概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。紫色で巨大なコウモリの悪魔で、馬みたいな顔をしている。オオコウモリの一種であるウマヅラコウモリがモデルであるとみられる。
『ドラゴンクエストⅧ』では、「夜の帝王」と表記されている。たいていの作品では夜にしか登場しない。
「あまいいき」を吐いて相手全体を眠らせてくる。『ドラゴンクエストⅣ』では、「ふしぎなきり」を吐いてくることもある。この効果は敵味方関係なく誰も呪文が使えなくなってしまう。
『ドラゴンクエストⅧ』では、ヒップアタックを使ってくるが、ただの強化攻撃なので心配はいらない。
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』の対戦では特性「ねむりブレイク大」を活かして眠り撒きサポーターとして活躍。
よるのていおう系のモンスター
通常モンスター
- ジャイアントバット
青い大コウモリ。「ラリホー」を唱えてくる。痛恨の一撃を出してきたり、爪でひっかいて攻撃して相手を眠らせる「眠り攻撃」をしてくることもある。
『ドラゴンクエストⅧ』では登場が早い影響からかステータスが低くなり、「つうこんのいちげき」と「眠り攻撃」も使わなくなり、代わりにヒップアタックを使用するようになった。
マイナーなモンスターだが、地味なところでは『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』でも登場している。
- ひぐれバット
夕方に活動する黄色いコウモリの魔物。
夕日を眺め黄昏れることもあり、哀愁を誘うこともある。
ボスモンスター
- 術者ダライアス
「オマエなど最早同士ではない、ここで死ね。」
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』に登場するヘルバトラーの配下の術師。主の弱点である「聖煌剣の日」の光を封じるべく儀式を行い、「鋼鉄砦の魔界」に常闇を齎していた。担当声優は河合みのる。
かつてはパーシヴァルの良き友人だったが、彼が主を倒そうと考えていることに失望し、迎え討とうとホークマン2体と共に襲いかかったが、協力者であるピサロに敗れ致命傷を負う。
せめてパーシヴァルだけでも道連れにせんと魔法を繰り出すが、ピサロに庇われてしまい力尽きた。
そして鋼鉄砦の魔界には陽の光が戻り、パーシヴァルは自身をかばったピサロに新たに忠誠を誓うこととなる。
余談
『ドラゴンクエストⅪ』の冒険の書の世界「トロデーン城」には「ひるのていおう」というモンスターがいるが、こいつはデビルウィザードと同グラフィックのモンスターなので全然関係ない。そもそも『ドラゴンクエストⅪ』にはよるのていおう自体が登場しないが。
関連タグ
きゅうけつこうもり:同じく『ドラゴンクエストⅣ』に登場したコウモリのモンスター。
但し、こちらは色違いが1体(バンプドック)しかいない上に他のシリーズに再登場していない。