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ちよだ

ちよだ

海上自衛隊の潜水艦救難艦。2代存在する。
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幕末から続く艦名を受け継ぐ

ASR-404「ちよだ」は、三井造船玉野事業所で建造され、2016年10月17日に進水した海上自衛隊の潜水艦救難艦。
艦名は江戸城の旧名でもある千代田城に由来しており、さらにこの艦名は幕末期に江戸幕府が建造した旧日本海軍の木造砲艦「千代田」(竣工時の名は「千代田形」)から150年以上続くもので、本艦が5代目となる。

本艦は既存のASR-403「ちはや」(4代目)の拡張型となる5600トン級潜水艦救難艦で、現在運用中の潜水艦救難母艦・4代目「ちよだ」の老朽化が目立ってきたこともあり、同艦の置き換えのため建造された。被代替艦と同じ艦名をつけられたケースはほかにも、砕氷艦「しらせ」及び敷設艦「むろと」の例がある。
本艦は4代目「ちよだ」とは異なり、「ちはや」で初めて採用された、遠隔操作可能な無人探査機(ROV)を追加装備し、また深海救難艇(DSRV)も「ちはや」のものより収容人数が増している。

就役時期は2018年を予定し、定係港は未定だが現時点では横須賀が濃厚。

潜水母艦の4代目(現役)

AS-405「ちよだ」(4代目)もまた三井造船玉野事業所で建造され、1985年3月27日に竣工・就役した。
それまでの3代目「ちはや」や「ふしみ」といった救難艦が備えていたレスキュー・チェンバーに代わり、自動発進・収容はできないものの深海救難艇(DSRV)を初めて搭載した艦であり、救難用の設備のほか、艦内には再圧室があり飽和潜水作業の支援も行うようになった。さらに潜水艦向けとして、魚雷や糧食・燃料などの物資を補給する潜水母艦の機能も有しており、潜水艦1隻分の乗組員(約80人)の休養・宿泊施設も備えている点が特徴である。
現在の所属は第2潜水隊群直轄で、横須賀基地を定係港に持つが、すでに艦齢30年を超えていることもあり、新たな潜水艦救難艦である前述のASR-404「ちよだ」(5代目)に代替されることになった。

余談

旧日本海軍では、漢字の「千代田」を名乗る軍艦は3代存在した。

  • 初代は、前述した海軍黎明期の木造砲艦。
  • 2代目は、日清・日露戦争に参戦した装甲巡洋艦。艦名の由来は4・5代目と同じく江戸城。
  • 3代目はアジア太平洋戦争期の軽空母(設計時は水上機母艦)である。こちらの艦名は2代目とは異なり瑞祥名詞から。
旧海軍~海自を通じ、5代目を襲名するのはこの「ちよだ」が初のケースとなった。

自衛艦これ千代田

150年の伝統を背負って


このイラストで装備しているのは5代目の艤装。

関連項目

千代田(艦隊これくしょん):モチーフ元は3代目の軽空母千代田。
むらさめ型護衛艦(新):「ちよだ」ほどではないが、当代が4代目となる艦が7隻を占める(例外は当代が2代目の「さみだれ」と、旧海軍に同名艦のない「きりさめ」だけ)。

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