概要
リチャード・マシスン作の小説「地球最後の男」(原題:I Am Legend)を原作としている。
世界中の人間のほぼ全てが死亡し、ニューヨークでただ1人の生き残りである主人公「ロバート・ネビル」が愛犬の「サム」とともに、襲い来る「ダーク・シーカー」たちから身を守り何とかして治療法を見つけ出そうとする物語。
ダーク・シーカーは厳密にはゾンビとは違うが、分類の際にはゾンビ映画として扱われることもある。
2種類のエンディング
最初の完成時、終盤の展開は原作のラストに近いものだったが、試写会での評判が芳しくなかった。
- ネタバレになるため詳細は書かないが、やや暗く重たい、考えさせられる展開であった。
そのため、良くも悪くも「映画っぽい」ラストに急ぎ作り直され、それから劇場公開された。
ただ、急ぎの変更であったため回収されていない伏線が発生してしまっているなど難点があり、変更前の展開にも一定の支持があったことから、一部のDVDなどには映像特典として変更前の映像が収録された。