ますむらひろし

ますむらひろし

日本の漫画家。猫を主人公としたファンタジー漫画が多い。

概要

本名：増村博（1952年10月23日～）

日本の漫画家。

バンドデシネ的な作風で、擬人化された猫が重要な役回りを演じるファンタジー漫画が多い。

代表作は『アタゴオル物語』、『宮沢賢治童話集』など。

来歴

1952年10月23日、米沢市（山形県）に誕生。

1971年、高校を卒業し上京。東京デザイナー学院に入学。

1973年、『霧にむせぶ夜』が第5回手塚賞に準入選。「週刊少年ジャンプ」（集英社）に掲載されデビュー。その後は主に「ガロ」（青林堂）で作品を発表。

1975年、青林堂の社員となる。「ガロ」で架空の土地・アタゴオルを舞台とした『ヨネザアド物語』を連載。

1976年、アタゴオル物語・シリーズは「マンガ少年」（朝日ソノラマ）に移り、『ますむらひろしのファンタジー・ゾーン』を連載。その後、掲載雑誌を移りながら現在も描き続けている。

1983年、猫を主人公に宮沢賢治の童話『風の又三郎』、『グスコーブドリの伝記』、『銀河鉄道の夜』を漫画化。

1985年、劇場アニメ『銀河鉄道の夜』（日本ヘラルド映画）が公開。

1997年、『アタゴオル玉手箱』で第26回日本漫画家協会賞大賞を受賞。

1999年、「月刊コミックフラッパー」（メディアファクトリー）で『アタゴオルは猫の森』を連載。

2001年、宮沢賢治学会より第11回「イーハトーブ賞」が贈られた。

2006年、『アタゴオルは猫の森』が角川ヘラルド映画で劇場アニメ化。

関連タグ

漫画家　アタゴオル　銀河鉄道の夜　宮沢賢治