概要
第49話でのデウスマストとの最終決戦において、レインボーキャリッジの太陽の魔法陣を解放した魔法つかいプリキュアの3人には究極のパワーアップが施された。
例年ならばここで最終フォームにコスチュームが変化するような流れだが、今回はコスチュームは変わらなかった……のだが、代わりになんとキュアフェリーチェが巨大化した。
デウスマストは体長100mを超える巨人であったが、フェリーチェも同サイズになり、そのまま殴り合うというなんともド派手なシーンが展開。
キュアミラクル、キュアマジカルはオーラに身を包んだだけで大きさは変わらなかったが、むしろそのサイズでデウスマストとやりあっているのはもっとすごいと言えるだろう。
3人の力を結集しついにデウスマストを撃退。しかしフェリーチェこと花海ことはは元の姿には戻らなかった。デウスマストの降臨によって混沌に溶けた地球を元の姿に戻すためには誰かが女神マザー・ラパーパの後継者とならなくてはならない。その使命をことはは受け入れるというのだ。
そしてことはは先ほどまでよりもさらに大きい、地球を手に取るほどの超巨大な姿へと変化する。
この姿が『魔法少女まどか☆マギカ』のアルティメットまどかを思わせるものであったため、ファンからつけられた通称が「アルティメットはーちゃん」である。
もちろん公式名称ではないが、一時Twitter上では「アルティメットはーちゃん」が急上昇ワードにまでなったほどであり、『まどマギ』を知る大きいお友達がいかにアルティメットまどかを連想したかも窺い知れるところである。
単に巨大さや外観が類似しているというだけでなく(それだけならプリキュアシリーズにも前例がある)、宇宙の再編に携わる役目や、「何処からでもみんなの事観ていられるから…わたしはみんなとずーっと一緒。繋がってるよ」という台詞も鹿目まどかに通じるものがある。そして魔法界とナシマホウ界の向こう側のそのまた向こう側から、「あまねく生命が笑顔になりますように」と祈りを捧げるという役目は、概念と化したまどかと大きく重なっている。
関連項目
無限シルエット アルティメットみゆき/アルティメットキュアハッピー:プリキュアシリーズにおける巨大形態の先駆者