ドラゴンクエストⅢ』を意識している。
遊び人の装いで登場した際の決めポーズも『Ⅲ』の遊び人の公式イラストを意識したものになっている。
名前の由来はそのまんま「父ちゃん」と「母ちゃん」。