概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTCカラー作品集5巻収録「とうめいペンキ」。
このペンキを塗った物は何でも透明になる。自分の身体に塗れば透明人間として行動出来るようになる。また、この道具は「かたづけラッカー」等とは違い、透明化の効き目が時間経過で切れてしまう描写はない。
ただし、この道具はあくまでも姿を見えなくするだけなので、音は消し去ることが出来ない。TCプラス6巻収録「にっくきあいつ」では、この道具を使用して透明になったのび太がしずかの部屋に上がり込み、彼が「キーッ!」と叫んだ際、しずかはのび太の声に反応している。
それだけでなく大長編版『ねじ巻き都市冒険記』でも、この道具を使用して透明になったジャイアンがマイクで歌った際、傍にいたピーブと鬼五郎は彼の歌声が至近距離で聞こえたことで気絶してしまっている。
ペンキは水性の為、タオル等で拭き取れば簡単に落とすことが出来る。水で洗い流すことも可能だが、上記の大長編版『ねじ巻き都市冒険記』では、この道具を使用して透明になったドラえもん達が川に落ちてしまい、ペンキが水で流れ落ちて透明化が解けてしまった。
また、大全集15巻収録「とうめいボディガードプラモ」では、スプレー缶型のとうめいペンキが登場する。こちらは「とうめいボディガードプラモ」の付属品であり、プラモを透明にする為に使われた。