概要
アキハバラキングダムの王者「マスターキング」が使用するLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。
金ピカボディにビームウイングも金色と、全体的に派手な姿をしており、その機体名も相まって、作中では「太陽神」と称されている。
同じくビームウイングを搭載しているルシファーとは異なり、ビームウイングそのものに浮遊機能が備わっており、自由に空を飛べる訳では無いものの、作中では足場の悪い氷上地帯への対策に活かされていた(ただし、公言されているのはアニメ版のみ)。
基本装備は、これまた派手な黄金の大剣「ヒーローソード」。
必殺ファンクションは、斬撃の残像しか残らない程のスピードで相手を切り刻む光速剣技「神速剣」。
非常に高い威力を誇り、並のLBXはおろか、アニメ版ではハカイオー絶斗とナイトメアをも同時にブレイクオーバーさせていた。
しかし、使用後僅かに動けなくなるという欠点を抱えており、仙道ダイキの攻撃からその欠点を見抜いたバンに追い込まれ、最終的に撃破される事になる。
その後、長らく再登場の機会は無かったものの、アニメ版『W』のミゼル編にて再登場。
短い出番ではあったが、イカロス・ゼロですら大苦戦を強いられていたベクターの大群を神速剣で一蹴するという、大立ち回りを演じて見せた。
そもそもがハンドメイド品であるので一般流通されていない筈の機体であるが、ゲーム版ではモブとして青バージョンが量産機として登場する。
派生機体
ブラックカイザー
ゲーム版にのみ登場した、無印の各メインキャラクターに割り当てられた専用LBXのひとつであり、仙道ダイキ専用のジョーカー(仙道仕様)カラーのアポロカイザー。
無印では、この機体のパーツを一式揃える事が上記の神速剣の習得条件となっていたが、ショップ追加の条件が「DLCを除くLBXカードのコンプリート」という鬼畜極まりないものとなっており、当時は多くのプレイヤーを絶望させた。
マイナーチェンジ版の『BOOST』『爆ブースト』では、マスターキングを仲間にする事でも神速剣を習得出来る様になった為、神速剣の習得のハードルは大きく下がったものの、同時にLBXカードのラインナップも追加された事から、逆にブラックカイザーの入手難易度は大幅に上昇するという、何とも言えない状態になっている。
『装甲娘』において
旧版、ミゼレムクライシス版の両方に登場していた。
詳細は適合者の個別記事を参照。
余談
名前の由来は、ローマ神話の太陽神「アポロ」+ドイツ語で「皇帝」を表す「カイザー(Kaiser)」から。
アポロは、ギリシャ神話の芸能・芸術の神「アポロン」と混合されており、一般的にはあちらの名前で知られている。
同じく太陽神を名前の由来とするLBXには、他にも劇場版『イナズマイレブンGOVSダンボール戦機W』で登場したヘリオローザが存在しているが、奇しくも両者共に「基本装備が剣一本のみ」「ビームウイングによる浮遊機能を有している」という特徴を持っている。