モンスター娘のお医者さんのイリィ
CV:鈴代紗弓
半人半鳥であるハーピーの少女。スラム街出身の孤児で姓はない。14歳。
意地っ張りで思春期の女の子。スラム街出身の為かやや荒っぽいところがある。
赤い鮮やかな羽根が特徴的で伝説の魔族であるフェニックスの血を引いているらしい。
元はリンド・ヴルムのスラム街暮らしだったが魔族の人身売買組織に誘拐された事件をきっかけにリンド・ヴルムから少し離れたハーピーの里に暮らすようになった。
自身の治療の一件以降はスキュテイアー運送に派遣採用され、リンド・ヴルムで郵便配達の仕事についている。
空を飛んで闘技場の観戦をするのが好き。
ギザ歯が特徴的。
宇宙戦艦ヤマトのイリィ
CV:青木志貴
『宇宙戦艦ヤマト2202』に登場するガミラス人の少女(上記画像内でおんぶされている娘)。
太陽系第十一番惑星に入植した開拓民の娘で、兄のエルダァと両親の4人家族。
2196年8月28日生まれで、初登場時点では(地球時間で)6歳。第十一番惑星生まれの第十一番惑星育ち。
第十一番惑星は元々ガミラスが開拓した星で、地球とガミラスが和平を結んだ後に地球人も入植してきたのだが、特に確執も無く地球人とも仲良くしている。兄の影響で宇宙戦艦ヤマトが大好き。
ガトランティス軍の襲撃で家族を失って天涯孤独の身となってしまい、自身も殺されそうになるが、空間騎兵隊の永倉志織によって助けられ、その後斉藤始や桂木透子と一緒に再び窮地に陥ったところで駆け付けたヤマトに救出される。
特に、透子とはヤマト収容時に都度都度交流し、「お姉ちゃん」と慕っていたらしい。
その後、惑星シュトラバーゼにてガミラス艦に移乗して地球圏へと帰還する。しかし、ガトランティスの蘇生体(死者にナノマシンを投入して無自覚スパイ兼人間爆弾として蘇らせらもの)を警戒されたのか、月面にて隔離されている。その後の動向は不明。
永倉志織・桂木透子・森雪と、わずかな登場期間でいろんな女性に抱かれている姿が見られる。
いたいけな少女ということで視聴者には前作のヒルデ・シュルツを思い起こさせ、ヤマト好きという設定もあって終盤の絶望的な中で「ねぇヤマトは?」と聞いて人々に希望を思い出させる役回りは彼女がやるのではないかと期待する声もあったが、実際は中盤にちらっと再登場しただけでフェードアウトしてしまった。
ちなみに月面は終盤に敵の攻撃で表面を盛大に吹っ飛ばされており、避難した人々の描写はあるものの彼女に関しては不明のまま。
……だったが、続編の『宇宙戦艦ヤマト2205』で無事な姿を見せてくれた。ついでに苗字が「ポジェット」であることも明かされた(元々の苗字なのかそれとも戦後に誰かの養子になりでもしたのかは不明)。
ヤマトを含む第65護衛隊がイスカンダル表敬航海へ発進するのを、そっと手を合わせて見送っていた。
pixiv上では、「成長した彼女がヤマト初のガミラス人クルーになったら」と想像したイラストが複数投下されている。