概要
りなミアとは、スクールアイドル同好会の天王寺璃奈とミア・テイラーのカップリングである。
年齢的には璃奈の方が年上であるがミアが飛び級をしている為、学年はミアの方が上という不思議な組み合わせである。
2人の関係性について
スクスタでもアニメでも、璃奈がミアの心の奥底に眠っていた歌いたいという気持ちを引き出してスクールアイドルの道に導いている。そして、媒体関係なく最終的には同好会の中でミアは璃奈にのみ激甘でかなり懐いてる。
スクスタのストーリーにおいて
スクスタ21章のラストの桜坂しずくのライブに衝撃を受け、22章でミアはスランプに陥る。そして、ミアの音楽(特に歌手)の名門ともいえるテイラー家に生まれたからには、テイラー家の泥を塗るわけにはいかないと作曲に没頭するも満足がいく曲ができていなかった。
一方の璃奈は、ミアの曲を好きでなんだか心が暖かくなるとミアに興味を示す発言をする。
そして、2人は偶然誰もいない学校で出会うことになる。ちょうど学校に用事があった璃奈は、作曲漬けで何も食べてなくて空腹で倒れているミアを見つけ介抱する。そして、ハンバーガーショップで空腹のミアにハンバーガーをご馳走してその際にお互いハンバーガーが好きという共通点を見つける。その時に璃奈は、ミアにたいして、直接自分がミアの曲が好きと伝える。
その後も中々満足のいく曲を作ることが出来なくなったミアは、「『楽しい』なんて悠長な考え」「曲を作れない自分に価値はない」という自分のトラウマからくる強迫的な考えに追い詰められ一時的に失踪する。
それを心配した朝香果林と宮下愛と三船栞子は、同好会メンバーに捜索をお願いし、同好会メンバーは、それを引き受ける。しかし、総動員しても中々ミアは見つからなかった。
その時、璃奈が自分がミアならどうするか、多分自分と同じ一人になれる場所にいくという行動をとるのではないかと思い、講堂を見に行くとそこにミアがいたのであった。
講堂でミアと璃奈は、会話し、互いの共通点を見つけ、璃奈はミアに友達になろうと優しく声をかけミアはそれを受け入れる。
そして、璃奈は、ミアの音楽(特に歌手)の名門ともいえるテイラー家に生まれ、かつては純粋に家族と共に音楽を楽しんでいたものの、ある日ステージ上で緊張から歌えなくなったことにより「名家に泥を塗った」として歌うことから作曲へと逃げていった過去とミアの抱える深い悩みに共感し、璃奈がミアの曲も好きで彼女の歌を聞いてみたいと話し、ミアの経緯を聞いたのちに彼女の背中を後押しする。そして、璃奈の優しさにミアは涙を流して自分の過去と悩みから解放された。
璃奈の提案でそして、スクールアイドル同好会のゲリラライブのスペシャルゲストとして、歌うことになり、『I'm_still...』を披露し、スクールアイドルとして、再び自分の為に、みんなの為に、自分の歌を歌う決意をした。
その後もミアと璃奈は更に親交を深め、新しい共通点を探しては、仲良く笑い合う関係になっていったのでした。
テレビアニメにて
ミアは2期からの登場。
ミアが、はんぺんを可愛がろうとしているのを見て、璃奈がはんぺんの喜ぶことを教えてあげたことで少し親しくなる。
5校合同文化祭✕第2回スクールアイドルフェスティバルに興味を示さないミアに対して、ハンバーガー好きと知った璃奈、中須かすみ、桜坂しずくの1年生3人が、文化祭の出し物のハンバーガー店へ連れ出し一緒に食べている。「一緒に食べた方がおいしくなる」「そんなものなのかな…?」
9話がミア(とランジュ)加入回。帰国を決意するランジュに対し、新曲を作って引き留めようとするミアが「ランジュに辞められたら困るんだよ」と発言したのを気にする璃奈。
完成した新曲を聴かせるが、ランジュは受け入れず、憤りながら立ち去ったミアを追いかける璃奈。
ミアは手すりを叩いたり荒れ放題、その勢いで思わず璃奈の手を弾いてしまう。
そこで我に返って黙り込んだミア。
璃奈はミアの手を取り、「手、痛くない?赤くなってる」と逆にミアを心配する。
「ごめん…熱くなっちゃって」
「そういう時もある…そういう時は…食べよう」
と2人でハンバーガーを食べる。
食べて落ち着いたミアは璃奈に想いを打ち明ける。
あの曲に賭けていた。ランジュが歌えばミアの曲をより多くの人に届けられる。ランジュがパートナーならやっと結果が残せると思っていた。
どうして結果が必要なのか、そこまで苦しんでまで結果が欲しいのかを問う璃奈に、ミアは「必要だよ!ボクはミア・テイラーなんだから、音楽で認められなきゃ価値はない」と話す。「ミアちゃんはミアちゃんだよ、価値がないなんてことはない」と璃奈。
それでもミアは「ボクにはもう曲を作るしかない、テイラー家の娘として」。として、スクスタ版と同様の幼少期に植え付けられたトラウマを打ち明け、改めて価値はないと嘆くミア。
「でも、ミアちゃんは今ここにいるよね。ここはミアちゃんの居場所にならない?わたし、ミアちゃんの歌聞きたい」
否定しようとするミアに璃奈が続ける「ミア・テイラーじゃなくて、ミアちゃんの歌が聞きたいな。歌が好きならその気持ちを無かったことにしないで欲しい。ミアちゃんにもっと楽しんで欲しい。ここならきっとミアちゃんが望むものを叶えられる」と言いながら手を差し伸べる。
ミアは「歌いたい、歌いたいんだ」と言って璃奈の手を取る。
璃奈は更に「夢を叶えるのがスクールアイドルだよ」。
「ここがボクが辿り着きたかった場所なのかな?」
考えを改めたミアは、璃奈に感謝を述べた後、新曲の作り直しに取り掛かる。
作り直した曲はランジュのものではなく、ミア自身の曲『stars we chase』を披露した上で、栞子や同好会とともにランジュの帰国を止めさせ、3人で手を握り同好会のスクールアイドルとしてスタートを切った。
11話アバンパートでは「スクールアイドル部」昇格の一件で「公式大会」についてミアがメンバーに聞いた際に璃奈が「出場、したかったの?」と問うが、「別に…ボクは歌えればそれでいい」と返している。
そのあとの別シーンで、別々の場所にいたメンバーに果林からのメッセージを受け取った際に(璃奈とミアは愛と共にテレポートブリッジにいた)、璃奈がミアの手を引っ張って海浜公園に向かっている。
13話のファーストライブでは璃奈が5番目、ミアが6番目の出番となっていたが、開始直前で璃奈の璃奈ちゃんボードに不具合が生じ、ボードのセッティングをする璃奈を愛と共に見守っていたミアだが、「直らない…」と焦る璃奈を見て「ボクが…先に…行こうか?」と順番の変更を申し出る。しかし当のミアは前述の幼少期の一件がありステージに立つのはこれが初めてで、開始直前から極度の緊張状態に陥っていたことから、その声には力がなく手も震えを見せるほどで、それを察した璃奈は「大丈夫、見てて」とボードなしでステージに立ち「テレテレパシー」を歌いきる。その姿を見て緊張が解けたミアも「Toy Doll」を熱唱。歌いながら「すごいよ…璃奈もすごい、ファンもすごい、スクールアイドルって…最高だ!」と心の中で呟く。
生放送について
加筆お願いいたします。