概要
『スーパーマリオ64』に登場するマリオの変身のひとつ。
赤ブロックに入っているはねぼうしを取ると変身でき、帽子の両脇に羽がついているため飛ぶことができる。ただし制限時間がある上に操作性もかなりクセが強く、相当慣れないと使いこなすのは難しい。
しかも時間経過で変身解除されるのに特に合図のようなものはなく、プレイヤーが自分で変身していられる時間を覚え、カウントする事になる。
またゲーム序盤のうちは使えず、番外ステージの一つ『はばたけ!はねスイッチへ』の中にあるスイッチを押す必要があるので注意。
アクション
三段ジャンプもしくは赤ボムの大砲で大空に飛び上がり自由自在に飛びまわれる、いわば飛行専門の姿。
本作はマリオシリーズ初の3Dゲームということもあり、3Dスティックを引いて上昇・奥に倒して下降と飛行機ゲームに近い操作方法となっている。
ちなみにマリオゲームの空中アクションの中でもかなり扱いが難しい部類に入る。上昇はするのだが、上る高度は微々たる具合。飛行というよりも滑空に近い。
そのため、高高度まで跳ぼうとすると大砲じゃないと厳しい。
また、急下降すると今度は勢いがつきすぎて、テンションの高い声と裏腹に一瞬制御が効かなくなるほどの反動で滑空することになる。
着地も勢いがつきすぎて狙った場所で止まれないので練習は必須。ヒップドロップを活用するといいだろう。
なお、通常ジャンプ時にボタンを押しっぱなしにすることで、落下速度を抑えられる効果もこっそり実装されており、これを活用すると高い場所から無策で飛び降りても落下ダメージを受けない。
ちなみに上昇し続けようとすると失速して墜落する動きは、現実の飛行機と同じである。
スーパーマリオ64DS
ぼうしによる変身が廃止されたため、専用アイテムの「羽根」で変身できるようになる。
ちなみに、残りのぼうしによる変身は他のキャラに振り分けられている。(スケスケマリオはルイージ(とうめいルイージ)に、メタルマリオはワリオ(メタルワリオ)に、ヨッシーは独自の火炎放射能力を得ることができる)。
ハードが変わったので、対応コマンドは十字キー下で上昇、上で下降になっている。左右はまんま方向転換用。扱いづらいアクションは相変わらず。
羽根/パワーフラワーの出る赤いブロックを解禁するステージは原作と同様だが、タイトルが「びっくり!ハテナスイッチ」に変更されている。また、マリオを解禁するにはスターを8つ集め、ピーチ姫の部屋の絵の中にいるクリキングを倒す必要がある。
関連タグ
しっぽマリオ・マントマリオ・プロペラマリオ:飛行能力を得る形態。マントマリオは変身アイテムが羽根という共通点も。
バニーマリオ:『スーパーマリオランド2 6つの金貨』に登場する類似形態。はねマリオとは違って飛行能力は無いが、ホバリングすることはできる。