イザベル(ルパン三世)
るぱんさんせいのいざべる
「その件については、五右ェ門さんに全てをお任せしています」
CV:駒塚由衣
秘密結社スリーメイソンに追われてアラスカで修行中だった石川五ェ門に助けられた美女。
その美しさは五ェ門だけでなく、ルパンも彼女の美貌にときめき(ただ、完全に骨抜きになっていた訳ではなく、盗聴器の存在に気付いていたりと何か裏があるのではないかと予測はしていた)、女性が苦手である次元ですら顔を赤らめた程。
五ェ門にボディーガードになるよう頼み、アラスカからアメリカ各地を回り、グランドキャニオンへと向かう。
その後銭形警部に捕えられたルパン三世を逃がすと、彼らが持っていたダイヤモンドのスーパーエッグを渡すよう取引する。
しかし、シルバーマンの操り人形となった峰不二子に捕まってしまいスリーメイソン本部へと連行されてしまう。
ここから先は重要なネタバレの為、注意
「さあ、ママのキスが欲しくないの?坊や・・・」
その正体は、新型のコンピューターウィルスのニューウィルスの生みの親でもありスリーメイソンのナンバー2。
そして、マイケルの母だった。
ニューウィルスのデータとスーパーエッグ共々行方をくらまして、イザベルとスーパーエッグどちらが欠けていてもニューウィルスが手に入らないとされていた。
実は、ニューウィルスのデータを自己催眠によって隠しておりスーパーエッグを催眠の鍵として深層心理に封印していたのが真相だった。
ナンバー3ことジミー・カンツを上記の言葉で炊き込んで、シルバーマンを謀殺。
スーパーエッグによって自己催眠を発動させ、ニューウィルスを完成させるが、ジミーの裏切りによって致命傷を負う。
ルパンに助けられ、その後程なくしてマイケルと再会。
成長したマイケルに感動し、涙を浮かべてマイケルを抱きしめた。
ニューウィルスは、ルパンとマイケルによって阻止され、ヘリコプターの中で五ェ門に初恋の人である夫(マイケルの父親)に似ていたと告げ、マイケルにキスをして欲しいとお願いし、マイケルとキスを交わして亡くなる。
これまでのルパン三世の長編作品に登場するゲストヒロイン達は皆、生存するのがお決まりだった(1人だけ、途中で負傷してしまっている)が、イザベルはその決まりを破り、最終的には死亡してしまう末路を迎えた最初のゲストヒロインである。
また、子持ちであるゲストヒロインは2024年現在でイザベルのみとなっている。
OVA「ルパンは今も燃えているか?」の冒頭のレースのスコーピオンの構成員に、彼女とマイケルに似た人物が出ている。(このレースでは第2シリーズからテレビスペシャルまでのゲストがいる)
カレン・クオリスキー、桔梗、エレン、ポイズン・ソフィ…イザベルと同じくTVスペシャルのメインヒロインであり、最終的に死亡してしまうキャラ達。
とくに桔梗は、五ェ門との付き合いが長かった。