ぶっ壊れた人形が! 俺が! 貴様らごときに!!
概要
ストーリーミッション06で主人公(プレイヤー)と共闘する事になる「鋼の決闘士」の異名を持つ傭兵。
プロフィールによれば、過去に起きた三大勢力間の紛争のことごとくに参戦した歴戦の傭兵で、傭兵としての実力にはいささか疑問が残るものの、数多くの戦場でその都度生還を果たしているとの事。
『アーマード・コア』シリーズの常としてキャラクターの全身図等は一切公表されていないが、地を這うような低い声と豪気に満ちた台詞から、いかにもガタイの良さそうな筋肉質の大男であろうことが窺える。
一方で任務に対して常にストイックで、今回のミッション内容から自分達が捨て駒にされた事を悟ったマギーは、後先考えない彼の言動が癇に障ったのか「死にたがりの馬鹿」と扱き下ろしている。
ヴェニデの陣地に侵入したシリウス・エグゼクティヴスの暴走UNACの群れを水際で食い止めるべく主人公と共に雇用されるが、耐久力や継戦能力に劣る軽量ニ脚型ACで怒濤のように押し寄せるUNACを捌くにはやはり無理があったようで、プレイヤーがUNACを2機以上撃破するか一定時間が経過すると、劣勢に陥った彼のACが左腕をもがれた上にブーストチャージで蹴飛ばされて爆散するムービーが挿入され、その挙句マギーには「弾避けもいなくなった」程度にしか認知されず、彼の生存は絶望的となった。
…………かに見えたが、ミッション終了後のレポートではあれだけのUNACに袋叩きにされながらも奇跡的に生存していた事が判明。あなたどこの異能生存体ですか。
元々このミッションは死神部隊による黒い鳥の選別も兼ねており、仮にあの激戦を生き延びたとしても彼らからは常に狙われ続ける運命にあったであろう事は想像に難くない。しかし、考えてみるとこれ程までの不死身っぷりから死神部隊に候補として目を付けられたのもある意味納得ができる。
因みにこの悪運の強さ(あるいは生存能力)は以前よりサインズの目に留まっていたようで、各種性能試験での相手役を特別に斡旋されており、後述のように本作におけるテスト先生の役目も担っている。
乗機「トールハンマー」
パルスマシンガン・ライフル・バトルライフルを搭載した軽量ニ脚型AC。
名前の由来は言わずと知れた北欧神話の雷神トールが所持するハンマーであり、エンブレムもヴァイキングをあしらったものとなっている。
ガレージ内のテストモードでは訓練の相手として選択可能だが、軽量ニ脚の利点である機動力を活かせているとは言いがたい。