概要
最もオーソドックスなモードで、通常のレースゲームのようにひたすら走る。
モードは全部で3種、コースは9種(うち1種は隠しコース)。
モード
ゲーム
友達やCPUと対戦する。コンフィグで体力やハンデも設定できる。
対戦時は画面が分割される。
フリーラン
ソロプレイ専用。コースを1周するのにかかる時間を計測する。過去の最速記録は光の軌跡で表示される。
雑魚敵は出ないが、ポーズしても時間の計測は続くので注意。
タイムアタック
ソロプレイ専用。コースを3周するのにかかる時間を計測する。
こちらは雑魚敵が出現するのでコピー能力も使用可能。
コース一覧
「ゲーム」モード限定で過去作BGMが流用された「裏曲」が流れることがある。
「シティトライアル」のスタジアム「シングルレース」はこれらの中からランダムで1コースが選ばれる(1周となっている)。予言もコースによって別物が用意されている。
プランテス
爽やかな草原のコース。予言は「さわやかな草原で走るのは、気持ちいいでしょう…。」。
レールやカーブ、ダッシュ台といった代表的な仕掛けもあるので、基本を学ぶにはうってつけ。
途中のトンネルは上も走れる(上空から風車に体当たりすると入れる)が、そのまま進むと中に落ちる。色が濃い芝生の上を通ると減速してしまうので注意。
全長が最も短いため、ここだけおすすめ周回数は3周と設定されている。
BGM作曲者は酒井省吾氏(後にアニメ版に逆輸入された)、裏曲は『SDX』版「グリーングリーンズ」。
ヴァレリオン
坂道が多い渓谷のコース。予言は「激流のある渓谷は、まだうす暗いようです…。」。
そこかしこに設置されているレールを活用するのがタイム短縮のコツ。
谷底に落ちたり水たまりの上を通るとタイムロスになってしまう。
名物は割れ目から赤い瞳を覗かせた謎の卵。『タッチ!カービィ』のサブゲーム「ペイントパニック」のお題にもなった。
ちなみにデザインを担当したのは後の本シリーズディレクター、熊崎信也氏だったりする。
BGM作曲者は安藤浩和氏、裏曲は『夢の泉の物語』の「森ステージ」。
サンドーラ
狭苦しく入り組んだ砂漠のコース。予言は「砂をまき上げて走るマシンが見えます…。」。
流砂によってマシンが流されやすいので、加速力が高いマシンや小回りが利きやすいマシンほど有利。
元々は海だったらしく、障害物のサンゴは体当たりで壊せる(クリアチェッカーのお題にもなっている)。
BGM作曲者は酒井省吾氏(『あつめて!カービィ』ではセルフアレンジ「よるのさばく」が収録)、裏曲は『SDX』の「格闘王への道」。
コルダ
極寒の雪山のコース。予言は「寒さと氷につつまれたところに行きそうです…。」。
減速しにくい氷の床が張り巡らされており、非常にスリップしやすい。触れるとダメージを受けるレーザーにも注意。
最初に3ルートに分岐する。途中のレール区間にはクジラがいる。
BGM作曲者は酒井省吾氏(こちらもアニメ版でアレンジ。『あつめて!』ではセルフアレンジ「こおりのせかい」、「よるのいせきたんけん」が収録)、裏曲は『夢の泉の物語』の「レインボーリゾート」のアレンジ。
マグヒート
アツアツの溶岩だらけの火山のコース。予言は「火口に飛びこむ予感…。ちょっと暑そうです…。」。
分岐が非常に多く、タイムアタック時にはどこを選ぶかが重要となってくる。道も狭いので混戦になりやすい。
マグマは触れてもダメージにはならない。一方で後半に通る溶岩の池から飛び出す炎の龍は触れると大ダメージになってしまう。
BGM作曲者は酒井省吾氏(後半にはグルメレースのフレーズも。アニメ版の「攻め込め!」と『あつめて!』の「しゃくねつじごく」がアレンジ曲)、裏曲は『SDX』の「戦艦ハルバード:艦内」。
アイルーン
蔦が張り巡らされた幻想的な天空のコース。予言は「大観覧車があるコースが見えます…。」。
道幅が非常に狭く、カーブとレールだらけになっている。
途中の観覧車のゴンドラに乗るかどうかでルートが分岐する。一見すると走行距離が短いのだが、実はゴンドラに乗っている間はタイム縮小ができないので、乗らない方がお得だったりする。
最後のシーソーには乗ることができるが、油断していると谷底に真っ逆さま。
BGM作曲者は池上正氏、裏曲は『SDX』の「初心者の部屋」。
スチールオーガン
不気味で怪しげな工場のコース。予言は「鋼鉄のコースが、てぐすねひいてそうです…。」。
直角カーブやヘアピンカーブが多く、道が狭い。途中には大砲を使う区間もある。
序盤の謎の緑の液体や、終盤の黄色い物体に触れると弾き飛ばされて減速してしまう。
BGM作曲者は石川淳氏(『Wiiデラックス』では「ガンガンブラスターズ」のレベル3でサンドーラとのメドレー「砂塵のスチールフィールド」(編曲者:下岡優希)が流れる)、裏曲は『SDX』の「戦艦ハルバード:甲板」。
チェックナイト
格子模様の床が特徴的な、昼夜が入れ替わる城のコース。予言は「チェック模様のロングコースが見えてきました…。」。
複雑な道やカーブが多く、全コースの中で最長なため上級者向け。
途中岩を壊すとショートカットルートを通れるが、耐久力はかなり高い。
BGMはアニメ版の「強いぞ星の戦士」(作曲者:宮川彬良)が逆輸入されている。裏曲は「グリーングリーンズ」のアレンジ(編曲者:安藤浩和)。
ギャラックス
煌びやかで壮大な宇宙のコース。予言は「広大な宇宙がなにもかも忘れさせてくれそう…。」。
コースを総計100周以上走る(「シティトライアル」ではスタジアムに10種以上挑戦する)と出現する隠しコースで、雑魚敵が一切出てこない代わりにコース上に配置されたコピールーレットでコピー能力を使うこととなる。
コーナーがヘアピンカーブほどしかなく、ほとんどが直線で構成されている。裏を返せばここのコーナーで差がつきやすい。
BGM作曲者は未だ不明だが、『スターアライズ』では名前繋がり故かサブゲーム「ギャラクティックホームラン王」のBGMとしてアレンジされた(編曲者:小笠原雄太)。裏曲は「夢の泉」のアレンジ(編曲者:安藤浩和)。