概要
舞風の実装から1年間以上は舞風の図鑑説明等の一部の台詞や公式4コマでしか関係が示唆されていなかった野分であったが、発動!渾作戦でついに実装され、このカップリングが実現した。
史実においてアメリカ軍の猛攻によって悲しい別れを遂げた舞風と野分が艦隊これくしょんにおいて再会することができたため、これからはずっと一緒にいて欲しいと言う想いの込められたイラストが多く見られる。
なお、舞風は中盤海域のドロップ(最速3-3-1)のみ、野分は4-5のボスドロップのみと入手難度はやや高いため、この二人を所持している提督は再び二人を引き離さないように細心の注意を払ってあげたい。
が、舞風もそれなりにドロップが大変なため、うっかり先に野分が来てしまう提督もいるとか…
2015年2月15日から開始されたイベント『迎撃!トラック泊地強襲』のE-4では二人併せて出撃させるとボス到達が楽なルートを固定可能という、史実反映ルートが実装された。
ちなみに、史実ではこの戦いで舞風が沈んでいるため、ある意味トラウマ払拭ルートとも言える。
ついでに、このイベントは那珂と阿賀野にとっても因縁深い。(→軽巡棲鬼)
メディアミックスでは
公式4コマでは舞風初登場回が舞風が行方不明の野分を探すために野分と最後に会ったとされる筑摩を訪ねる(史実では野分が筑摩の救助を行っていたため)というものになっており、藁にもすがる思いで筑摩を訪ねたであろう舞風に待っていたのは、筑摩もまた野分に助けられた事を最後に彼女の行方がわからない(史実で野分は筑摩を救助した後に攻撃を受けて筑摩の乗員諸共沈没してしまった)という過酷な現実であった(…と、筑摩は説明したものの、作者である桃井涼太氏はアンソロジーで「自分が沈んだ際に野分が乗員を引き取ってくれたが沈んだ」事を大和に語る筑摩を描いており、同じ世界線なら筑摩は舞風のために敢えて知らないふりを通した可能性もある)。
オチは猫にお祈りをして野分との再会を願うというものだったが、この件はかなり堪えたようで、その後も舞風は掛け軸に「野分ちゃんが見つかりますように」と書いたりしている。
その後、野分初登場回で無事二人は(割と残念な)再会を果たし、以後は二人仲良く一緒にいる様子が描かれている。
鶴翼の絆では、AL作戦/MI作戦を終え戦いの恐怖を乗り越えた舞風の前に野分が現れる場面で4巻が締めくくられている。この時野分は相手が舞風である事を知らなかったため、「この深海棲艦との戦いでは、ずっと傍にいてあげたいんです」と舞風について正直な気持ちを告白している。
続く5巻では前述のイベント『迎撃!トラック泊地強襲』が物語の元になっている事もあり、2人は那珂と共に出撃し共闘している。
止まり木の鎮守府では、他の作品と異なり互いを思うが故にすれ違う様が描かれた。舞風を守りたいと願う野分に対し、舞風はまた離れ離れになる事を恐れて距離を置いていたが、最終的に鈴谷の計らいもあって無事に互いの思いを打ち明ける事ができた。
海色のアルトサックスでは野分がバンド活動へと身を投じるきっかけを舞風が作っており、他者から真面目キャラと見られている事に思い悩んでいた野分に「のわっちのイイトコたくさん知ってもらえるとイイね」と後押ししている。
関連イラスト
無事に再会できてよかったね舞風
無邪気な舞風に野分が振り回される様子を描いたものもある。