概要
「せらーどトリオ」は、『けものフレンズ』におけるタテガミオオカミ、オオアリクイ、およびアリツカゲラのトリオである。
セラードとはブラジル中央部のサバンナ気候地域にみられる植生の事をいい
タグ名も、彼女達三人の元動物がその一帯に生息している事に由来する。
余談
セラードの名前の由来はポルトガル語で『閉ざされた』を意味する。アリツカゲラは大きな木がないセラードでは、蟻塚は貴重な子育ての場所になり、天災にも耐えられる強度を備えていて、頑丈な蟻塚のおかげで、巣の中にいる雛も炎から守ってくれる。一方オオアリクイは蟻やシロアリを主食としており、大きな爪で蟻塚を叩き崩して、中にいるシロアリを60㎝になにもある長い舌で一気に絡めて食べる。因みに1つの蟻塚で2分程度食べては、次の蟻塚へ移動することを繰り返し、1日に約3万匹ものシロアリを食べる。そしてタテガミオオカミはオオカミと名前が付くにもかかわらず、実はキツネに近い仲間である。雑食で、特にロベイラという果実を好んで食べる。ロベイラの実はとても苦く、他の動物は食べない(因みにパイナップルとグアバを足したような味らしい)。しかしその実には、タテガミオオカミの腎臓の中にいる寄生虫を殺す成分が含まれている。その実を食べなければタテガミオオカミは長くは生きられないと考えれている。タテガミオオカミは排泄を蟻塚のような地面よりも高い場所する習性がある。その糞の中にはロベイラの種が含まれていて、ハキリアリという蟻がその種を地下の巣へ持ち運び、キノコ園の小さなキノコの栄養にする。そこから発芽する。よく手入れされたキノコ園に運ばれた種から発芽したロベイラは、栄養が十分に行き渡り、乾燥したセラードでも1年中実を付ける。
…っと、「しぜんのちからってすげー!」